「20代のときから憧れていたOggiでお仕事をさせていただくようになって、はや数年。昨年は、大好きすぎるサンダルをとダブルネームでコラボさせていただくという奇跡がおきました。完売→再販して完売、を喜んでいた私に新たに届いたのは… Oggiで8ページの特集が組まれるというさらなる奇跡でした」(エディター・杉浦由佳子さん)

《Profile》すぎうら・ゆかこ/エディター。美容を軸に、ファッション、ライフスタイルなど、フィールドは多岐にわたる。最近は、ニッチな視点と飾らないトークがSNS界隈でも話題。Instagram:@yukakosugiura YouTube:@yukakosugiura
ジャケット/UNIQLO ベスト/vintage ニット/IÉNA デニムパンツ/SHISHIKUI ソックス/NIRMATA 靴/Dr.Martens ブローチ/(左から)CHANEL、vintage リング(上から)/Bottega Veneta、Tiffany&Co.、no brand メガネ/MOSCOT
高校からの親友、スタイリスト・金子 綾が語る「杉浦由佳子」。
高校入学と同時に出会い、15歳のときから今に至るまでずっと一緒。もはや家族よりも、長く濃い時間を過ごしてきたふたり。普段は圧倒的に語られることが多い金子さんが、改めて親友について語ります。

《Profile》かねこ・あや/スタイリスト。圧倒的なスタイリング力で長年を支え、今なおその伝説が語り継がれるひとり。現在はブランドプロデュースや企業とのコラボ、YouTubeなどで幅広く活躍中。Instagram:@ayaaa0707 YouTube:@aya_kaneko
金子 綾の半分は、杉浦由佳子でできている⁉
杉浦:去年の10月。このテーマをお声がけいただいたときに、真っ先に報告したのも綾ちゃんだった。
金子:LINEでね。「その号が世の中に出る前に、YouTubeを始めなきゃ」とひらめいて、半ば無理やりスタートさせたけど、やはり大正解でしたね(ニヤリ)。
杉浦:まさかYouTubeまでやることになるとは…。いちばんの理解者であり、俯瞰で見てくれる敏腕プロデューサーのおかげです。そしてこうして撮影にも参加してくれて。本当にありがたいです。今日は存分に語ってくれるということでいいでしょうか?
金子:まぁ。
杉浦:雲行きが怪しいね。基本は〝語らない女優系スタイリスト〟だからね。
金子:何よ、それ(笑)。
杉浦:私が命名したキャッチフレーズ。

金子:由佳子といえば… 手がかかる(笑)。常に探し物をして焦って小走りしている。でも高校生のときからそれを貫き通してますから、今やチャームポイントだね。
杉浦:え。褒めてる? もう少しいいこともお願いします。
金子:えー、なんだろ。近すぎて空気すぎて難しい。でも、ひとつ言えるのは、「私の半分は由佳子でできている」ということ。
杉浦:あの有名な頭痛薬みたいなこと言うね、どういうこと?
金子:メイクの師匠であるのはもちろん、ファッションでも食でも、私のインプットは、ほぼ由佳子発の情報ですから。その好奇心と探究心は、私にはないもの。だから実は金子 綾を裏で牛耳ってるのは、杉浦由佳子なんじゃないかと思ってる。
杉浦:それは衝撃の告白だね(笑)。

すべてにフラットであらゆる境界を超えていく人
金子:あとはジャンル問わず「そんなところ1mmも気にならないけど」ってところに着目する特殊能力がある。
杉浦:そうなの? 私にとってはすべてが当たり前のことなんだよね。
金子:普通はオタクって狭く深くなんだろうけど、広く深くっていうか。幅の広げ方がすごいし、深掘りもすごい。だからついついYouTubeも観ちゃうのよ。
杉浦:自分自身のさえ観ないのにね(笑)。
金子:そうそう。私よりよっぽど向いています。そして矛盾するんだけど、こだわりがあるようでないところもいいところ。急にどプチプラのメガネを合わせたり…。そうくるか? みたいな。あれはなんだろうね。高い・安いも、レディス・メンズも、流行ってるか流行ってないかも関係なく、自分の〝好きの軸〟でちゃんとものを選べる人。
杉浦:なんだろうね。わからない。ビビッとアンテナにひっかかったものを調べたり買ったりしているだけだから。
金子:たぶん私が思うに、すべてに垣根がないんだよ。それはメイクやファッションはもちろん、思考も人づきあいも。すべてにおいてボーダーレスでジェンダーレス。それが杉浦由佳子です。
杉浦:ほう。金子流の分析が面白い。
金子:あとクセが強くてぶっ飛んでいるようで、だれよりも地に足がついている人でもある、とも思っています。
杉浦:見た目からクセが強めと思われがちだから、地に足がついているところはアピールしていきたいです。

金子:あとさ、由佳子のいいところといえば、人生何回目なのっていう不思議な人間力? みたいなのがあるよね。
杉浦:自分では初心者だと思ってるけど。物心ついたのが40歳だと思っているし。
金子:おっちょこちょいだから手はかかるんだけど、なぜか日々学ばせてもらっています。だから、よくいろんな人からいろんな相談をされてるでしょ。私からすると巻き込まれてるなぁと思うときもあるけど、それは各所から信頼されている証でもあるわけで。親友として誇らしいです。サンダルコラボの成功も今回のこのテーマも、そういう今まで積み上げてきた信頼の証だと思いますよ。
杉浦:歴史あるOggiという雑誌で、本当にありえないミラクルです。しかも今日こうして金子さんからも素敵な言葉をたくさんいただけて。うれしいです。これからもがんばります。
金子:ともにがんばりましょう!
2026年Oggi3月号「エディター・杉浦由佳子さんのこと、もっと知りたい!」より
撮影/倉本侑磨(Pygmy Company) ヘア&メイク/浅井千緩 構成/杉浦由佳子
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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