【目次】
・うれしいダイエット効果も?
・自律神経の乱れを改善する
・便秘や冷え性の改善にも
・リラックス作用
・血流を良くする&脳内の活性化に
うれしいダイエット効果も?
とにかくエネルギーを消費する
増えた体重を落とすには、積極的に体を動かしてエネルギーを消費すること。
ウォーキングは体に無理なくできる運動で、有酸素運動であるため内臓脂肪の燃焼が期待できる。全身の筋肉が動いて血流やリンパの流れが良くなり、むくみの解消にもつながる。
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効果的なウォーキング方法
深い呼吸をすることで、エネルギーを消費しやすい体に。
「深呼吸ウォーク」のやり方
1. 4歩分、鼻からゆっくり息を吸って、おなかをふくらませる。
2. 次の4歩分、口からゆっくりと息を吐き、おなかをヘコませる。歩数は、行いやすい数でOK。タン、タン、タン、タンという歩くリズムに合わせて呼吸を繰り返して。
深呼吸ウォークは、「歩行」+「呼吸」のリズム運動の組み合わせなので、ストレスのケアにも効果的。
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自律神経の乱れを改善する
ゆっくり深い呼吸で自律神経を整える
自律神経とは、端的に言えば、自分の意思で動かせない心臓や血の流れなどの動きを司る神経。
「交感神経」と「副交感神経」から成り立ち、健康な人なら昼間に交感神経が強く働き活発に動いて、夜は副交感神経が優位になりぐっすりと眠れるように。しかし、自律神経が乱れていると、なんだか常に疲れている状態や、謎の不調に悩まされることも。
激しい運動をすると呼吸は速く浅くなって交感神経が極度に高まり、それに伴い副交感神経のレベルはぐんと低下します。自律神経のバランスを逆に崩すことになりますが、ウォーキングなら体に負担がかからず、ゆっくり深い呼吸ができるので自律神経を整えるには最適です。副交感神経を高く保ったまま血流を促すことが可能です。
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さらに加えて行いたい運動
自律神経を整えるには、ウォーキングの他にストレッチが有効です。カラダに負担をかけすぎない適度な運動で、気持ちよくてストレス解消にもなりリラックス効果も期待できます。
1. キャット&ドッグ
[1]両手、両ひざを床につき、四つん這いになる。両ひざは90°に曲げて軽く開き、両腕は肩幅に開き上体をそらす。
ポイント:頭は前を見る・肩甲骨を寄せる・お尻は少し突き出すように。
[2]肩甲骨の動きを意識しながら上体を丸める。
ポイント:腕は肩からまっすぐ下ろす・おへそを見るように顔を倒す・肩甲骨をしっかり開く。
2. ヒップクロスオーバー
[1]仰向けになる。両ひざはそろえて90°に曲げる。両腕は肩の高さにまっすぐ伸ばす。
ポイント:肩は床にしっかりつける・両ひざはそろえて90°に曲げる。
[2]両ひざを合わせたまま左側へ倒し、上半身を固定しながら、下半身をひねる。反対側も同様にひざを合わせたまま倒す。
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便秘や冷え性の改善
腹筋力をアップさせる
女性に多い便秘は、便を排出するための腹筋力が低下していることも大きな原因。スムーズなお通じを取り戻すために、ウォーキングなどの運動を、毎日10分程度習慣付けてみましょう。お腹についた筋肉は、便秘による代謝の低下やお腹まわりの冷えのケアにも一役買ってくれます。
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リラックス作用
ストレスを軽減させる
ウォーキングなどの有酸素運動は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌し、ストレスの原因である嫌なことを忘れる効果が期待できる。また、体を動かすことでリラックス効果も生まれ、沈んだ気持ちを明るくさせてくれます。
「嫌なことを忘れる」方法は? 上手に忘れて、気持ちよく過ごす方法を解説
ウォーキングをしながら周りの景色を眺めたり、歩くことに集中したりすることで、リラックス。考え事をしていて煮詰まった時やストレスを感じた時に、気軽にできるウォーキングをおすすめします。
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血流を良くする&脳内の活性化に
頭の回転が速くなる
頭の回転の速さは、仕事だけでなくプライベートで起きる様々な問題を解決するためにも必要な能力。軽いウォーキングなどで体を動かすことで体内の血流が良くなり、脳内を活性化させることに。頭の回転を早くするトレーニングと考えてよいでしょう。