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日常で不意に感じる「ちょっと匂う…」は、汗が減っているサインかも?
急に気温が上がった日や、遅刻しそうで駅まで走った日。久しぶりに汗をかいて、「ちょっと匂うかも…」──こんなふうにドキッとした経験、ありませんか?
エアコンが効いた室内で過ごすことが増えた私たち現代人は、汗をかく機会が減りがち。汗腺の働きが低下して、いざ汗をかいた時に匂ったり、ベタついたりすることがあるんです。
とはいえ、「汗をかくと服が汚れるし、メイクも崩れる」「できればかきたくない」という気持ちもありますよね。だからこそおすすめしたいのが、“効率よく汗をかく時間”を作ること。
ホットヨガなら、ハードな運動が苦手な人でも無理なく体を温めながら汗をかけるから、大人の汗活にもぴったりです。
この記事のポイント

●汗が匂うのは、汗腺がさぼりがちになっているからかも!
●大人の汗活・ホットヨガの魅力4つと、注意点
●ホットヨガがもっと快適に変わる! レッスン前・レッスン後の過ごし方のコツ
1レッスンで滝汗をかくことも。ホットヨガのメリットと注意点
室温35〜40度、湿度55%〜65%に設定されたスタジオおこなうのが、ホットヨガ。常温でおこなう一般的なヨガと比べて高温多湿な環境が特徴で、「1レッスンで滝のような汗をかいて、スッキリ」そんなイメージもあるかもしれません。
ではここで、ホットヨガの4つの魅力をザックリおさらいします。
ホットヨガのここがいい、4つの魅力
●筋肉が温まりやすく、伸びやすい
体温ほどの暖かさに設定されたスタジオでは、筋肉が温まりやすく、伸びやすく、関節への負担が少ない状態に。
そのため、体が硬い人でもポーズを取りやすくなります。
●呼吸に意識を向けやすい
湿度があることで、空気の乾燥による息苦しさが少なく、呼吸に意識を向けやすくなります。
呼吸が深くなると、副交感神経が働いて、緊張モードから抜けやすくなります。
●汗をかきやすい
高温多湿の環境では、汗を出す汗腺が刺激されます。さらに、湿度が高いと汗が蒸発しにくいため、体は体温を下げようとして、より積極的に汗をかくように。

その一方で気を付けたいのが、大量に汗をかく分、脱水やのぼせ、めまいにつながりかねないこと。せっかくのメリットがデメリットにならないように、レッスン前後はもちろん、レッスン中もこまめな水分補給が欠かせません。
●常温のヨガよりもカロリーを消費しやすい
ホットヨガは、常温のヨガと比べて消費カロリーが多いと言われています。これは汗をたくさんかくから痩せるのではなく、高い室温で血行が良くなって代謝が上がることや、インナーマッスルが鍛えられることで、痩せやすい体質に導いてくれるためです。
このように、常温のヨガとは環境も、期待できる効果も異なるホットヨガ。メリットもあれば、思った以上に体に負担がかかる一面もあります。
特に、暑さに慣れていない人や、久しぶりの運動という人は、頑張り過ぎに注意が必要です。少しでも違和感があったら休むくらいが、ホットヨガではちょうどいいです。
ここからは、現役ヨガインストラクターの筆者が、ホットヨガをより快適に過ごすためのコツをもう少し掘り下げていきます。
レッスン前①:準備で心に余裕を。メイク落としはシートでササッと

一般的に、ホットヨガをする時はノーメイクが推奨されています。大量に汗をかくとメイクが崩れるだけでなく、汗や皮脂と混ざって毛穴に残りやすくなるためです。
ファンデーションや日焼け止めが肌に密着したまま汗をかくと、タオルにメイクが付くことや、ベタつき・ムズムズ感が気になったり、レッスン後に肌が荒れたりするリスクも高まります。
自宅からノーメイクで行くのが一番ラクですが、抵抗がある場合や、仕事の後に行く場合は、スタジオの洗面台でメイクを落とせる(スタジオにもよるので、念のためご確認を)のでご安心を。
ただし、レッスン前は混みあっていたり、水回りがビショビショになっていたりすることも珍しくありません。焦ったり、気分が落ちてしまったりしてはもったいないので、クレンジングシートでササッとオフして、余裕をもってレッスンに臨むのがおすすめです。
レッスン前②:少しだけ早く到着して、コンディションに合った場所選びを

ホットヨガは、同じスタジオ内でも位置によって体感温度が異なります。慣れるまでは少し早めに到着して、安心して参加できる場所をキープするといいかもしれません。
●ドアの近く:体感温度低め
人の出入りや隙間風で外気が入り込みやすい場所です。息苦しさを感じにくく、万が一気分が悪くなった時もすぐに外へ出られる安心感があるので、初めての人や、暑さに慣れていない人におすすめ。
●スタジオの中央:体感温度は中程度(ほぼ設定温度)
温度と湿度が安定しているエリアです。極端な熱さや冷気の影響を受けにくいため、ホットヨガに慣れてきた人、ヨガのポーズに集中したい人におすすめ。
●ドアから離れた前のほう:体感温度高め
熱気が強く、ガッツリ汗をかきたい汗活重視派に人気。鏡で自分のフォームをチェックしやすいエリアでもあります。
意外なのがスタジオの端で、熱がこもってモワッとしがち。インストラクターやスタッフに、どのあたりがいいのか聞いてから場所を決めるのもひとつの手です。
レッスン後:「シャワー待ち」で体を冷やさない

レッスン後に予定がなくても、「シャワーを浴びずには帰れない!」というくらい汗をかくのが、ホットヨガ。
そのため、レッスン後はシャワールームが混みあいがちです。参加人数が多いクラスでは、一巡目で入れず、汗をかいたまま待機…なんてことも。せっかく温まった体が、冷えてしまいます。
そんな時は、一巡目はあえて見送って、暖かいスタジオ内で軽くストレッチをしたり、水分補給をしたりして過ごすのがおすすめ。筆者は、汗拭き用とは別に大きめのタオルを持参して、肩からかけて冷え対策をしています。

レッスン最後の「シャヴァ・アーサナ」をいかに心地よく過ごせるか…これも、ホットヨガの満足度を左右する大切なポイント。
シャワーのことを考えてソワソワすると、レッスンの余韻や効果が薄まってしまいます。いつもより少しゆっくりしてから出るくらいの気持ちでいると、最後まで心地よさを味わえます。
気持ちよく帰るために…ビニール袋は必携!

最後は、マストで持っていきたい持ち物“ビニール袋”です。吸汗速乾性を重視した服装をしていても、ホットヨガ後は思いのほか汗でビショビショ。塗れた服をタオルで包んだ程度では、ほかの荷物まで湿らせてしまうことがあります。大きめのビニール袋や、内側がビニールコーティングされたスパバッグなどは、ぜひ持っていきたいところです。
ホットヨガをより快適なものにするためには、焦りや準備不足によって、「落ち着けない時間」にしないことがポイント。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ヨガインストラクター・高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®、そのほかにもリフレッシュドライヘッドスパ、パーソナルリンパケアリストといった資格のもと、執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。
趣味は、ボルダリング!



