加齢による女性器の変化、簡単なケアについて
前回、“女性器のヒダが大きい”という聞きづらい悩みについて、女性たのための婦人科形成の専門医「なおえビューティークリニック」喜田直江先生に話を伺いました。
前回記事はこちら▶︎聞きづらい悩み「アソコのヒダが大きい」手術はした方がいい?【医師監修】
今回はデリケートゾーンの悩み、“女性器の加齢による変化”について。
加齢に伴って女性器は変化するの?
女性器は、加齢とともに変化するそうなんです。歳をとるたびに血管が委縮し、女性器の潤いがどんどんなくなったり、コラーゲンが減り弾力もなくなったりして硬くなり、特に50代まで放置していると、とても硬くなってしまうと言います。
またそれだけでなく、膣の中も乾燥してくるとのこと。乾燥すると身体が自力で細菌を排除し、膣内を浄化する自浄作用が落ちてしまう。その結果、雑菌が増えやすくなり、若い時よりも臭い等が出やすくなってしまうと教えてくれました。
簡単にできるケア方法はある?
加齢に伴う女性器の変化には、会陰マッサージがおすすめ。
このマッサージは妊婦さんが出産前に会陰を伸ばすことを目的に行うもので、そのマッサージを潤いがない患者様におすすめしたら、すごい血行がよくなって皮膚が柔らかくなったそうなんです。
また、女性器周辺を弱酸性ソープでやさしく洗い、その後に専用の乳液等を使って保湿を行うことも大切。
他にも、定期的にセルフプレジャーやSEXをすることも、血流がUPするので効果的だそうです。
加齢とともに女性器も変化するということに少々不安を感じることもあるかもしれません。今日からでも始められるマッサージなどのケアを、日々の生活に取り入れてみるのも良いかもしれませんね。
今回解説してくれた喜田直江先生のクリニックはこちら
協力/iroha
デリケートゾーンのケアには、こちらがおすすめ▶︎iroha|INTIMATE WASH
TOP画像/(c)Shutterstock.com
喜田 直江先生
平成13年:京都府立医科大学卒業後、産婦人科医として多数の分娩・手術症例を経験。
平成15年:形成外科医として、形成外科の基本から縫合の技術まで幅広く習得。
平成18年:大手美容外科にて美容外科・美容皮膚科全般を習得。とくに婦人科系の美容手術は、日本でも有数の症例数を誇る。
平成23年10月:東京銀座でなおえビューティークリニックを開院。