1年後輩の私から見た水卜アナウンサーの素顔とは?
日本テレビではまもなく「24時間テレビ」の放送が始まります。そこで今回のテーマは、その24時間テレビで9年連続総合司会を務める水卜麻美アナウンサーについてです!
水卜さんは2010年入社、私は2011年入社、ひとつ上の先輩です。2010年入社のアナウンサーは水卜さん一人、ということで入社前から何でもまずは水卜さんに聞いて、色々なことを教えてもらってきました。
▲水卜さんの30歳の誕生日会。
プライベートでも大変お世話になっていて、美味しいものを食べたり、ドライブしたり(私はペーパードライバーなので運転は全て水卜さんです。とても安全運転でブレーキも優しいので、先輩に運転させて、私は助手席で爆睡していることも…)。
年齢も一つ違いなので、前厄、本厄、後厄の3年が重なる期間には、よく厄払いに行きました。都内の有名神社では大広間のみんなの前で住所氏名を読み上げられたり、比叡山まで行って、でも結局メインは京都のおいしいごはんになってしまったり…。
水卜さんについてお伝えしたいことは多々ありますが、今回は、後輩の私から見る水卜さん、というのをお話できればと思います。
納得するまで手を抜かない、ギアをあげた瞬間の水卜さんが好き!
見ている人を幸せにしてくれる笑顔の持ち主であることは間違いありません。
▲ドライブ旅でサービスエリアに。
ただ、私の好きな水卜さんの一つに、ギアを上げた瞬間、というのがあります。どの仕事に対しても誠実な人ですが、特に箱根駅伝など大きな仕事の前には、ぐっと集中し、うかつに話しかけられないくらい真剣な表情で準備する姿があります。
おそらく頭の中で、ああしたらこうする、など様々なシミュレーションを重ねているのだと思います。自分が納得するまで手を抜かない、ものすごく慎重な人です。
そして、意外に人見知りのところもあるので、いつもニコニコふわふわした人、なんて想像していると仕事の場では少しギャップがあるかもしれません。でも、ものすごい責任感があり、その時点でできる最高のものを追い求める水卜さんの姿勢に、一緒に仕事をすれば、みんなが好きになり、水卜さんファンになってしまうのです。
旅のごはん屋さん選びは水卜さん担当! 美味しいお店を見つけ出す嗅覚はさすがです!
▲京都にて。
水卜さんと2人で旅行するときは、行き先を決めたら細かい旅程は私が手配しますが、食事だけは、必ず水卜さん担当。おおまかなスケジュールを伝えると、そのエリアから水卜さんが行きたいレストランを挙げてくれます。
人から聞いた話や、web上の情報、そして最終的には水卜さん独自の嗅覚? なのか、とにかく美味しいお店を探すのが上手で、外れがありません。
以前、伊勢神宮にお参りした帰り、水卜さんが見つけたレストランは閑静な住宅街にある、4席ほどしかないお店でした。
よく見つけたな、と思ったのですが、そちらのご飯があまりにも美味しくて、お店を出た瞬間2人で「人生で最高かも!」と大興奮しながら声を合わせたのを覚えています。
入社4年目。メンタルどん底の私を救ってくれた水卜さんの手紙
水卜さんは、リーダーシップがあり、本当によく人のことを見ています。
私が入社4年目の頃です。思うように仕事が出来ず焦り、悩んでいましたが、人に相談するのは苦手で、しょっちゅうトイレで一人で泣くなど、メンタルはどん底でした。
そんな時に会社の人事研修で「先輩からの手紙」という企画があり、水卜さんから手紙をもらいました。
「徳島の取り組みは少しずつ実を結んでいるから自信を持って。一緒にアナウンス部を引っ張っていこう」というような内容を便箋3枚いっぱいに書いてくれていました。
私の何倍も忙しく、注目され、プレッシャーのある中で、時には身を削るように働いているのを間近で見てきた尊敬する先輩の言葉です。
この人の言葉は信じられる、信じたい。水卜さんが言ってくれるのだから、うじうじ考えるよりも、その言葉に恥じないように頑張りたいと、心の底から感じました。それから折々にこの手紙を大事に読み返し、今日に至ります。
一つしか年は違いませんが、私にとっては道しるべのような大きな存在です。
▲和歌山までパンダを見に行きました!
実のところ、水卜さんは書類仕事が得意ではないので、もし上司だったら決済などは滞りそうだな、と(笑)。もし水卜さんが上司になったら、書類仕事などは精一杯お手伝いしたいと思います。
大好きな気持ちのままに書いていたら、先輩自慢のようになってしまいました。今回だけ、お許しください…!
日本テレビアナウンサー 徳島えりか
1988年9月生まれ、東京都出身。O型。慶応義塾大学 法学部政治学科卒業後の2011年4月、日本テレビに入社。現在は、『シューイチ』『news every.』を担当。Instagram → @tokushima_erika