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2025.08.01

初めての相手へ送るビジネスメールどうする?正しい書き方を解説

ビジネスメールは、第一印象を左右する大切なコミュニケーションツールです。特に初めての相手へのメールは、慎重に言葉を選び、誤解を招かない配慮が求められます。
初めてメールを送る相手にも好印象を与える、ビジネスメールの書き方と具体例をご紹介します。

初めての相手に好印象を与えるメールの重要性

初対面の相手には、言葉遣いや構成が信頼感に直結するため、顔が見えない分、丁寧な表現やわかりやすい文章で誠意を示すことが大切です。

初めての相手へのメールは、自分や会社の印象を決める重要な要素にもなります。適切な敬語やマナー、そして明確な目的意識を持つことが必要です。

メールの基本構成とポイント

ビジネスメールには一定の型があります。構成を押さえることで、簡潔かつ効果的なメッセージを送ることができます。

件名 – ひと目でわかるシンプルかつ端的な件名をつける

件名は、メールを開いてもらうための大切なポイントです。

相手が毎日何件、何十件とメールのやりとりをする可能性もあることを考え、件名でメールの重要度や内容を即座に判断できるよう、シンプルかつ端的な表現を心がけましょう。

<例>

・「〇〇のご紹介【株式会社△△・〇〇】」

・「【ご挨拶】株式会社××の〇〇です」

曖昧な件名は避け、用件の概要や重要なキーワードを含め、具体的な内容を示すことで相手の関心を引きます。

書き出し – 初めての挨拶で信頼感を与えるポイント

書き出しは、「初めまして」から。続けて、簡潔な自己紹介を行い、要件へ。相手がすぐに要件へ進めよう、自己紹介は長すぎないボリュームにまとめるのが理想です。

<例>

・「初めまして、株式会社〇〇の△△と申します。貴社の□□に関心があり、ご連絡差し上げました。」

・「初めまして、株式会社〇〇の△△と申します。■■株式会社の□□さんにご紹介いただき、ご連絡差し上げました。」

本文 – シンプルで要点が伝わる構成

本文は、簡潔でわかりやすくまとめます。自分の立場と目的を明確に伝え、相手が理解しやすいように課題や要件を整理しましょう。要件が複数ある場合は、箇条書きを活用すると情報をスッキリまとめることができます。

また、アポイントメントを依頼する場合は、具体的な日程や時間帯、所要時間を提示します。日程調整のためにメールのやり取りをなん度も行うと相手が不快に感じることもあるので、複数の候補日を提示しておくといいでしょう。

<新任や担当変えの挨拶例>

この度、前任の〇〇に代わり、私が貴社の担当を務めさせていただくことになりました。

不慣れなため至らない点があるかもしれませんが、貴社のお役に立てるよう努める所存です。

本来ならば直接伺うべきところですが、取り急ぎメールでのご挨拶にて失礼いたします。

これからも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

<アポイントメントの取る際の例>

ご都合の良いお日にちをお伺いできればと存じますが、以下の日程でご都合はいかがでしょうか?

・○月×日 △時〜

・△月□×日 ×時〜

・×月△日 □時〜

<相手からの返信が必要なメールの例>

アポを取る必要がある、日程調整の必要があるなど、相手の返事が必要な場合には、返信をもらいやすいような言葉を添えます。

・「ご都合の良いタイミングでご返信いただけますと幸いです。」

・「お忙しいところ恐縮ですが、○日までにご返信を頂戴できますでしょうか。」

<相手からの問い合わせへの返信メールの例>

・相手から初めて連絡があった際の返信例文

「初めまして。ご連絡ありがとうございます。ご提案いただいた件、拝見いたしました。詳細についてお伺いできればと存じます。」

・社外からの問い合わせへの対応例

「お問い合わせいただき、誠にありがとうございます。ご質問の件について、以下の通りご回答申し上げます。」

結び – 柔らかくも締まりのあるクロージング例

結びの言葉は、丁寧かつ簡潔に。「何卒よろしくお願いいたします。」はビジネスメールにおいて定番の結び言葉ですが、相手との関係性に応じて「お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。」など、柔らかい表現も効果的です。

また、「ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます」や、返事が欲しい場合には「それでは、お返事をお待ちしております」といった具体的な依頼を添えることで、相手に行動を促すことができます。

pc作業する女性
(c) Adobe Stock

初めての人へのメールで避けたいNG例

メールでは、直接会って話すことがないぶん、言い回しや表現に十分な注意が必要です。うっかりした表現が誤解を生んだり、相手に不快感を与えてしまうことも。ここでは、特に気をつけたいNG例とその改善ポイントをご紹介します。

件名に「お世話になります」のみ

件名は、メールの内容を一目で伝える大切なポイントです。

「お世話になります」だけを件名にしているケースもよく見かけますが、これは相手にとって不親切な印象を与えてしまいます。

件名からメールの要点を瞬時に把握できるよう、具体的な内容を簡潔に表現すると相手への配慮ができ、そのあとに続く仕事が円滑に進むでしょう。

長すぎる挨拶で本題になかなか入らない

ビジネスメールでの挨拶は、礼儀として欠かせない要素。ですが、長すぎると相手に負担をかけてしまいます。特に忙しい相手に対しては、冗長な挨拶はかえって逆効果です。

例えば、「いつもお世話になっております。貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。このたびはご多忙のところ恐縮ですが…」と長々とした挨拶が続くと、肝心の要件が埋もれてしまいます。

効果的な挨拶は、シンプルかつ的確に要点を押さえることです。「お世話になっております。株式会社〇〇の△△です。」といった基本的な挨拶の後にすぐに本題に入ると、相手も読みやすくなります。また、初めての相手には「初めまして、株式会社〇〇の△△と申します。」と簡潔に自己紹介を添えると良いでしょう。

ポイントは、相手の時間を尊重する気持ちを持つこと。要点を明確にすることで、相手にとっても親切なメールになります。

pc作業する女性 手元
(c) Adobe Stock

まとめ

初めての相手へのビジネスメール。難しそうに感じますが、丁寧さと相手への配慮、要件を明確にすることがポイントです。信頼関係を築く第一歩として、ビジネスメールの文章にもこだわってみてくださいね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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発売中のOggi10月号にて、都市別・遠征先ホテルリストの記事に誤りがありました。
P.130に掲載しましたレム新大阪さんのサービス紹介で、ドリンクサービスのアイコンを載せましたが、こちらのホテルではドリンクサービスはごさいませんが、ロビーにティーバッグ等のご用意があります。
お詫びして訂正いたします。
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