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2025.06.23

「いろいろ悩んで試したのは私の財産」アヲハタ 取締役・藤原かおりさんインタビュー

成果を出して、充実したキャリアを歩んでいるように見える先輩たちも、実は悩んでいた…!? 働く先輩たちに、「私、このままでいいの!?」と思っていた頃ときを振り返ってインタビューに答えていただきました。今回は、アヲハタ 取締役・藤原かおりさんのインタビューをお届けします。

アヲハタ 取締役・藤原かおりさんインタビュー

アヲハタ 取締役・藤原かおりさん

ふじわら・かおり/1974年生まれ。旭硝子(現AGC)、マッキャンエリクソン、電通を経てダノンウォーターズオブジャパンへ。36歳でカルビーに転職後「フルグラ」のマーケティングに従事。45歳でキユーピーの最年少女性上席執行役員に就任、2023年よりアヲハタに。1か月のうち3週間は広島、1週間は東京で過ごす。

何をしたいかわからず、フラフラしていた20代も今となっては財産です

現在7社目! 動くうちに目標が明確に

読者のみなさんのモヤモヤを読んで、気持ちがささくれ立っていた20~30代のころを思い出しました。私にも「本当は何をやりたいんだろう」と方向が定まらないつらさや、めちゃくちゃ忙しいとき、怒りにまみれて人とぶつかっていた時期もありました。でも経験を重ねて、気持ちのコントロールはだいぶ上手になりました。年をとるのは大事!(笑)

新卒で就職したメーカーで「マーケティングをやりたい」という漠然とした目標ができたものの、どこで自分の力が発揮できるのかわからず、30代のはじめまでは転職を繰り返していました。当時は後ろめたさもありましたが、振り返ってみれば、いろいろ悩んで試したのは私の財産。長く働き続けるための力を身につけることができたので、ぬるま湯につからずチャレンジしてよかったと思います。

カルビー時代、フルグラの売上を10倍に!

アヲハタ 取締役・藤原かおりさん

30代後半で「フルグラ」という商品を手がけるまでに心がけていたのは、仕事の量をたくさんこなすこと。キャパオーバーだと思っても仕事を断らず、「限られた時間の中で、どう効率を上げたらさばけるか」と試行錯誤しているうちに、サクッとできるようになる手ごたえがあったんですよ。20代のころから受けていたコーチングの影響も大きかったです。定期的に自分の考えを整理して、「5年後、10年後、自分はどうなっていたいか」と考えていたんです。

32歳で外資系企業に転職したころには「40歳くらいまでに、食のマーケティングの第一人者に」とイメージがある程度できていました。ただ語学力の壁もあって「ここではえらくなれない」と36歳で再び転職。ちなみに〝えらく〟なりたかったのは、自分で決められることを増やすため。上司から命じられたから、と、ムダだと思う仕事をやるのはイヤじゃないですか。

アオハタ いちごジャム

今はアヲハタの本社がある広島と東京の二拠点生活を送っています。それまでずっと東京で働いていましたが、もう都会だけの生活には戻れないかも…。まだまだやりたい、新しい仕事のビジョンも見えてきました。

忙しく働く先輩たちの心身を健やかにキープする処方箋

どんな日常生活を送りながらコンディションをキープしているの? 私たちも真似して取り入れられるヒントがあるかも!

座右の銘

「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」

日本電産(現ニデック)創業者・永守重信さんの言葉が仕事のモットー。カルビー時代にもよく言われました。難しそうなことを「成功させなきゃ!」という局面で、自分に言い聞かせています。

やる気を出させてくれるコンテンツ

「白と黒のスプーン~料理階級戦争~」

Netflixシリーズ「白と黒の
スプーン ~料理階級戦争~」
Netflixシリーズ「白と黒の
スプーン ~料理階級戦争~」独占配信中

難しいことを考えずに楽しめる番組でパワーチャージ。最近は、有名&無名シェフたちが腕を競う、韓国の料理リアリティ番組にハマりました。

疲れたときのルーティン

通勤電車や会社から景色を眺める

広島県の海沿いの景色

広島のオフィスは海沿いにあって、景色を眺めるだけで、デトックスされます。

平日の睡眠時間

5〜6時間

6時起床。もう少し早く寝たいんですが、ドラマを見ているとつい…(笑)。

休日の過ごし方

サイクリング

サイクリング

東京に夫を残して単身赴任中。広島で週末を過ごすときは、電動自転車で瀬戸内海の島を巡ったり、尾道まで足を延ばして散歩をしたり。

癒しアイテム

お花

自宅に飾られた花

東京の自宅にはお花を欠かさず。フラワーアレンジメントをずっと習っていました。

幸せを感じる時間

おいしいものを食べるとき

お寿司

特に旅先では、食事を真剣に吟味(笑)。先日はとある島で、伝説的な漁師さんが釣った魚で握るお寿司が絶品でした!

2025年Oggi7月号「働く私、今、ちょっとモヤってます」より
構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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