オッジェンヌ以外の起業経験者たちにもヒアリング! お金のトラブルや女性だからこその悩み、人間関係の闇など、大きな声では言えないアレコレを語っていただきました。
参加してくれたのは…
・Aさん(29歳)…事業内容/マーケティング 起業時期/2023年
・Bさん(36歳)…事業内容/人材系 起業時期/2022年
・Cさん(39歳)…事業内容/教育系 起業時期/2017年
異なる業種で起業した3名に集まっていただきましたが、いちばん苦労していることはなんですか?
A:人間関係ですかね…。「人脈をつくらなきゃ」と、起業家同士の飲み会に顔を出したりする機会も多いんですが、いろんな人がいるので…。
B:わかる! 起業したてでお金を持ってるわけでもないのに、会社員時代には知り合わなかった怪しげな人たちが、ウヨウヨ寄ってきます(苦笑)。
A:セクハラまがいのことも、いまだにあります。おじさま投資家との食事では、お酌せざるを得ないような雰囲気もあるし、夜が深くなってくると口説きムーブに入っちゃう人もいて。
C:20代だと特にそうかもね…。
A:本音でビジネスの話をしたいだけなのに、こちらがおなかを見せると、「いける!」と思われちゃうのかな。男性はこんなめんどうな思いはしないんだろうな、って腹立たしいです。
B:私は「協業しましょう!」って話で痛い目に遭いました。今から考えれば「サービスを開始できる!」と急いでしまった私も甘かったんですけど、一緒に事業をやるはずだった相手と意見が割れて頓挫。システムをつくるなどの準備費用や、関係各所への返金を私の会社で全額負担することになってしまったんです。契約書をちゃんと交わしてから稼働すべきだったんですけど、最初は勝手もよくわからなくて、法律に詳しい相手に丸め込まれてしまいました。
C:ええ!? つらすぎる。私は雇用に苦戦中。アルバイトの採用を決めた後に、連絡が取れなくなったことも一度じゃないですし(汗)。極めつきは、経理をお願いしていたスタッフが辞めた後、十数万円足りなくて。本人に聞いても「知らない」の一点張り。任せきりにしていた私の責任ですが、人を見極めるのって、本当に難しい!
お金が絡む人間関係だから、余計に難しそうですね。
C:しかも教育業界って、儲からないんですよ。自分のお給料を切り詰めて、彼女にお給料を払ってきたのに。
B:経営者って、世間の人が思うほど稼いでませんよね(笑)。まあ、仕事にかかわることは経費扱いにできるから、華やかに見えるのかもしれないけど…。ちなみに会社の事務をサポートしてくれている家族との旅行で、ちょっといいホテルの宿泊費を経費に計上できるかな? と思ったら、税理士さんからNGが出ました(笑)。
A:事務所を兼ねている自宅の家賃やメディアに出るときの洋服代は、経費にできると聞きました。でも、派手な生活がしたいわけじゃないですしね。
C:そうそう。自分のやりたいことをしたくて、起業したわけで。その選択は間違ってなかった!
B:経験を積めば「怪しいな」と思うことには多少鼻が利くようになると信じて、がんばります!
2026年Oggi3月号「『私、起業してみました!』〜Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ6人のケーススタディ〜」より
イラスト/AZUSA 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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