羊羹（ようかん）のカロリーと糖質量。実はダイエット向きって本当？ 食べ方のコツ

羊羹のカロリーと糖質量

練り羊羹のカロリーと糖質量

練り羊羹100gと、ひと切れ（50g）のカロリー・糖質量をチェックしてみましょう。

水羊羹・蒸し羊羹のカロリーと糖質量

こちらは100gあたりのカロリーと糖質量を見ていきます。

羊羹とその他和菓子の比較

練り羊羹とその他和菓子のカロリー&糖質を、100gあたりの数値で比較してみます。

ダイエット中でも羊羹を食べるコツ

「和菓子」の中では比較的高カロリー

和菓子はバターや生クリームといった乳製品をあまり使用しないため脂質が低く、あずきのような豆類にはタンパク質や食物繊維がたっぷり含まれているので、洋菓子を食べるよりも太りにくいとされています。ただし、砂糖を多く含み糖質が高めで、けっして低カロリーとは言えません。

とくに羊羹は、和菓子の中でも高カロリー・高糖質です。洋菓子を食べるか和菓子を食べるかで迷って和菓子を選ぶのはよい選択ですが、和菓子の中で何を食べようか迷ったら、ダイエット中は水羊羹やわらび餅など、カロリーが低めの和菓子をセレクトしましょう。

もちろん食べる量にもよるので、100gあたりのカロリーが低くても、たっぷり食べればその分高カロリー摂取につながることは忘れずに。

羊羹は少量を時間をかけて食べる

100gあたりの羊羹のカロリーは高めですが、ひと切れで済ませられるのであれば特別問題にはなりません。食べる“量”さえ気をつければ、ダイエット中も食べて問題のないお菓子です。

羊羹に限りませんが、お菓子は「特別な時間を楽しむ」ために活用する、という意識に変えてみてください。「小腹が空いたからとりあえず口に入れる」という感覚で食べていると、いつまでも痩せることはできません。

例えばコンビニやスーパーで目にするひと切れサイズの羊羹。そのまま剥いてパクパク食べられる手軽なパッケージですが、それをあえてお皿に移します。このとき、ひと切れをそのままお皿に盛るのではなく、できればさらに薄くカットしましょう。

これを、フォークや楊枝を使って口に運びます。あたたかいお茶やブラックコーヒーと一緒だとなお良いでしょう。食べ方を変えるだけで満足感は天と地の差です。「なんだかもの足りない…」と、別のお菓子に手を伸ばすことも減るはず。

羊羹を食べるときは「上質な時間を楽しむ」、これを意識してみてくださいね。

糖質オフタイプの羊羹を食べる

砂糖控えめの羊羹や、不使用のものも市販されています。手作りすれば、砂糖の量を調節することも可能です。羊羹がどうしても好きでやめられない！ という方は、量だけでなく、どんな羊羹を食べるかにも注目してみてください。

羊羹は食べる量さえ気をつければOK！

和菓子の中で比較的高カロリー・高糖質な羊羹。ですが、脂質は低くタンパク質を含み、食物繊維やミネラルも摂取できる優れものです。食べ過ぎはカロリーや糖質の過剰摂取につながり太ってしまいますが、ひと切れという量を守れるならダイエット中も食べやすいお菓子です。むしろ上手に使えば、ダイエットの味方にもなるでしょう。

りの

栄養士・運動実践指導者・ダイビングインストラクターとしてフィットネス業界に10年勤務。趣味は筋トレと海外旅行（渡航国数50カ国以上）。現在はWebライターとして世界中でノマドライフを満喫中。著書『拝啓、世界であわてふためく女子たちへ』。