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2026.03.05

会社設立のきっかけから、生活や意識の変化まで…〝起業ジェンヌ〟たちのリアル!Q&A

2022年の政府による「スタートアップ創出元年」宣言を皮切りに、支援制度がますます拡大中。女性の起業家数も過去最高を記録し、今や、会社を設立することは特別なことではなくなりつつあります。素敵だなと憧れるけれど、素朴な疑問もいっぱい! 「大変じゃない?」「生活や時間の使い方は、会社員とどう違う?」「生活できるの?」「そもそもなぜ起業したの?」…etc. 実は、オッジェンヌにも会社経営者がジワジワ増加。そのリアルは!?

自分で事業を起こすのは、人生の一大決心!? 大変そうだし、とにかく忙しいイメージがあるけれど、みんなが口をそろえて言うのは「仕事が楽しい!」ということ。今回は、『起業=会社を設立すること』と定義し、起業ジェンヌに話を伺いました。

Oggi専属読者モデル オッジェンヌの6人が起業しています!

・雷 国悦さん(35歳)…事業内容/インバウンドSNSマーケティング 起業時期/2022年6月
・田口利奈さん(29歳)…事業内容/女性キャリア支援、ブランドマーケティング 起業時期/2021年9月
・高瀬貴子さん(34歳)…事業内容/EC販売、飲食事業、体験型ストア運営 起業時期/2022年7月
・下田 悠さん(36歳)…事業内容/飲食店・酒販店経営、セミナー講師派遣 起業時期/2023年10月
・牛丸麻衣子さん(29歳)…事業内容/サブスク宅食サービス、ケータリング事業 起業時期/2021年5月
・有木万美子さん(36歳)…事業内容/輸入商品の販売 起業時期/2025年9月

Q.起業した理由は?

フリーランス/個人事業主として活動するのではなく、あえて「会社設立」を選んだきっかけは?

前職はやり切った! 新しい貢献の形を探して(下田さん)

下田さん起業 ワイン

「前職は医療メーカー。社会に貢献している手応えのある仕事に携われました。だからこそ、今後30年近く働く中で、自分が価値を生み出し続けられる場所を真剣に考えるように。ワインを通じて社会に貢献し、 多くの人とビジョンを実現するため、起業という形を選択しました」

前々職で多くの経営者の話を聞くうちに「自分も!」と(高瀬さん)

高瀬さん起業 BONLEA

「銀行員時代に経営者の方の資産運用や事業承継の相談に乗る中で、会社経営への興味がムクムクと。税制面や不動産を借りるための信用面に加え、スタッフを雇用することになって法人化。独身のときにアパレルで起業し、現在は事業を多角化。アルバイトを含め20人のスタッフがいます」

大学時代から自分のサービスをつくりたいと考えていました(牛丸さん)

牛丸さん起業

「フレンチシェフである父の影響で、いつか〝食〟に関わる事業を手がけたいと思っていました。とはいえ人生で一度きりの〝新卒〟の経験は貴重だと考え、広告代理店に就職。2年目に退職して約1年後、学校や上場企業がクライアントになるタイミングで会社設立を決心!」

趣味で始めたSNSの発信がきっかけ(雷さん)

雷さん起業

「会社勤めをしながら、中国向けに日本でのライフスタイルを発信していたところ収益が出始め、2年間は個人事業主として副業に。クライアントからSNSコンサルティングの依頼があったタイミングで法人契約を求められ、会社を設立しました。勤務先を退社したのは約1年後」

社会課題に対してスピード感を持って取り組むため(田口さん)

「自分でコレを売りたい!」という商品に出合って(有木さん)

Q.お金の使い方や意識は変わった?

毎月安定したお給料を支払われていた会社員時代と、自分で売り上げを立てていく今では、何がどう違う?

貯蓄できるようになるまで4年かかりました… (牛丸さん)

「だれかに出資してもらって事業を成長させるという選択肢は、私の中にはありませんでした。お金より、やりたいことを優先! 試行錯誤を繰り返し、サービスが回り始めるまで約2年かかりましたが、起業3年目の後半くらいから、周りに求められている実感をもてるように」

キャッシュの余裕ができればワインを買うように(下田さん)

「ワインはある程度の在庫を抱えるビジネスですが、売れれば確実にお金に変わります。腐ることもなく、シーズン内に売り切る必要もないので、ある意味では〝資産〟として考えられるもの。先行投資としてまとまったお金を一度に動かすため、金銭感覚も大きく変わりました」

ビジネス上の戦略としてブランド品を身につけることも(雷さん)

「服装や佇まいは相手に安心感や敬意を伝え、第一印象をよくするひとつの要素。特に自分の会社を代表する立場になってからは、相手や出席するイベントに合わせた装いに投資するようになりました。場に適した物を身につけることで、結果的にコミュニケーションも円滑に」

時間をお金で買うように(高瀬さん)

「自宅に近いオフィスを選んだり、移動時の座席をアップグレードしたり、快適に過ごして自分のコンディションを整えることに投資するようになりました。月々の売り上げが安定して経営が軌道に乗ったと思っても、何が起こるかわからないので、安心しないようにしています」

お金を使うことに対して恐怖心が減った(有木さん)

「事業に関する出費は惜しまないようにしています。起業してからは、お金を使って循環させれば、そのぶん自分に返ってくる、と実感するように。物欲がなくなったわけではありませんが、本を買ったりセミナーを受講したり、内面への投資を重視するようになりました」

手取りは激減。でも今は事業に投資したい(田口さん)

接待など経費に計上できることも…

接待ゴルフ

「正直今は、役員報酬をほとんど取らない形で働いていて、生活費は会社員時代の貯蓄でやりくり。遊ぶお金があったら、スタッフや、事業のクオリティを上げるために使いたいです。仕事がらみのモノ&コトは経費で落としますが、それほど珍しい使い方はしていないかな…?」

起業資金は6人全員が自分の貯蓄から

起業時に金融機関から借りた人はゼロ。資本金と登記費用・手数料などで、約100万円という人が半数。設備投資には国の補助金や助成金を活用、事業が軌道に乗ってから万が一に備えて日本政策金融公庫から借りた、という人も。

ちなみに…仕事以外で自由に使えるお金は?

仕事以外で自由に使えるお金は?

Q.起業してよかった?

全員が迷いなく「よかった」と回答! 特にどんなところで、起業の醍醐味を実感しているの?

自分の好きなことを仕事にできた(雷さん)

趣味のF1観戦も仕事とつながった!

趣味のF1観戦

「ファッションや旅の魅力を発信し、それがだれかの役に立ち、クライアントの収益にもつながる瞬間に達成感を感じます。自分の裁量で物事を進められるぶん、決断も結果もすべて自己責任ですが、やりきったときの手応えは格別!」

制限なく自分のアイディアを形にできる(高瀬さん)

「これまでターゲットにしてこなかったZ世代向けのお店をつくりたくて、カスタマイズアクセサリーのワークショップを昨年オープン。売り上げも予想以上に好調です。試行錯誤の毎日ですが、挑戦しながら成長できる環境が楽しい!」

〝食〟という看板を手に入れたのは人生の財産(牛丸さん)

「会社勤めでは得られなかったであろう、〝食=牛丸〟というイメージが周囲に根づいてきているのを感じ、仕事への意識も〝やらされている〟感覚から〝やりたい〟に変化。仕事の現場は毎回新鮮で、出会いや学びも多いです」

思考を伝える力がついた! (下田さん)

下田さんセミナー

「自分のビジョンや熱量を伝える力が磨かれました。現在は7名に増えたスタッフを採用し育成する中で、人を理解する力もついたはず。さまざまな分野で活躍する方と出会って視野も広がり、『世間知らずが世間を知った』感覚です(笑)」

理想の社会をビジネスで実現できる(田口さん)

視野が広がって失敗にも動じなくなってきた…!? (有木さん)

「大変…」と思うことは?

自由と責任はトレードオフ!? 組織に助けられていたことを起業してみて実感するという声がチラホラ…。

仕事のことをずーっと考えてしまう(高瀬さん)

気持ちの切り替えのために尾道との二拠点生活をスタート

尾道との二拠点生活

「会社として就業時間は定めているものの、子供を寝かしつけた夜中にも仕事をしてしまうことがほとんど。3年前に始めた尾道との二拠点生活ですが、出産で行く頻度が減ったので、最近は新たな切り替え方法も模索中です」

税務や法務は今でも苦手… (雷さん)

「税理士さんとの打ち合わせには、今も毎回頭を悩ませています(笑)。もともと興味がなかったし、得意でもなかった分野ですが、人任せにするわけにもいかず…。これから時間をつくって勉強していきたいと思っているところです」

Q.時間の使い方は変わった?

とにかく多忙な日々を送る起業ジェンヌの6人。働く時間を自分で決められるのは羨ましいけれど、だからこその難しさも。

少しでも「楽しくないかも?」と思うことはしないと決めた(牛丸さん)

趣味の乗馬やサウナでリフレッシュ!

乗馬

「今は正直ずっと働いていますが…(笑) 限られた時間の中で、本当にやりたいことを意識するように。オフは自分がとことん満足できる過ごし方を意識。サウナで汗を流したり、ロードバイク、ゴルフなどに励んだりもしています」

平日日中の私的な用事など自由がききやすい(雷さん)

オフシーズンの海外旅行もしやすい

海外旅行

「時間や場所にとらわれずに働けるので、昼間にジムや銀行、クリニックなどの予定を入れられるし、閑散期に旅行に行けるのはうれしいです。一方で、すべてのことに自分で責任をもって対応するため、常に仕事時間だとも言えます」

休みの感覚がなくなりました… (下田さん)

「会社員時代もフレックス勤務だったので、働き方は大きく変わりません。ただ、日常のあらゆる出来事が事業のヒントやリサーチにつながるようになって、オンオフの境目がなくなりました。その変化も含めて、楽しんでいます」

Q.今後の仕事&人生の目標は?

これからの事業の展望や、個人としてのライフプランは? 直近の目標から、長期的な夢の暮らしまで…!

「そのサービス、うちも利用してる!」と言われるように(牛丸さん)

「それくらい多くのお客さまに、いろいろなところで、自社のサブスク宅食サービスで喜んでもらいたいです。自分自身の目標としては、マーケティングを学んで事業に生かしたい!」

インテリアブランドをつくりたい(高瀬さん)

「生活の基盤である、〝衣・食・住〟すべての事業に携わりたいと考えています。今すでに、〝衣〟と〝食〟を叶えられているので、いつか〝住〟の部分で事業を始めるのが目標です」

ワインを通じて人々の生活を豊かにしたい(下田さん)

1月に新店がオープン

ワイン

「今年は複数の新店舗を立ち上げ予定。ワインは単なる嗜好品ではなく、人生に余白を生み、人とのつながりを育ててくれる存在。その魅力を多くの人に届けられるよう、挑戦を続けます」

業務の拡大&いずれは他の国にも住んでみたい(雷さん)

「今後は法人向けのアカウント運営・コンサルティング業務に力を入れ、特に中国でのSNS発信を伸ばしていきたいです。日本を拠点に、いつか他の国や都市に住むことも検討中」

長く使い続けてもらえるブランドに育てたい(有木さん)

社会貢献と収益性の両立を証明したい(田口さん)

2026年Oggi3月号「『私、起業してみました!』〜Oggi専属読者モデル・オッジェンヌ6人のケーススタディ〜」より
イラスト/AZUSA 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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