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2024.01.14

膣マッサージってどうやるの? 正しい手順と注意点| トラブルや不調を改善しよう

顔のお手入れはするのに、膣のお手入れはしていない? 実は膣も加齢によって変化するパーツ。正しいお手入れを習慣にすることが大切だと言われています。そこで、膣マッサージを含む、正しい膣のケア方法について解説。疑問を解決して早速今日からはじめてみましょう。

そもそも膣マッサージとは?

お腹に手を当てている人の写真
(c)Shutterstock.com

膣マッサージとはその名の通り、膣をマッサージすること。会陰マッサージとも呼ばれ、妊婦さんが赤ちゃんを産む前に会陰を伸ばすことを目的に行うものです。

膣のマッサージをすることは、出産前の女性だけでなく加齢に伴う女性器の変化を感じている人にも推奨されています。

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膣ケアで得られるメリット

ニオイやかゆみの緩和・予防になる

デリケートゾーンのイラスト
(c)Shutterstock.com

膣をお手入れすることで、ニオイやかゆみといったトラブルの緩和・予防が期待できます。

膣は下着によって長時間締め付けられていたり、肛門付近に位置していることで汚れが付着しやすかったりします。湿気がこもり不快なニオイを発することも。

しかし、お手入れをしっかり行えば、膣内の水分量バランスが維持でき、おりものの分泌を安定化させ自浄作用を高められます。これにより清潔な膣内の維持が可能に。

かゆみやニオイといったトラブルの緩和・予防につながります。

生理痛の緩和・尿もれ防止に役立つ

膣ケアは生理痛の緩和や膣のゆるみ・尿もれの防止効果が期待できます。血流がよくなることで、下半身の冷え防止にも効果的です。

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膣マッサージの正しいやり方

マッサージを含めた膣ケアは、方法に関わらず週に3回程度がベストな頻度とされています。ここでは、膣のお手入れビギナーでも実践しやすい手順とポイントを紹介します。

膣をきれいに洗浄する

デリケートゾーンに手を当てている人の写真
(c)Shutterstock.com

まずはデリケートゾーン専用のソープを使って膣を清潔に洗います。一般的な石鹸やボディーソープでは洗浄力が強すぎたり、添加物が使用されていたりするので、膣には不向きな場合が。

たっぷりと泡立てて包み込むように泡をのせて3分おき、そのまま洗い流しましょう。

過度な摩擦や刺激を与えないことが、清潔なデリケートゾーンを維持するコツです。

アロマオイルを活用してマッサージする

マッサージは通常オイルを使用します。会陰マッサージ専用のアイテムを使用してもOKですが、おすすめはレモンバームのアロマオイル。レモンバームのアロマは世界各国の女性が妊活に活用しています。

手順は少量の精製水やスクワランオイルに、アロマオイルを1〜2滴垂らしてブレンド。その後、膣のマッサージをしていきます。

まずは膣全体をなでるようにしてオイルを塗布し、その後大陰唇から小陰唇へ、膣の入り口から会陰と、優しく刺激を与えないようになでていきましょう。

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併用したいデリケートゾーンケア

顔と同じように保湿を行う

お腹に手を当てている人の写真
マッサージを含む膣ケアは多くても週3回までが推奨されていますが、保湿に関しては顔と同じように毎日行うことがおすすめされています。

イーク表参道副院長、産婦人科医師の高尾美穂先生によれば、一般的に行っている保湿ケアを、デリケートゾーンにも行うことでトラブルを改善できるそう。

膣内は自浄作用があると考えられていますが、皮膚のパーツである扁平上皮の部分は、顔やからだと同じく乾燥が起こりやすいパーツ。この部分は保湿によって、乾燥やそれによるかゆみが改善できると言います。

「ほかの皮膚の部位と同様に摩擦によって、肌荒れが起こることがあります。外陰部は、歩く、立つ、などの日常的な動作でもショーツによって擦られる部位であり、摩擦によるトラブルも起こり得るため、一般的な皮膚の部分に対処する方法を、外陰部の皮膚の部分にも行っていただければよい、とお考えください」(高尾先生)

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骨盤底筋トレーニングで膣力を強化する

腕を上に伸ばしている人の写真
(c)Shutterstock.com

骨盤底筋トレーニングには、尿もれや便秘、月経痛の改善効果が期待されています。他にも深いオーガズムを得られる・膣の締まりがよくなるメリットも。

トレーニング方法はとても簡単。

腹式呼吸で息を吐きながら肛門と膣にギュッと力を入れ、持ち上げるように締めて5秒維持。その後ゆっくり力を抜いていきます。これを1日10〜50回ほど、2〜4回に分けて行うだけ。

規則的な生活を送ることがベース

サラダを食べている人の写真
(c)Shutterstock.com

マッサージや保湿、トレーニングと膣ケアをがんばっても、日常生活が整っていなければせっかくの努力が無駄になってしまう恐れも…。

前提として膣ケアの第一歩は、規則的な生活を送ることです。

女性の身体はリズムが非常に大切。体調をくずしやすい人は特に、不規則な生活を改善する必要があります。

決まった時間に起きて決まった時間に寝ること、食事の時間を決める。まずはこれだけでも徹底してみましょう。

副交感神経を優位にするのもいいことです。恋愛中の恋人と会う、マッサージに行く、アロマバスを試す、セルフプレジャーでリラックスするなど試してみましょう。

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知っておきたい膣ケアQ&A

Q. 洗うときは膣の中までしっかり洗浄するべき?

A. NO

石鹸を手に持っている人の写真
(c)Shutterstock.com

これは「NO」! 膣内まで洗ってしまうと、膣内環境を正常に保つデーデルライン桿菌のバランスがくずれて、ニオイなどのトラブルにつながることも。

中の汚れはおりもので排出されます。おりものは不快なものではなく、膣内環境を正常に保つために絶対に必要なもの。膣内は湿っているのが正常な状態です。外側の汚れは優しく取り去って、中は洗わず自分の体の排出にまかせましょう。

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Q. 清潔な膣をキープするためにアンダーヘアもお手入れすべき?

A. YES

下半身の写真
(c)Shutterstock.com

最近は日本でも需要が高まってきましたが、海外では清潔な膣を保つためや女性のたしなみとして、脱毛やブラジリアンワックスでアンダーヘアのお手入れをすることが一般的になっています。

アンダーヘアのお手入れは、膣の汚れやムレからくるニオイ・肌トラブルを防いでくれる効果が期待できます。短くカットしたり脱毛サロンでプロの手を借りたりしてみましょう。

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TOP画像/(c)Adobe Stock

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