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カステラ1切れあたりのカロリーと糖質量
カステラ100gあたりのカロリーはおよそ313kcalです。一般的なカステラ1切れは50gほどのものが多いため、1切れ食べた場合のカロリーは157kcalとなります。
また、カステラ100gあたりの糖質量は61.3g。1切れあたりでは30.7gとなります。
カステラ1切れ(50g)のカロリー | 157kcal |
---|---|
カステラ1切れ(50g)の糖質量 | 30.7g |
カステラとその他お菓子のカロリー比較
カステラを食べようか、それとも別のお菓子を食べようか…。迷ったときの判断材料にできる、カステラとその他お菓子のカロリーを比べた結果をお知らせします。できるだけ低カロリーのお菓子を食べたいと思っている方は、参考にしてみましょう。なお、ここではすべて100gあたりのカロリーを表記するため、実際に摂取することになるカロリーは内容量分のカロリーに変換して考えてくださいね。
和菓子との比較
まずはカステラとその他和菓子を比較してみます。
カロリー | |
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カステラ | 313kcal |
今川焼き(こしあん) | 217kcal |
今川焼き(つぶあん) | 220kcal |
今川焼き(カスタード) | 224kcal |
かしわもち(こしあん) | 203kcal |
かしわもち(つぶあん) | 204kcal |
くし団子(みたらし) | 194kcal |
桜もち(こしあん) | 235kcal |
桜もち(つぶあん) | 237kcal |
大福もち(こしあん) | 223kcal |
大福もち(つぶあん) | 223kcal |
どら焼き(こしあん) | 282kcal |
どら焼き(つぶあん) | 292kcal |
くりまんじゅう(こしあん) | 296kcal |
くりまんじゅう(つぶあん) | 295kcal |
もなか(こしあん) | 277kcal |
もなか(つぶあん) | 278kcal |
水ようかん | 168kcal |
100gあたりのカロリーでは、カステラがもっとも高カロリーという結果になりました。
焼き菓子との比較
カステラとその他焼き菓子のカロリーを比較します。
カロリー | |
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カステラ | 313kcal |
スポンジケーキ | 283kcal |
いちごのショートケーキ | 314kcal |
タルト | 247kcal |
ベイクドチーズケーキ | 299kcal |
レアチーズケーキ | 349kcal |
プレーンドーナツ | 379kcal |
バターケーキ | 422kcal |
ホットケーキ | 253kcal |
小麦粉や砂糖がたっぷり使われている焼き菓子は、全体的に高カロリーな傾向があります。
太りやすいカステラの食べ方
トッピングをする
カステラはただでさえ小麦粉や砂糖、水あめなど体重増加につながる可能性の高い材料が、たっぷりと使われています。
ここに生クリームやアイスをトッピングしたり、はちみつをかけたりすると、カロリー過多になってしまうのは容易に想像できますよね。砂糖やミルクを加えたコーヒー・紅茶をお供にするのも危険です。
ダイエット中カステラを食べるのなら、シンプルにカステラだけ、ブラックコーヒー・紅茶、緑茶などと一緒にいただきましょう。
2切れ以上食べる
カステラ1切れはだいたい50gほどだとお伝えしました。
1切れ食べるだけであればカロリーは157kcal程度なので、農林水産省「食事バランスガイド」で定められている、1日あたりの菓子・嗜好飲料の摂取目安量である200kcalを超えない計算になります。つまり適量の範囲ということ。その他の食事や運動でカバーしやすいカロリー量です。
しかし、2切れ食べてしまうとカロリーは313kcal、3切れ食べると470kcalとなります。
長方形の大きなカステラは、つい2〜3切れお皿に移してぺろりと食べてしまいそうになりますが、ダイエット中にこの行為は危険。食べるなら1切れまでと決めていただきましょう。
夜のデザートに食べる
カステラだけに限りませんが、お菓子やデザートを夜に食べるのは推奨できません。
夜の活動量を考えると、せいぜいお風呂に入ってストレッチするくらい。夜ごはんすら「食べすぎには注意」と言われる中、さらにカステラまで食べてしまったら、その摂取カロリーや糖質量がどうなるか、簡単に想像できるはずです。
ダイエット中に気をつけたいカステラの食べ方
活動量が多い日中に食べる
夜のデザートとして食べるのは避けてほしいですが、まだまだ活動量の多い日中に食べるのなら、脂肪として蓄えられる可能性が低くなります。
カステラを含めたお菓子やデザートを食べるのに適した具体的な時間は、15時前後。この時間帯は、1日の中でもっとも脂肪になりづらい、つまり太りにくい時間帯だとされています。
小麦粉不使用のカステラを食べる
小麦粉や砂糖といった糖質を大量に含む食品は血糖値を急上昇させやすく、上がった血糖値を下げるために体は「インスリン」というホルモンを分泌します。インスリンは過剰に分泌されると、使い切れなかった糖を脂肪として蓄える働きがあります。つまり、糖質の過剰摂取には十分注意しなければいけないということ。
ダイエット中でもカステラが食べたい、と思ったら、おからや大豆粉を使ったカステラをご自身で作ったり、そういった商品を購入したりして、血糖値の急上昇を防ぐことをおすすめします。
食べた分を運動で消費する
カステラを食べた分、他の食事でカロリーをコントロールするのもおすすめですが、ダイエットでは運動による筋肉量アップ、基礎代謝量の増加も重要。ぜひ運動で摂取カロリーの消費に努めてみましょう。
カステラ1切れ食べた場合に必要な運動の目安量は以下の通り(体重55kgの人を想定)。
・ウォーキング… 35分
・水泳…35分
・ジョギング…23分
・ランニング…20分
ここにぜひ筋トレも加えてみましょう。筋トレ自体の消費カロリーはそれほど多くありませんが、これらのような有酸素運動と組み合わせることで、より効率のよい脂肪燃焼が期待でき、太りづらい体づくりに貢献します。
カステラは1切れを目安に!
ダイエット中カステラを食べる場合は、1切れが目安です。それ以上食べてしまうと、カロリー調整や運動での消費がかなり大変になり、体重増加リスクがグンと増えると考えましょう。ブラックコーヒーや緑茶と一緒に、トッピングをせず、午後3時前後を目安にいただいてみて。小麦粉を使用しないカステラの購入や手作りもぜひ視野に入れてみましょう。
りの
栄養士・運動実践指導者・ダイビングインストラクターとしてフィットネス業界に10年勤務。趣味は筋トレと海外旅行(渡航国数50カ国以上)。現在はWebライターとして世界中でノマドライフを満喫中。著書『拝啓、世界であわてふためく女子たちへ』。