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2025.07.01

「成功するまでチャレンジし続ければ、失敗にならない」ローソン 商品本部・東條仁美さんインタビュー

成果を出して、充実したキャリアを歩んでいるように見える先輩たちも、実は悩んでいた…!? 働く先輩たちに、「私、このままでいいの!?」と思っていた頃を振り返っていただきました。今回は、「からあげクン」や「バスチー」といったヒット商品を生み出した、ローソン 商品本部・東條仁美さんのインタビューをお届けします。

ローソン 商品本部・東條仁美さんインタビュー

ローソン 商品本部・東條仁美さん

とうじょう・ひとみ/1982年生まれ。2004年にローソン入社。岡山、徳島で店舗勤務や、加盟店指導業務を経験後、東京本社の商品開発部に異動。揚げ物などレジ周りの総菜を担当後、36歳からデザート開発にも参加。「バスチー」などのヒット商品を手がける。現在はナチュラルローソン商品部のマネジメント職。

未来が見えず、29歳で〝大冒険〟! ヒット商品をつくる出発点になりました

プライベートとのバランスは今も悩み中

新卒でローソンに入社し、20代なかばは岡山の支社で営業職に就いていました。やりがいはありましたが、当時は営業職の女性管理職がほとんど見当たらなくて…。29歳のとき、将来と体力面の不安から改めて自分のキャリアと向き合い、長く仕事を続けながら成長できる選択肢を考え直すことに。

入社前に「ローソンのヒットメーカーになりたい」と考えていたキャリアプランもふまえて、東京本社での商品開発の仕事を希望し、運よく異動。大学も地方で過ごした私にとって、上京は大冒険。さらにいざ転勤したら、業務内容から使用するツールのシステムまで、「転職したんじゃないか」と思うくらい、すべてが違う! イチから勉強することばかりで慣れるのに数年かかりましたが、仕事は充実して、東京に来てよかったです。

管理職になったのは32歳のとき。「30代半ばで結婚・出産できたらいいな」と思っていたので、キャリアとライフプランのバランスには、結構悩みました。でもまずは、思いきり仕事に向き合って、キャリアを安定させるほうに舵を切りました。周囲から信頼してもらえる人間になることで、子供ができた後、制約が生まれても働きやすいのではないかと思って。出張なども、「行けるうちに」と積極的に行っていました。

あの「からあげクン」も担当!「バスチー」のヒットは37歳のとき

ローソンヒット商品

そんな中で開発を手がけた、2016年の「でか焼鳥」や、2019年の「バスチー」などが話題に。ヒットの裏にはすごくたくさんの失敗もして、大きな損失を出してしまったこともあります。落ち込んだりモヤモヤしたりしているときは、その原因や自分にできることを具体的にノートに書き出して、頭の中をクリアにし、気持ちを前向きにもっていくのがルーティン。それに、あきらめずに成功するまでチャレンジし続ければ、失敗にならないですから(笑)。

36歳で結婚、38歳で出産して今は時短勤務中。再び育児と仕事のバランスにと悩みは尽きませんが、仕事や家族も含めたチームに頼り頼られ、よいバランスを探っています。

忙しく働く先輩たちの「心身を健やかにキープする処方箋」リスト

どんな日常生活を送りながらコンディションをキープしているの? 私たちも真似して取り入れられるヒントがあるかも!

座右の銘

ひとりでやっていると思わない

仕事も家庭も、チーム。だれかに支えてもらって回っているし、甘えると案外うまくいくこともあると感じます。感謝の気持ちを忘れないようにしようと、肝に銘じています。

やる気を出させてくれるコンテンツ

『SLAM DUNK』

『SLAM DUNK』

世代なんです(笑)。映画をきっかけに再読したら、ひたむきに努力する姿に感動。「私も頑張ろう」と思えます。

疲れたときのルーティン

早く寝る

子供と一緒に22時には寝る! 寝かしつけ後、中途半端に起きるとその後眠れなくなってしまうので、割り切って早寝。やりたいことは朝に回します。

平日の睡眠時間

7~8時間

朝は6時までには起きて、ひとりドラマ時間。今は朝ドラ「あんぱん」を。

休日の過ごし方

子供とお出かけ

いちご狩り

4歳の子供が元気いっぱいなので、公園で遊んだり、どこかへ出かけたりと、アクティブに過ごすことが多いです。春はいちご狩りへ!

癒しアイテム

お酒

晩酌

子供と一緒に寝落ちせずいられた日は、夫と話しながら晩酌するのが至福のとき。リラックスできます。

幸せを感じる時間

おいしいスイーツを食べるとき

スイーツの商品開発もしていますが、案外仕事のことは考えず純粋に楽しめます。最近、自宅の近所にできたパティスリーがおいしい♡

2025年Oggi7月号「働く私、今、ちょっとモヤってます」より
構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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