【春巻きのカロリーは1本155kcal】油がくせもの！ カロリーカットの方法とは

春巻き1本のカロリーはどれくらい？

春巻き1本50g分の材料のカロリーを紹介します。

材料だけのカロリーは99kcalですが、これを油で揚げるのでここからさらにカロリーアップします。

春巻きの皮の吸油率（食材が吸収する油の量の割合）を12%とすると、油を6.3g吸収すると計算できるため、その分のカロリー（56kcal）を足した「155kcal」が春巻き1本あたりのカロリーとなります。

市販の春巻きのカロリーを比較すると？

作るとなると少し手間ですが、冷凍食品にもおいしい春巻きはたくさん販売されていますよね。お弁当に活用したり、小腹が空いたときに食べたりする人も多いでしょう。ここではスーパーで見かける、冷凍食品の春巻き1本分のカロリーを比較してみます（2025年7月現在、公式HPの情報を元に記載）。

春巻きをカロリーカットする方法とは

揚げずに調理する

少しでも使用する油を減らせば、カロリーをカットすることができます。

通常春巻きは鍋に油を熱し、じっくりと4〜5分ほど揚げて調理します。春巻きの吸油率は10〜12%ほど。つまり、食材自体のカロリーが100kcalほどしかなくても、ここに食材の総重量×10〜12%の油が吸収されるということです。

油はたった1gでも9kcalほどあります。吸えば吸うほど高カロリーになることは、容易に想像できますよね。

「揚げない春巻き」はオーブンを使います。クッキングシートに春巻きを乗せたら、両面に油を適量塗り焼き色がつくまで焼きましょう。

ヘルシー食材を使う

例えばお肉を使わずに野菜やきのこ類をたっぷり入れてみましょう。もやしやキャベツを入れてもいいですし、お肉の代わりに低カロリー・高タンパク質な魚介類を加えてみてもよいでしょう。

材料の工夫+揚げない調理法で、かなりのカロリーカットができるはずです。

メインメニューにしない

春巻きをメインのおかずにしてしまうと、1〜2本では済まなくなります。

1本あたり155kcalほどあるので、4本食べれば620kcal、5本食べれば775kcalまでカロリーはアップ。ここに白米を食べたら、それだけで1,000kcal近くなり、ダイエットどころではなくなるでしょう。

春巻きはサブのおかずとして、食べても1〜2本を目安にしてみましょう。できれば小さめのものがベター。もの足りないと感じるようなら、1本を半分に斜め切りしてゆっくり味わう工夫をしてみてください。

レタスやトマトなど、付け合わせに野菜をたっぷりお皿に盛ると、満足度はさらにアップするはずです。

ダイエット中の春巻きはほどほどがよし

「揚げる」というだけでカロリーが急上昇する春巻きは、ダイエット中ならちょっぴり気をつけたいメニュー。できるだけカロリーを抑えるには「油で揚げない」「具材を工夫する」「メインのおかずにしない」工夫を。ごはんとの相性もいいので、白米の食べ過ぎにも十分注意してくださいね。

りの

栄養士・運動実践指導者・ダイビングインストラクターとしてフィットネス業界に10年勤務。趣味は筋トレと海外旅行（渡航国数50カ国以上）。現在はWebライターとして世界中でノマドライフを満喫中。著書『拝啓、世界であわてふためく女子たちへ』。