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2024.05.22

「雲散霧消」とはどんな意味? ビジネスシーンでの使い方や類語を解説

「雲散霧消」とは、「あとかたもなく消えうせること」。雲や霧が消えるような様子から転じて、このような意味になりました。本記事では、「雲散霧消」の意味や使い方、類語などを解説します。

せっかく時間をかけて準備していたことが、相手からのキャンセルにより全てなくなってしまった! という経験はありませんか? 楽しみにしていた計画や仕事であるほど、断られるとがっかりしてしまいますよね。このように、今まであったものが、霧のようになくなってしまうことを「雲散霧消」と言います。

「雲散霧消」には複数の使い方があるので、本記事でその例文や詳しい意味を確認していきましょう。

「雲散霧消」の意味

「雲散霧消」の読み方は、「うんさんむしょう」。辞書で意味を確認してみると、

[名](スル)雲や霧が消えるときのように、あとかたもなく消えうせること。雲消霧散。「長年の計画があっけなく―する」

『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

となります。雲や霧が太陽に当たって、あとかたもなく消えてしまうように、物事が消えてなくなることを指します。「雲散」は、文字通り「雲が散ること」。「霧消」は、「霧が消えること」。同じような意味を重ねることで、意味を強調する四字熟語です。

消えてなくなることから、間違えて「無消」と書かないように注意してくださいね。

(c) Adobe Stock

使い方を例文でチェック!

「雲散霧消」は、実際にものが消えてなくなるという意味以外にも、心の中のモヤモヤが消えてなくなる時にも使われます。ビジネスシーンでの使用例も紹介しますので、チェックしてみてくださいね。

1:映画の上映が終わり、観客たちは雲散霧消した。

イベントなどが終わり、会場から人々がいなくなった時に「雲散霧消」が使われます。それまでたくさん人がいたのが嘘かのように人気がなくなり、あたりが静まっている様子がイメージできますよね。

2:パートナーと納得がいくまで話し合ったことで、これまでの悩みが雲散霧消した。

「雲散霧消」は、心の中の悩みやネガティブな感情が、あとかたもなく消えた場合にも使用します。例えば、もしかしたら相手が浮気をしているかもしれないと疑っていて、そのことをパートナーに打ち明けたら誤解だった! という場合。心のわだかまりがとけてスッキリした、ということもあるでしょう。

(c) Adobe Stock

3:取引先の経営状況が悪化したせいで、決まりかけていた商談が雲散霧消してしまいました。

ビジネスシーンでは、決まりかけていた企画や商談が、なんらかのトラブルによりなくなってしまった場合に使用します。時間や労力をかけていた仕事ほど、なくなってしまうと落胆してしまいますよね。同僚がもし「この間の企画、雲散霧消してしまったよ…」と言ったら、「担当していた仕事がなしになったんだな」と理解できるでしょう。

類語や言い換え表現は?

「雲散霧消」の類語には、字面がそっくりな「雲散鳥没」や「煙散霧消」などがあります。詳しく意味をみていきましょう。

1:雲散鳥没

「雲散鳥没」は、「うんさんちょうぼつ」と読みます。漢字から意味を読み解いていくと、「雲のように散り、鳥のように姿を消す」ということ。あとかたもなく、消え失せることを意味します。

空を埋め尽くすかのようにたくさん飛んでいた鳥が、いつの間にかいなくなってしまったという光景を目にしたことがある方も多いでしょう。

「霧」が、「鳥」に置き換わっただけで、「雲散霧消」と意味は同じですね。

(例文)
・ほぼ会議での話し合いがまとまっていたのに、先輩から反対意見が出て、話が雲散鳥没してしまった。
・決まりかけていた旅行が、悪天候により雲散鳥没してしまった。

2:煙散霧消

「煙散霧消」は、「えんさんむしょう」と読みます。こちらの四字熟語では、「雲」の代わりに、「煙」が使われていますね。煙や霧が消えてしまうように、物事がすっかり消えてしまうことです。「雲散霧消」の言い換え表現として覚えてみてくださいね。

(例文)
・お互い本音を話したことで、これまで抱えていた家族との確執が煙散霧消しました。
・怪我のせいで、大会への出場が煙散霧消となってしまった。

3:消滅

「消滅(しょうめつ)」の意味は以下の通りです。

[名](スル)消えてなくなること。それまで存在していたものがなくなってしまうこと。「相続の権利が―する」「自然―」

『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

「なくなること」を意味する「消」と「滅」の字を組み合わせたのが、「消滅」です。国やもの、人との関係性などに全般的に用いることができます。恋愛では、いつの間にかお互いが疎遠になり、交際関係が解消されてしまったことを「自然消滅」と言ったりしますよね。

(例文)
・A国では水害により、いくつかの地域が消滅してしまったそうだ。
・今日の試合に負けてしまったせいで、自力優勝の可能性が消滅してしまった。

(c) Adobe Stock

英語表現は?

英語で、「悩みがなくなった」「仕事や契約がなくなった」などと言いたい時にはどのように表現したらいいのでしょうか? 使いやすい例文を3つ紹介します。

1:I talked to a friend and my worries disappeared like a fog.

訳すと、「友人に相談をして、心配事が霧のように消えました」という意味になります。「like a fog」で、「霧のように」。「disappear」は、「消える」「存在しなくなる」という意味です。「雲散霧消」のニュアンスを伝えたい時に使ってみてください。

2:I confided in my partner and my worries melted away.

こちらは、「パートナーに打ち明けたことで、私の悩み事は溶けてなくなりました」という意味。「melt away」で、「溶けてなくなる」という意味になります。会話を重ねることで、心配や不安が徐々に溶けてなくなっていったというニュアンスが伝えられるでしょう。

3:My business partner turned me down and canceled the contract.(取引先に断られて、契約が取り消しになってしまったよ)

ビジネスシーンで、仕事や契約がキャンセルになってしまった! という場合には、そのまま英語で「cancel」を使うことができますよ。「contract」は、「契約」という意味なので、セットで覚えておくと役立ちますね。

最後に

「雲散霧消」とは、「雲や霧が消えるときのように、あとかたもなく消えうせること」。もの以外にも人間関係などがなくなってしまうことにも使えます。

計画していたことがなくなってしまって残念だというネガティブな意味で使われる一方、話し合いなどにより問題が解決して心が晴れ晴れしたという、ポジティブな意味で使われることもあります。「雲散霧消」の幅広い使い方を、この機会に覚えてみてくださいね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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