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2022.07.12

「遵守」はなんて読む? 意味や使い方、順守との違い、類語を解説

「遵守」とは、「法律や道徳、習慣を守り、従うこと」。正しい読み方は、「じゅんしゅ」です。ビジネスシーンでは、公文書や書類などの書面で書かれていることが多い言葉なので、正しい意味を押さえておきましょう。今回は、「遵守」の意味や使い方、順守との違い、類語を解説します。

「遵守」の意味や読み方とは?

新聞などのメディアや書面などで、「遵守」という言葉を目にしたことはありませんか? 見たことはあるけれど、読み方に自信がないという方も多いかもしれません。「遵守」はビジネスシーンでも多々使われる表現なので、正しく理解しておきたいところです。そこで今回は、「遵守」の意味や読み方、順守との違い、類語などを解説しましょう。

(c)Shutterstock.com

意味と読み方

「遵守」の正しい読み方は「じゅんしゅ」です。「遵」という字が「尊」に似ているため「そんしゅ」と読んでしまいがちですが、誤読であるため注意しましょう。続いて「遵守」の意味ですが、「法律や道徳、習慣を守り、従うこと」を指します。身近な例で言えば、会社の就業規則に「遵守事項」という項目があります。これは、従業員が職場のルールを守るための決まりのことです。

「遵守」と順守の違い

「遵守」と同じような意味合いで、「順守」という言葉をテレビや新聞などで見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか? 「順守(じゅんしゅ)」の「順」は、「正直に従うこと」。「守」は文字通り「何かを守ること」を表します。「遵守」も「順守」も辞書では同じように法律や規則を守ること」とされていますが、「順守」にはどちらかというと素直に従うことといったニュアンスが感じ取れる言葉です。

日常的には明確な使い分けがなく、新聞や雑誌などのメディアではよりシンプルな「順守」を使われるのがほとんどです。しかし、注意したいのがビジネスシーンでの使い分け。例えば、公文書やビジネス文書、法令に関わる書類などは「遵守」が使われます。特に公文書は表記を統一する決まりがあるため、「遵守」を使うよう覚えておきましょう。

使い方を例文でチェック!

「遵守」は、ビジネスシーンでは重要な場面で使われるため、正しい使い方を押さえておきましょう。

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1:入社するにあたり、社内規定を遵守する必要がある。

「遵守」は、法律や規定など必ず守らなければならない規則に対して使います。社会人であれば入社する会社の社内規定がそれにあたりますね。

2:入社について遵守すべき事項をまとめたのでご確認ください。

書類や書面などで目にすることが多い「遵守」ですが、公務員や法律関係に勤めている場合には、実際に口にする機会も多いでしょう。「遵守すべき事項」などのフレーズを押さえておくことで、相手によりスマートに伝えることができますよ。

3:企業には個人情報保護法を遵守する義務と責任がある。

法律を「遵守」するのは雇用する側も同じことです。特に会社の機密事項や社員の個人情報を守ることは、必須事項といえます。たまに個人情報漏洩などのニュースを耳にしますが、社員や社会からの信用を失ってしまうことも考えられますね。

類語や言い換え表現とは?

「遵守」の類語には、どのようなものがあるのでしょうか? 意味や違いを理解して、うまく使い分けてみましょう。

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1:厳守

「厳守(げんしゅ)」とは、文字通り「命令や約束を厳しく守ること」。厳しく時間が定められていることを「時間厳守」と言ったりしますよね。「遵守」は主に、法律や規則を守ることに関して使われますが、「厳守」はそれ以外の幅広いシーンで使うことができる表現です。

・この件につきましては秘密厳守でお願いします。
・到着時間は遵守にてお願いいたします。

2:準拠

「準拠(じゅんきょ)」とは、ある特定のものや規則をよりどころにして従うこと」です。例えば、「規格に準拠した商品」「学習指導要領に準拠する」のような使い方をします。「遵守」には頑なに守るというニュアンスが強いのに対して、「準拠」は、それを基準にするという意味合いがあります。

・これは史実に準拠した小説だ。
・従来の慣習に準拠する人が多い。

3:従順

「従順(じゅうじゅん)」は、日常生活でも馴染みのある表現ですね。主に人の言うことや決まりに素直に従うことを言います。頑なに守るというよりも、上の者や規則に付き従うといった意味合いがあるため、どちらかというと「順守」に近いかもしれません。

・気弱な兄は権力に従順である。
・彼女は大人しく従順で、クラスメイトから人気がある。

4:遵法

「遵」の文字がついている「遵法(じゅんぽう)」は、「法律に従い、守ること」を意味します。ほぼ「遵守」と意味は同じですが、「法」がついていることから法律や規則を守る意味合いがより強い表現といえるでしょう。またこのような意識を持っていることを「遵法精神」と呼びます。

・教師は遵法の精神を教えた。
・労働者たちは一致団結して遵法闘争を行なった。

対義語とは?

それでは続いて、「遵守」の対義語をみていきましょう。

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1:違反

「違反(いはん)」とは、「規則や契約、命令に背くこと」。例えば、交通法に背いて運転速度を上げることを「スピード違反」、選挙戦で不正行為を行うことを「選挙違反」と呼んだりします。いずれも決められた規則に反する行動をとることなので、「遵守」とは正反対の表現といえますね。

・ルールに違反すると罰則があります。
・彼は駐車違反で警察に連行された。

2:違法

法律や規定に背くことを「違法(いほう)」と言います。ほぼ「違反」と同じですが、こちらの方が法律にまつわることに多く使われるためやや重いニュアンスがあります。「違法調査」や「違法建築」など明らかに法律から外れていることに対して使われる言葉です。

・麻薬の売買は違法行為である。
・その男はソフトウェアの違法コピーにより逮捕された。

最後に

「遵守」と「順守」は、ほとんど同じ意味合いですが、ビジネスシーンなどの重要な書面では「遵守」を使うのが一般的。大抵は会社の規則や規定に関わる契約書などに使われていることが多いので、意味を理解しておきたいですね。日常生活とビジネスの場面では、「遵守」と「順守」をうまく使い分けましょう。

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