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2025.07.28

日常でもビジネスシーンでも!ボキャブラリーを身につけて好感度を上げる褒め言葉の使いこなし方

口先だけの褒め言葉やわざとらしく相手を褒めるだけでは、良好なコミュニケーションを生むことは難しいもの。そこで今回は、日常生活でも仕事の場でも、上手なコミュニケーションに欠かせない褒め言葉について考えます。

褒め言葉を上手に使うことで、相手の仲が深まって信頼関係を築くことができたり仕事が円滑に進んで進んだりすることもあるので、上手に取り入れてみましょう。

ビジネスシーンで褒め言葉が重要な理由は?

褒め言葉は、単に相手を喜ばせるだけでなく、信頼を築くためのコミュニケーションツールのひとつです。嘘を並べて煽てる必要はありませんが、相手を褒めたり良い部分を伝えるのはお互いにとって気持ちのいいものです。

特にビジネスシーンにおいては、褒め言葉を使うタイミングや言葉選び、ありきたりな言葉にならないよう気をつけたいものですよね。

褒め言葉を選ぶポイント

相手を褒めるときに気をつけたいのは、嘘っぽくなったり、わざとらしくならなったりしないこと。本心から誉めているように相手に聞こえるよう(もちろん本心から褒めるのですが)、言葉選びには気をつけましょう。

具体的な言葉を添える

上手な褒め言葉のポイントは、具体性です。

「素晴らしいですね」といった漠然とした言葉で、はありきたりすぎて相手の心に届きにくいですし、人によっては「お世辞でしょ?」と悪いように捉えられてしまうこともあります。「あのプレゼンの構成がとても分かりやすかったです」と具体的な言葉を添えることで、本音で褒めていることが伝わりますし、相手にとって印象深い言葉になります。
また、友人との会話では「あなたのセンス、本当にいいよね!」のように、相手の個性を具体的に褒めることでより印象深い言葉になります。

ボキャブラリーを増やす

褒め言葉の幅が広がると、褒め上手になります。ただ「よかった」「わかりやすかった」「嬉しかった」というシンプルな言葉を伝えるのではなく、褒め言葉を伝えるシーンや相手に合ったフレーズを選ぶことで、会話の深みが増し、より効果的なコミュニケーションが実現します。

子どもの頑張りを称える言葉、友人の新しい挑戦を応援する言葉、家族の努力をねぎらう言葉など、それぞれの場面に合ったフレーズを選ぶことで、コミュニケーションがさらに深まります。

職場で話し合う笑顔の男女の写真
(c)Adobe Stock

シチュエーション別:褒め言葉のバリエーションと例文

ここからは、簡単な褒め言葉と例文を、シチュエーション別にご紹介します。仕事仲間や上司、友人、家族など、相手に合わせて上手に褒め言葉を使い分けてくださいね。

<一般的なフレーズ>

誰にでも使える基本の褒め言葉

「さすがですね!」

「本当に頼りになります!」

仕事でアドバイスをくれた先輩やいいアイデアを出してくれた同僚に使える褒め言葉です。また、機転を利かせた友達や、頼んでいないのに家事を終わらせておいてくれた夫に伝えるのもいいかもしれないですね。

初対面や挨拶で使える褒め言葉

「初対面ですが、とても話しやすいですね。」

「お名前はよく耳にしています。ご活躍を伺っていました。」

初対面は誰でも緊張するもの。そんな緊張感やぎこちなさを和らげ、親しみを込めることができます。

<仕事で使えるフレーズ>

プレゼンテーションや会議後のフィードバック

「具体的なデータが多くて、すごく説得力がありました。」

「質疑応答での対応力が素晴らしかったです。」

相手の準備や努力、とっさの判断力や素早い機転を評価して褒める言葉です。プレゼンや会議のあとに伝えることで、相手の自信を高めることができます。

また、ビジネスの場だけでなく、勉強会や趣味の発表などでも使えそうですよね。

チームワークやプロジェクトの達成を褒める言葉

「あなたの指示が的確だったから、このプロジェクトは成功しました。」

「どんな時でも前向きな姿勢を見せてくれるので、チーム全体がいつも明るくなります。」

チームの中心となって動いてくれた人や成果を出した相手を具体的に褒めることで、努力が実り、自分の貢献が評価されていると感じられるので、さらなるモチベーションにつながります。

役職や立場に応じた褒め言葉

「ご決断の速さがとても印象的でした」

「この資料のクオリティは本当に素晴らしいですね。」

仕事仲間に使えるフレーズです。上司には敬意を示す表現を選び、部下には努力を具体的に評価することで、日々の仕事ぶりを見てくれている人がいることや頑張りが実ったという達成感が得られ、仕事への自信にもつながります。

<家庭やプライベートで使える褒め言葉>

パートナーに使える褒め言葉

「毎日仕事や家事を頑張ってくれて、本当に感謝しているよ。」

「忍耐強いところ、本当にすごいと思う。」

「いつも前向きで、こっちまで元気になる。」

パートナーには、日々の感謝の気持ちを直接伝えることが何よりの褒め言葉になります。きれい、かっこいい、似合っているといった外見やセンスを褒めるのももちろん良いのですが、具体的な行動や頑張りを労う言葉の方がより効果的です。

子どもへの褒め言葉

「こんなにたくさん漢字を覚えられるなんてすごいね。」

「この絵、とてもカラフルで素敵だね。発想力が豊かだね。」

「お友達を大事にしているところが、あなたの素敵なところだね。」

子どもに対しは「いつも頑張っているね」「上手だね」というざっくりとした褒め言葉ではなく、ピンポイントで具体的なことを褒めることが重要です。

親子
(c)Adobe Stock

褒め言葉を使う際の注意点

無理に褒めたり不自然な表現を避ける

褒め言葉は使うタイミングや相手、シチュエーションに合わせて適切に使うことがポイント。慣れない褒め言葉を無理して使うと不自然に聞こえ、逆に相手に疑念を抱かせる可能性があります。

自然に褒め言葉が出るよう、良いと思ったことは口に出すようにするなど、普段から人の良い部分に目を向けておくことも大切です。

文化や性別による褒め言葉の選び方

日本では「謙遜」という文化があります。日本人は褒めるのも褒められるのも苦手な日本人、あまりに直接的な褒め方は避けたほうが信憑性が増します。

性別による偏見を避けるため、性別に関係なく誰にでも使える表現を知っておくことも重要です。

まとめ

褒め言葉は、単なるお世辞や形だけの言葉ではなく、信頼を深めるための大切な手段です。適切な場面で適切な言葉を使うことで、コミュニケーションの質を向上させ、仕事の効率や人間関係の円滑化にもつながります。日々の会話で褒め言葉のボキャブラリーを少しずつ増やし、相手に心から伝わる言葉を選んでみましょう。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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