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BEAUTY

2021.07.07

【呼吸法ダイエットで脂肪燃焼を】プロ直伝! おすすめの呼吸法&ウォーキングをご紹介

日常生活のなかでもしっかり「呼吸」を意識すれば、自然と脂肪が燃えやすい体になれるってご存知ですか? その方法を書籍『がんばらなくてもやせられる ほめるだけダイエット』(小山圭介先生:著)の中からご紹介します。毎日の生活に取り入れて、ダイエットを成功させましょう!

【目次】
はじめに
呼吸を深めるだけで、エネルギー消費がアップ♡
仕事や家事の合間に「腹式呼吸」をしよう♪
今日からさっそくチャレンジ♪ 帰り道の「深呼吸ウォーク」
肩甲骨周りの筋肉をほぐして脂肪燃焼を促進!
1日たったの5分でOK♪ 肩甲骨周りストレッチ方法
最後に

はじめに

今まで、エクササイズや食事方法などのダイエットを試してきたけど、なかなか自分に合った方法が見つからない… という方も多いのではないでしょうか? 自分にとって少しでもハードルが高い方法だと、なかなか長続きしないものですよね。そこで、本記事がご紹介するダイエット方法は、なんと呼吸法を意識するだけで痩せやすい体になれる! というもの。やり方も簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

呼吸を深めるだけで、エネルギー消費がアップ♡

皆さんは普段の生活で「呼吸」を意識して過ごしていますか?

仕事モードで集中しているときなどは、とくに呼吸が浅くなりがちですよね。でも、深い呼吸を意識的にするだけで脂肪が燃えやすい体になれるのです!

私たちの体には、体内に取り入れた「酸素」の助けで脂肪を燃やすしくみがあります。呼吸が浅く短いということは、肺の中に酸素を取り入れる量が少ないということ。呼吸が深ければ、日常の動作でもエネルギーを消費しやすい体になれます。

今回は、普段の生活の中でダイエットができる「呼吸法」と、帰り道にぜひ試して欲しい「深呼吸ウォーク」という歩き方を、書籍『がんばらなくてもやせられる ほめるだけダイエット』の中からご紹介します。

仕事や家事の合間に「腹式呼吸」をしよう♪

人間の呼吸には「胸式」と「腹式」の2種類あります。

胸式呼吸は、ろっ骨の間にある助間筋を働かせる呼吸。日中、緊張モード(交感神経優位)のときは、浅く短い胸式呼吸になりやすいといわれています。そして腹式呼吸は、横隔膜の上下運動による呼吸。就寝中などリラックスモード(副交感神経系優位)のときは、主に深く長い腹式呼吸をしています。

それでは、さっそく「腹式呼吸」の正しい方法をご紹介します。

1. 鼻から息をゆっくり吸いながら、おなかをふくらませる。
2. 口から息をゆっくりフーッと吐きながら、おなかをヘコませる。

(『がんばらなくてもやせられる ほめるだけダイエット』より)

腹式呼吸を意識することで、エネルギー消費量がアップするのなら、ぜひ試してみたいですよね!

今日からさっそくチャレンジ♪ 帰り道の「深呼吸ウォーク」

基本の「腹式呼吸」の方法を覚えたら、次は「深呼吸ウォーク」にチャレンジしてみましょう。リズムに合わせて深呼吸を繰り返すだけなので簡単ですよ!

(c)Shutterstock.com

「深呼吸ウォーク」のやり方

1. 4歩分、鼻からゆっくり息を吸って、おなかをふくらませる。

2. 次の4歩分、口からゆっくりと息を吐き、おなかをヘコませる。歩数は、行いやすい数でOK。タン、タン、タン、タンという歩くリズムに合わせて呼吸を繰り返して。

リズム運動をすると“セロトニン”という幸せホルモンが出るといわれています。深呼吸ウォークは、「歩行」+「呼吸」のリズム運動の組み合わせなので、ストレスのケアに効果的ですよ!(『がんばらなくてもやせられる ほめるだけダイエット』より)

(c)Shutterstock.com

この方法なら、歩きながら楽しく続けられそうですよね! 仕事帰りの習慣にしてみると良いかもしれません。この「深呼吸ウォーク」は、帰宅後のドカ食い防止にもなるので、ぜひ試してみてください。

▶︎「がんばらなくてもやせられる ほめるだけダイエット」

肩甲骨周りの筋肉をほぐして脂肪燃焼を促進!

長時間のデスクワークなどをしていると、呼吸が浅くなるばかりか、肩も凝りますよね。そんな方には、肩甲骨ストレッチもおすすめです。肩甲骨ストレッチには、肩こりや肩こりからくる頭痛の解消、猫背の解消、骨盤のゆがみを改善する効果があります。さらにはダイエットにも効果があるんですよ!

肩甲骨まわりの筋肉をストレッチすることで、筋トレ効果の他にも、脂肪を燃焼させる褐色脂肪細胞」を活性化させることができます。いわゆる普通の脂肪は「白色脂肪細胞」のことを指し、この白色脂肪をエネルギーとして燃やす働きがあるのが、褐色脂肪細胞です。

白色脂肪細胞が全身にあるのに対して、褐色脂肪細胞は首の周り、脇の下、肩甲骨の周り、腎臓などにあります。そして、体内のエネルギーを熱に変え体温を保つ働きをしています。この褐色脂肪細胞がきちんと働いていると、脂肪が燃焼されやすくなり、やせやすい体になるのです!

褐色脂肪細胞を活性化させるには、褐色脂肪細胞の多い部位を動かすこと。つまり、肩甲骨周りに刺激を与え、柔軟性を持たせ可動域を広くすると、褐色脂肪細胞が活発に働きだします。

1日たったの5分でOK♪ 肩甲骨周りストレッチ方法

肩甲骨まわりを動かすことで、エネルギー消費ができるのなら、ぜひ試してみたいですよね! 肩甲骨ストレッチで肩甲骨が自由に動くようになれば、血流が良くなり、肩こりの解消や脂肪燃焼効果も期待できます。テレビを観ながら、就寝前、朝起きてすぐなど、毎日の習慣にしやすい自分に合った時間帯で行うようにしましょう。

ストレッチ

■肩を上下させる

1. 腰に手を当て、3秒ほどで息を吸いながら肩を上げます。

2. 次に、息を3秒かけて吐きながら、肩を下げます。これを3~5セット続けます。

■肩入れストレッチ

1. 足を肩幅よりももう一歩大きく開き、つま先を外側に向けます。

2. 手のひらをももに置き、片側の肩を内側へ入れるように動かします。この時ひじは曲げないようにします。10秒ほどその姿勢をキープし、反対側も同様に行います。3~5セットが目安です。

■上半身回し

1. 脚を肩幅に広げて立ち、体の前で手をクロスして組み、そのままひじを伸ばした状態で頭の上まで上げます。できるだけ後ろまで持っていきましょう。

2. その状態のまま、上半身を前後左右にぐるぐると回します。5回転を右回り、左回りともに行います。

■タオルを使ったストレッチ

1. タオルの両端を肩幅より少し広く持った状態のまま、ひじを伸ばし両腕を頭上に上げます。

2. 頭上からひじを曲げながら後頭部側へ手を下げていき、首の後ろまで来たら脇を締めます。この上下運動を10セット行います。

1日5分デスクでできちゃう! 肩こり解消&脂肪燃焼でダイエットできる方法があった

最後に

いかがでしたか? ダイエットがなかなか長続きしない方でも、呼吸法や肩甲骨ストレッチなら簡単に取り入れられそうですよね。特に仕事中は、緊張してつい呼吸が浅くなってしまいがち。深い呼吸を意識することは、健康面でもプラスになりますよね。ぜひ日常の習慣のひとつとして、取り入れてみてはいかがでしょうか?

初出:しごとなでしこ

教えてくれたのは.. .小山圭介先生

ダイエットトレーナー・メンタルコーチ。ホットヨガスタジオ「LAVA」のプログラム開発職を経て、ダイエット合宿施設「LAVAビレッジ伊豆高原」を立ち上げる。メンタル・食事・運動など、さまざまなアプローチで健康な体をつくるダイエット法を提案。これまで1万人以上にダイエット指導を行う。体の脂肪だけではなく、心の脂肪(ストレス)を落とすことも重視。ひとりひとりに寄り添い、ほめて励ましながらコーチングするスタイルで、前向きな考え方、健康な生活習慣を身につけて人生を幸せにする方法をアドバイスしている。テレビ出演や雑誌企画、専用アプリを使ったオンラインダイエットサポートサービスの監修など、幅広く活躍中。著書『がんばらなくてもやせられる ほめるだけダイエット』(学研プラス)が好評発売中。

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