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2025.06.26

「大学院で学んだことは、30代最良の決断」TBS アナウンサー・出水麻衣さんインタビュー

成果を出して、充実したキャリアを歩んでいるように見える先輩たちも、実は悩んでいた…!? 働く先輩たちに、「私、このままでいいの!?」と思っていた頃を振り返ってインタビューに答えていただきました。TBS アナウンサー・出水麻衣さんが30代でした、ある決断とは…?

TBS アナウンサー・出水麻衣さんインタビュー

TBS アナウンサー・出水麻衣さん

でみず・まい/1984年生まれ。2006年入社。スポーツ番組や「王様のブランチ」「日立 世界ふしぎ発見!」などを担当。’21年に早稲田大学の大学院に進学しMBAを取得。’23年から兼務していた事業投資戦略部では、スタートアップ企業への投資検討業務を担当。今年4月、報道番組「Nスタ」キャスターに。

大学院で学んだことは、30代最良の決断。もう少し早く行動すればよかった…という後悔も

学び直しを機に視野も仕事も広がった!

30代になった途端、仕事がパタッと減った時期があるんです。アナウンサーは、番組からのオファーがあって初めて成立する、ある意味受け身な仕事。20代はがむしゃらに働いて、夢だったオリンピック中継も担当できました。でも30代になって次の目標を探していた矢先に…。人事の事情もあったんですが、すごく尽くしてきた彼氏に振られたような、大きなダメージを受けました(苦笑)。

とはいえ、尊敬できる先輩や頼れる同僚がいる、居心地のいい環境から出ることは考えられず、長期の海外ロケにチャレンジしたり、プライベートを充実させたり。一方で、自己研鑽を積んでいたかといえば… 与えられる仕事をただ打ち返していて、正直もったいない数年だったかもしれません。「頑張ります!」という勢いだけではもう通用しないし、自分の発言の薄っぺらさを視聴者のみなさんにも見透かされてしまう気がして…。自分の中の引き出しを増やす必要性を感じ始めていました。

2年間の大学院時代は講義以外の課題も!

経営学修士=MBAを取得しようと、夜間中心の大学院に入学したのは37歳のとき。コロナ禍で夜に外出せず時間が空いたことに加え、その数年前に友人から「時間や体力に余裕があるなら、勉強したらいいんじゃない?」とアドバイスされたことが心に残っていて。

課題

講義は基本的に対面で、1日2コマ×週3回。プロジェクトをゼロからつくりあげていくグループワークや、データ分析を伴うレポートなど、それまで経験してこなかったことが加速度的にできるようになって、自信につながりました。

修了した年には事業投資戦略部を兼務し、学んだ知識が直接生かせる業務に。今年の4月から務めている「Nスタ」のキャスターも、私の学ぶ姿勢や、人生を切り拓こうともがく姿を見てくれていた人がいて、声をかけてくれたのだと感じます。

TBS「Nスタ」

兼務が外れた今も、不動産関連プロジェクトに参加したり、イベントのブースを任せてもらったり、仕事の幅がグッと広がって、格段に楽しくなりました!

忙しく働く先輩たちの「心身を健やかにキープする処方箋」リスト

どんな日常生活を送りながらコンディションをキープしているの? 私たちも真似して取り入れられるヒントがあるかも!

座右の銘

笑う門には福来る

アナウンサーは、番組やスタッフから「一緒に仕事をしたい」と思ってもらうことが大事。気難しい人よりニコニコ健やかな人のほうが声をかけやすいと思うので、常に笑顔を心がけています。

やる気を出させてくれるコンテンツ

「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」

「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」
毎週金曜日17:00配信

私より10歳ほど上の、パワフルなおふたりのポッドキャスト。「私もエンジンを吹かしていこう!」と、刺激されます。

疲れたときのルーティン

「サボリーノ」

「サボリーノ」

ひんやり気持ちいいシートマスク「サボリーノ」は、仕事前にシャキッと気合いを入れるために。43℃くらいの熱めのお風呂に浸かって、パタッと寝るのも習慣。

平日の睡眠時間

6〜7時間

ベッドに入るとすぐ眠れる体質。お風呂上がりに横になるとすぐに眠気が。

休日の過ごし方

トレーニング

トレーニング

15年くらい、週1で樫木裕実さんのトレーニングに通っています。インナーマッスルが鍛えられて、動きやすい体になっている実感が!

癒しアイテム

他人の犬猫動画

いつか猫を飼いたいと思っていて。枕元でゴロゴロのどを鳴らしてくれたら… と妄想しながら、癒やされています。

幸せを感じる時間

知的好奇心が満たされるとき

専門家の方などにお話を聞く機会が多いのですが、そこで知らなかったことを知れたとき、「この仕事をやっててよかった」と心から思います。

2025年Oggi7月号「働く私、今、ちょっとモヤってます」より
構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp

Oggi編集部

「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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