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BEAUTY

2020.05.13

【医師監修】おうち時間の今がチャンス! 効果的なトレーニングは?〈食べて痩せるダイエット〉

国立がん研究センター研究所でがん幹細胞研究分野分野長をつとめ、がん細胞の増殖と、コロナウイルスを含むRNAウイルスの増殖に共通の仕組みがあることを突き止めており、双方に効く治療薬の開発が可能かもしれないと考えている増富先生の健康コラム。今回は、食べるダイエットにおける、上半身のトレーニングについて。

国立がん研究センター研究所 がん幹細胞研究分野分野長 増富健吉

筋肉痛を楽しみながら進める! 食べるダイエット8

(c)Shutterstock.com

このダイエットシリーズも8回目になった。この原稿が世に出るころには、新型コロナウイルスの「大嵐」が一段落という感じになっていることを願うが、どうだろうか。この新型コロナウイルスの嵐のさなか、先日、日本でも有数の男性下着メーカー(パンツ屋さん)の創設者である友人(と言うと失礼か。人生の先輩)から早朝にLINE電話がなった。このコラムがなかなか面白いというお褒めの言葉だった(これは余談)。曰く、「今がチャンス!」という。

その趣旨は、「お商売の関係で、今までは忙しすぎて会うことのできなかった方や、それこそ、用件だけ済ませれば、それで失礼していた方と、なんか、腰を据えてゆっくり話す時間もある」また「『こんな大変な時期にわざわざ有り難う。じゃあ、この際…』みたいに、意外なところで感謝されて、お商売の話が順調にいったりもする」とのこと。

考え方とか気の持ち方でスマートな考えのできる人もいるんだなと感心した。気候もよくなる、この時期、このダイエットシリーズもスポーツジムに行けなくても、部屋にいても、「食べて鍛える、筋トレ」で今がチャンスかもしれない。

◆下半身と上半身を交互に鍛えて!

(c)Shutterstock.com

前回「筋肉痛を指標にトレーニングを進める。筋肉痛を楽しもう!」と書いた。そして、筋肉痛を指標にしての下半身のトレーニングを紹介した。お気づきかもしれないが、もし適度な筋肉痛があれば、2日ほどは「トレーニングの休息日」となり、毎日、筋肉痛を楽しむことができない。もったいない。この間の「休息日」に、上半身のトレーニングを入れていくのがコツ。そうすると、毎日、年中、筋肉痛を楽しむことができる。

上半身のトレーニングの仕方も下半身と同じ。できるだけ大きな筋肉の筋肉痛を指標に。上半身で大きな筋肉といえば、まずは大胸筋(胸の筋肉)、広背筋(背中の翼)、上腕筋(二頭筋が力こぶ、三頭筋が皆さんが気にするプルプルの部分)。一番、有名でやりやすいのは、腕立て伏せ。大胸筋と上腕筋が鍛えられる。角度や姿勢で若干鍛える筋肉が異なる(らしい)が、余り気にする必要はない。

下半身と上半身を交互にトレーニングすることでほぼ毎日、気持ちの良い筋肉痛が得られる。これで、目標にはほぼ到達できるようになると思う。

◆筋肉痛とは筋肉の適度な健康的炎症

(c)Shutterstock.com

こうやって、「筋肉痛」愛好者のようなことを言っていても専門性がみえないので、筋肉痛を少し医学的見地から説明しておこうと思う。私は、採血するといつも、GOTが高く出る。GOTとは言わずと知れた、GPTと並ぶ、肝臓の病気の指標の1つ

これだけなら、肝臓の病気を心配してしまうが、GOTは筋肉からも漏れ出す。私の場合、CKという筋肉酵素もいつもかなり高くでる。CKは筋肉から漏れ出す酵素で、高いと、救急では心筋梗塞なども考える。これらを総合的に考えると、私は、筋トレのしすぎでGOTとCKがいつも高い。

「筋肉痛」は医学的にはGOTとCKの値と、問診で診断がつく。もう一つ、多くの医者も知らないと思うが、自分で実験した結果では、「筋肉痛」の時は、炎症反応を示す「CRP」の値も激高くなることを確認している。CRPが高いと通常は細菌感染などのひどい感染症を疑うが、基本的には体に炎症があるとCRPはあがる。医学的には「筋肉痛とは、筋肉の適度な健康的炎症」ということができる。

次回、もう少し、具体的な上半身と下半身のトレーニングの仕方をお話ししたいと思う。あと、「筋トレはキッチンでおこなう!」ということもくれぐれもお忘れなく。通常の研究活動抑え気味、面談禁止、外出自粛の今のうちにコラムの書き溜めをしておく。「今がチャンス!」なのだから。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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国立がん研究センター研究所 がん幹細胞研究分野分野長 増富健吉

1995年 金沢大学医学部卒業、2000年 医学博士。
2001年-2007年 ハーバード大学医学部Dana-Farber癌研究所。2007年より現職。
専門は、分子腫瘍学、RNA生物学および内科学。がん細胞の増殖と、コロナウイルスを含むRNAウイルスの増殖に共通の仕組みがあることを突き止めており、双方に効く治療薬の開発が可能かもしれないと考えている。
専門分野:分子腫瘍学、RNAウイルス学、RNAの生化学、内科学。
趣味:筋トレ


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