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失恋から立ち直るには時間が必要
失恋をすると「立ち直りたい」と思いながらも、なかなか元気になれずに落ち込み続けてしまう場合もあります。
失恋から立ち直るには、どんな人にも「時間」が必要。かかる時間は個人差がありますが、必ず立ち直ることができると信じて、悲観的になりすぎることなく過ごす心がけも大切です。
失恋から立ち直るまでに守りたい7つのルール
失恋から立ち直るまでの期間に、守っておきたいルールを7つ解説します。
♦︎フラれた理由を深く考えない
失恋をしたということは、残酷なようだけれどすでに終わった恋。フラれた理由をあれこれと深く考えても、おそらく正解には辿り着きません。
自分を責めることなく、前向きに進んでいきましょう。過去を振り返ることは、自らを苦しめることにもつながるので、過去は過去! と割り切る心がけをもつと前向きな気持ちになりやすいですよ。
♦︎次の恋愛を焦らない
失恋の傷を癒やすのは、次の恋しかない! と思い込むのはNG。失恋をしてすぐに新しい恋愛を求めても、良い結果にはならないと心得ましょう。
寂しさを埋めるためだけに選んだ相手とは、心が通う恋愛には発展しにくい物です。恋を焦る必要なんて全くないのですから、まずは自分自身を大切にして、心の傷が癒えるまでゆっくりと時間をかけましょう。
♦︎無理に楽しもうとしない
失恋をして心にぽっかりと穴があいたような気持ちになると、つい無理に楽しもうとしてしまうことも。けれど、失恋から立ち直るためには傷ついた自分の気持ちに素直に向き合う時間も必要です。
感情を抑え込むことなく、悲しみや喜びを素直に受け入れていくにつれて、自然と現実を受け入れる心の準備が整ってくるでしょう。
♦︎別れた相手との接触を断つ
失恋後は、どんなにつらくても別れた相手との接触を断ち、しっかりと距離を置くことが重要です。
フラれた直後は、別れたパートナーのことが気になって仕方がない時間もあるかもしれませんが、接触をするほど自分の心も苦しくなる原因に。
物理的な接触だけでなく、SNSなど別れた相手の動向がわかるものからも離れるのが正解です。
♦︎別れた相手との将来を考えない
失恋の直後は「もし復縁ができるなら…」と、将来の可能性について思いを巡らせてしまいがち。
けれど、きちんと立ち直るまでのあいだは別れた相手との将来を考えることを避けましょう。過去に囚われず、別れたパートナーのいない未来も見据えていかなくてはいけません。
♦︎別れた相手の悪口や愚痴はNG
失恋に対して納得がいかないことが多い場合には、別れた相手の悪口や愚痴を言いたくなるものです。けれど、悪口や愚痴を言いそうになっても我慢をして、心の平穏を保ちましょう。
ネガティブな感情を表に出しても、心が癒えることはありません。むしろ別れた相手のことを考える時間が増えるので、立ち直るまでに時間がかかってしまいかねません。
♦︎寂しさを異性で埋めようとしない
失恋後の寂しさを別の異性で埋めようとするのは、絶対にNGです。
立ち直るまでの期間は、自分自身とゆっくり向き合いながら、内面の成長を図りましょう。自分を安売りしてしまうと、自己肯定感を下げる原因にもなりかねません。
失恋から立ち直るまでの期間… よくある3パターン
失恋から立ち直るまでの期間には個人差がありますが、一般的に「このくらいで立ち直った人が多い」とされるパターンも。代表的なものを3パターン解説します。
♦︎付き合った期間と同じだけの期間
失恋から立ち直るまでの期間として、別れた相手と付き合った期間と同じだけかかる人も少なくありません。付き合った期間が長いほど、ふたりの時間にまつわる思い出も多くなるので、気持ちを吹っ切るまでに時間を要しても仕方ないでしょう。
長期にわたって交際をしていた相手と別れた失恋なら、無理に立ち直ろうとせず、じっくり時間をかけて前を向いていきましょう♡
♦︎1週間から1ヶ月と短い期間
失恋から立ち直るまでの期間が、1週間から1ヶ月と比較的短い場合もあります。交際期間が短かった相手との別れや、そこまで好きではなかったパートナーとの短期交際後のお別れだと、フラれた事実に対して一時的な悲しみやショックを感じたあとに、早く立ち直ってしまう場合も少なくないでしょう。
♦︎何年もズルズルと引きずってしまう
失恋から立ち直るまでの期間が、自分でも想像しなかったほど長期にわたる場合もあります。
特に深い愛情や関係の終了に対するトラウマができてしまった場合には、心が回復するまでに時間がかかる場合も少なくありません。
無理に別れた相手を忘れようとするほど苦しくなってくることもあるため、立ち直るまでに予想外に時間がかかったときには、自分の想いを素直に受け止め、自己成長や癒やしを感じるものに触れて、少しずつ前を向いていきましょう。
失恋から完全に立ち直ったサイン3選
自分が失恋から完全に立ち直ったのかを判断できるサインもあります。代表的なものを3つ解説します。
♦︎別れた相手の存在を丸1日忘れていた
別れた相手のことを、1日中忘れていられるようになれば、失恋から完全に立ち直ったと判断していいでしょう。
別れた直後には、元恋人のことで頭がいっぱいだった人でも、気づけばいつの間にかその人のことを全く思い出さない日が増えてきます。
♦︎別れた相手と過ごした時間が陳腐に思えてきた
別れた相手と過ごした時間や思い出が、以前よりも陳腐なものに感じられるようになったのも、完全に失恋から立ち直ったサインです。
以前は特別な思い出だと感じていた出来事も、時間が経つにつれてその重みが薄れ、過去のものとして受け入れられるようになることから、失恋直後よりも過去の恋愛を冷静に思い返せるようになるのです。
♦︎別れた相手以外に気になる人ができた
別れた相手以外に、気になる人が現れたと感じるのも、失恋から立ち直っているサインです。
新しい出会いによって、新たに興味を持つ人が現れたのならば、すでに過去の恋愛から解放されていると判断していいでしょう。
失恋から無理に立ち直る必要はない
失恋をすると、早く立ち直りたいと気持ちばかり焦ってしまう人もいます。しかし、どんな失恋であっても無理に立ち直る必要はありません。
自分の心に正直に過ごしながら、自然に前向きになれるタイミングが訪れるまでは、穏やかな感情を保ちながら、自分をいたわる行動をしていきましょう。
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。