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カジュアルとはどういう意味? どんな服装のこと?
〝カジュアル〟という意味には「何気ない」「さりげない」「くだけた」「気まぐれな」というような意味があります。ファッションにおいてのカジュアルとは「格式張っていないリラックス感のある服装」と言えます。中でもTシャツやジーンズ、スニーカーなどがカジュアルなアイテムとして挙げられます。
また「オフィスカジュアル」や「スマートカジュアル」という、ビジネスシーンやきちんと感が必要なシーンで使われる言葉もあります。明確な定義はありませんが、〝カジュアル〟という言葉がついても、Tシャツやジーンズなどのラフすぎる格好は好まれません。
オフィスカジュアルは、来客などの対応にも恥ずかしくないオフィスで働くときの服装のこと。仕事をする上で、最低限の礼儀をわきまえている必要があります。女性はワンピースやスカート、パンツなどフォーマルなスーツに比べると選択肢が多いのが特徴です。
スマートカジュアルは、結婚式の二次会などのパーティーや、ドレスコードのあるレストランなどで来ていく服装を思い浮かべると良いでしょう。ちょうどフォーマルとカジュアルの中間で、普段着よりもおしゃれなお出かけ服、というイメージです。
このように〝カジュアル〟と一口に言っても、表すスタイルは様々あります。今回はそんな〝カジュアル〟にまつわるお手本コーデを一挙紹介します。
〈それぞれの〝カジュアル〟コーデの意義〉
1|「カジュアル」は休日コーデのようなリラックス感のある服装
ダウン・ロゴキャップなど、カジュアルを代表するようなアイテムは、クールさやきれいめ感のある色味でコーディネートしたい。合わせてシルエットまで意識すれば、幼すぎない大人カジュアルにまとまる。
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2|「オフィスカジュアル」は仕事上の礼儀をわきまえたきれいめな装い
オフィスカジュアルには、セットアップやワンピース・ジャケット・ジレなどが活躍。今っぽさやこなれ感を出すには、アイテムの素材・色味でトレンドを取り入れると◎。清潔感ときちんと感を担保するアイテム選びを心がけたい。
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3|「スマートカジュアル」は結婚式の二次会やパーティーに相応しい格好
ドレスとまではいかなくても、ワンピースやセットアップなどでドレスアップした装いを選びたい「スマートカジュアル」。高級ホテルに行っても恥ずかしくないような装いが基準。
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働く女性の【オフィスカジュアル】はこなれ感たっぷりに
まずは、働く女性になじみ深い「オフィスカジュアル」のお手本コーデを紹介します。オフィスというTPOを踏まえたきちんと感のある着こなしなら、必ずしもジャケットを羽織らなくてもいいのがオフィスカジュアルの魅力。シルエットや素材感できれいめな印象をとことん引き出していきましょう。迷ったときは、セットアップやジレなどに頼れば、サマになるはず◎
ブラウンパンツ×リブニット×アイボリーのロングコート
白パンツ×ダークグレーのロングコート×タートルネックカットソー
グレーのテーラードジャケット×透け感トップス
ベリーカラーニット×黒タイトスカート
黒のセットアップ×白のツイードジャケット
ベージュノーカラージャケットのセットアップ×白ブラウス
ベージュジャケットのセットアップ×チェック柄フリルブラウス
黒パンツ×白レースブラウス
ベージュロングジレ×黒パンツ×白ニット
ベージュパンツ&ベージュジレのセットアップ×白トップス
黒クロップドパンツ×白ボリュームスリーブのブラウス
黒ジレ×ドット柄袖のシアートップス×白パンツ
ロングジレセットアップ×白ブラウス
ベージュジレのセットアップ×ミントグリーンのニット
ブラウンパンツ×リブニット×アイボリーのロングコート
上質なこだわりの素材と美しいシルエットが際立つアイボリーのロングコート。ハイウエストのパンツとともに全体を大人っぽくまとめて。
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白パンツ×ダークグレーのロングコート×タートルネックカットソー
白のワイドデニムは、トップスとアウター次第できれいめにも振りやすい。カシミアと同等の繊細なウール繊維を、薄く二重に織り上げたリバー素材なら、羽織るだけで存在感も抜群。淡色コーデの上に重ねればシルエットもきれい見えすること間違いなし。
グレーのテーラードジャケット×透け感トップス
シアーニット×ハイウエストパンツのベージュの淡色コーデ。女っぽいトップスには、トラッドなジャケットでかっこよく着こなすのが今どき。差し色にフレッシュなグリーンのストールを加えて明るい印象に。
ベリーカラーニット×黒タイトスカート
ジューシィなピンクニットに黒タイトスカートを合わせて大人っぽく。スカートは膝下丈を選び、裾から素足をのぞかせて抜け感をキープ。華奢なジュエリーでさりげなくリッチ感をプラスして。
黒のセットアップ×白のツイードジャケット
流行のセットアップに、ゆったりサイズのツイードジャケットを着流せばクールな大人の余裕が漂う。気張らずシンプルなのにクラス感たっぷり。
ベージュノーカラージャケットのセットアップ×白ブラウス
ノーカラージャケットにワイドストレートパンツの組み合わせは、ゆったりとしたラフな佇まいが粋。シルク混のツイード素材やボウタイシャツで品のよさも漂って。仕上げの柄バッグで遊び心を。
ベージュジャケットのセットアップ×チェック柄フリルブラウス
一見きれいめシンプルなセットアップは、ジャケットの袖に深めのスリットが入ってほんのりモードな表情に。都会的なデザインはベージュを選ぶことで、おしゃれさだけでなく好印象をキープできる。
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黒パンツ×白レースブラウス
シンプルなきれいめ黒パンツと合わせると、ロマンチックな甘いブラウスもキレのある印象に一転。ブラウスの裾はタックインして、きれいめのパンプスと合わせるとフォーマルな場面でも映える上品コーデに。
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ベージュロングジレ×黒パンツ×白ニット
今どきのリラクシーさは欲しいけれどきちんと見せたいときに頼れる、働く女性の新名品ジレワンピース。ハンサムもきれいも思いのまま。
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ベージュパンツ&ベージュジレのセットアップ×白トップス
きれいめシンプル派が選ぶべきセットアップはベージュ。いい意味で主張しすぎず、簡単にこなれ感を出せるのがGoodポイント。白のカットソー、バッグで抜け感と爽やかなキレのよさをプラスして。
ジレ、セットアップ、ロゴ… 辛口アイテムも「ベージュ」ならきれいめマイルド♡
黒クロップドパンツ×白ボリュームスリーブのブラウス
袖口の大ぶりフリルが黒パンツ合わせのシンプルなモノトーンコーデをぱっと華やかにしてくれる。ブラウスの裾をタックインすることできちんと感もアップ。
ワンツーコーデでのこの華やかさ! フェミニン気分の日、黒パンツには×○○!
黒ジレ×ドット柄袖のシアートップス×白パンツ
ハンサムなジレにシアーブラウスを合わせれば、軽やかな甘辛スタイルに。ジレ以外をホワイトでまとめて、すっきりとしたモノトーンコーデの完成♪
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ロングジレセットアップ×白ブラウス
ますます人気が加速するジレ&パンツのセットアップ。鮮度の高さときちんと感、両方を狙いたい通勤シーンにもおすすめ。フレアパンツも写真のように、くるぶし丈を選ぶとより軽やかにスタイルアップする。
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ベージュジレのセットアップ×ミントグリーンのニット
きれいめ感が漂うセットアップは、トップスにはミントグリーンの爽やかな色で合わせたい。暗いトーンのアイテムを合わせない清潔感のあるコーデ。
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パーティーやお呼ばれに最適な【スマートカジュアル】
会社や取引先のパーティー、ちょっとしたお呼ばれはいつやってくるかわからないもの。大人女性なら、そんないざというときにも困らないスマートカジュアルな1着をワードローブに備えておきましょう。上品さのあるワンピース・セットアップなら重宝すること間違いなし。アクセサリーや小物類もあわせて揃えておきたいですね。
カーキのセットアップ×パール&ゴールドのアクセサリー
黒パンツ×ドットスリーブブラウス
白パンツ×黒パフスリーブトップス
バックリボンワンピース×グレージュトレンチコート
ドラマティックなワンピ×大人の肌見せサンダル
テーラードジャケット×黒パンツ×黒トップス
ドレス風黒ロングスカート×黒ブラウス
ネイビーのウエストコンシャスワンピース
カーキのセットアップ×パール&ゴールドのアクセサリー
カーキのセットアップで上品にまとめた大人コーデ。輝きのあるチョーカーにバロックパールを足すだけで、ホテルのテーブルディナーにも自信をもって臨める。
きれいめ派のゴールドジュエリー重ね付け、パールやカラーストーンを相棒に♡
黒パンツ×ドットスリーブブラウス
ダークカラーのコーデを華やかにしてくれる、シアー素材のボリューム袖。ベージュのリップを合わせれば、きれいめ×こなれ感が叶う。
白パンツ×黒パフスリーブトップス
シアー素材のパフスリーブで程よい肌見せを狙った着こなし。白のタック入りパンツと合わせればお呼ばれシーンやオフィスシーンにも着ていける。
バックリボンワンピース×グレージュトレンチコート
レースに施された刺しゅう、バックのリボン、背中開きなど、さりげない甘さが大人の私たちにちょうどいい。
小物やアウターをプラスして、一足早く「春ワンピース」を楽しむべし!
ドラマティックなワンピ×大人の肌見せサンダル
控えめに素肌がのぞくエコレザーのメッシュサンダルは、ラグジュアリーホテルという格式ある場所にも合う。ドラマティックなワンピースの上品さをキープしつつ、足元に程よい抜け感をつくってくれる。
マキシワンピを「脱リゾート」させるには、足元を「きれいめフラットサンダル」に!
テーラードジャケット×黒パンツ×黒トップス
シックに決まるブラックコーデに仕立てのいいテーラードジャケットを羽織れば、ドレスコードを守れる。洒落感のあるカジュアルさを足すなら、きれい色のパンプスをあわせてブラッシュアップさせて。
スタイルアップジャケットにゆるカーデ♡ オフィスでも華やぐ、30歳からのステディ名品
ドレス風黒ロングスカート×黒ブラウス
アイテムの選びしだいで、圧倒的な存在感を放つブラック。光沢のあるパフスリーブのトップスをメインにフィットアンドフレアを意識してドレスライクに。あえて小物やアクセサリーまで黒で統一してモードに仕上げて。
華やかに着こなす春のスカート3選… 美シルエットでセレクト!
ネイビーのウエストコンシャスワンピース
品よく華やかなウエストコンシャスワンピース。高い位置で絞ったウエストと丸みのあるフレア袖が、「きちんときれい」をアピール。リネン混の織りの表情も涼しげ。
ウエストコンシャスワンピースで、「きちんときれい」な印象美人に!
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休日に着こなしたい【大人カジュアル】スタイル
オフシーンで着こなすことが多いカジュアルコーデ。でも、休日だからと適当にコーディネートしていたら、こどもっぽく洒落感のない装いになってしまうので注意が必要です。ここでは、Oggi世代が着こなしたい大人のカジュアルコーデを紹介。リラックスなムードの中にも、きれいめな可愛さを意識してみて。
くすみピンクニット×光沢ワンピース
イエローのニット×白タートル×オフ白コーチジャケット
ロゴキャップ×白プリーツスカート×ネイビーニット
ロゴスウェット×淡ブルーのダウン×タイトスカート
プリーツスカート×淡ピンクニット×白カットソー
チュールスカート×チルデンニット
ネイビーのキャミワンピース×白パーカー
カーキシャツジャケット×デニム
ピンクカーディガン×グレーデニム×グレートップス
白ワイドパンツ×オレンジのクロップド丈ニット
パウダーピンクのギャザーブラウス×黒デニムパンツ
デニムパンツ×グリーンツイード×Tシャツ
ブラウンワンピース×Gジャン
ラベンダーカラーのスポーティブルゾン×ダークブラウンフレアスカート
くすみピンクニット×光沢ワンピース
ピンク色のニットとタートルカットソーを重ねて、チアフルな着こなしに。そこにツヤめくワンピースを合わせれば、お出かけシーンにぴったりな華やぎコーデが完成。
冬後半戦にチャレンジしたい【ピンク】が主役のきれい色配色! お手本コーデ4
イエローのニット×白タートル×オフ白コーチジャケット
パワーチャージできそうな、鮮やかイエローのニット。白タートルを挟むことで肌なじみがよくなり、ぐっと距離感が近く。オフ白のコーチジャケットでスポーティに振ると新鮮な表情に。
ロゴキャップ×白スカート×ネイビーのニット
ヘルシーなキャップにロマンティックなスカート。真逆のテイストを合わせて洗練度UP! MIX感を楽しんで。
休日にマネしたい! 甘めに着ない「プリーツスカート」最旬コーデ3
ロゴスウェット×淡ブルーのダウン×タイトスカート
アウトドア感の強いダウンも、ペールブルーなら大人かわいい! タイトスカートを合わせてすっきりと。
プリーツスカート×淡ピンクニット×白カットソー
大きな黒のボストンバッグに、黒のひも靴。小物が辛口だから、ピンクニット×ストライプのコットンスカートというガーリーな組み合わせもなんなくきまる。甘いニット&スカートをメンズっぽい黒小物で引き締め、大人の余裕を醸し出して。
休日にマネしたい! 甘めに着ない「プリーツスカート」最旬コーデ3
チュールスカート×チルデンニット
大ヒット中のチュールスカートは、甘くないニットではずすのが大人かわいいの肝! トラッドな印象を振り切り、ミックス感のあるコーデを楽しんで。
ネイビーのキャミワンピース×白パーカー
グロッシーな艶キャミワンピは、パーカーを被るレイヤードでカジュアルダウン。白のパーカーなら初秋にぴったりの爽やかな雰囲気に。重ための素材感だから、足元はボリュームが出せるロングブーツでバランスをとって。
今すぐマネしたい! スウェット×艶ネイビーでつくる、大人の洗練カジュアル3選!
カーキシャツジャケット×デニム
アースカラーでまとめたアクティブなカジュアルコーデ。バッグや帽子などの小物で洗練された印象に仕上げて。
ピンクカーディガン×グレーデニム×グレートップス
グレーのワントーンコーデには、効きのいい派手ピンクのカーディガンが好相性。はおるだけで即、高揚感がUP!
大人の【ピンク】は、グレイッシュなアイテム合わせで“微糖”な着こなしに!
白ワイドパンツ×オレンジのクロップド丈ニット
脚長効果抜群のハイウエスト×フルレングスのワイドパンツ。オフィスでもはける白のスラックスは、あえて遊びを効かせたトップスを選んで、都会的な休日コーデに仕上げて。
春は、情熱的な“オレンジ”をコーデに取り入れて! お手本コーデ3
パウダーピンクのギャザーブラウス×黒デニムパンツ
愛らしいギャザーブラウスも、ブラックデニムなら大人っぽいムードで着こなせる。
デニムパンツ×グリーンツイードジャケット×Tシャツ
上品なツイードジャケットも旬のグリーンを選ぶと、コンサバすぎずこなれた表情に。同系色のライムでなじませるとシックな大人のムードが漂う。
ブラウンワンピース×Gジャン
フェミニン派がGジャンを着るなら、ふんわりとしたワンピースとも相性抜群なデザイン性の高いモダンなタイプがおすすめ。ドロップした肩&パフスリーブの絶妙バランスにときめく!
「上品フェミニン派」大胆なシルエットとキャッチーな小物で着こなしを更新!
ラベンダーカラーのスポーティブルゾン×ダークブラウンフレアスカート
スポーティなシャカシャカ素材のアウターと白スニーカーで軽快な雰囲気に。淡いラベンダーは、ダークブラウンで引き締めればぐっと大人の表情が増す。
大人っぽく春めくなら絶対“パープル”! Oggi厳選アイテムでお手本コーデ3
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最後に
今回は、休日カジュアル・オフィスカジュアル・スマートカジュアル… とさまざまなカジュアルスタイルを紹介しました。カジュアルといえど、シーンによってはリラックス感が漂う着こなしは好ましくありません。いつ何時もTPOに合った着こなしで、洒落感たっぷりにコーディネートできるのが本当のファッション上級者。あなたもぜひさまざまなカジュアルコーデに挑戦してみてください。
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