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2023.08.15

「そつなくこなす」はほめ言葉? 注意点とそつなくこなす人の特徴を紹介

「そつなくこなす」とは、無駄がなく、手落ちもないことを表します。「そつなくこなす人」のように使われることが多いですが、これはほめ言葉なのでしょうか? この記事ではそつなくこなす人の特徴や注意点も紹介します。

「そつなくこなす」は、ほめ言葉?

「あなたは仕事をそつなくこなすね」と言われたら、どのように思いますか? 「ほめられたのかな?」と、戸惑うかもしれませんね。「そつなくこなす」は、基本的にはほめ言葉。しかし、使い方には注意しなければなりません。

また、社会人として、仕事をそつなくこなせるようになりたいと願う人もいるかも。そつなくこなす人はどのような特徴を持つのか、注意点とあわせて見ていきましょう。

「そつなくこなす」とは、無駄がなく手落ちもないこと

「そつなくこなす」の「そつがない」には、無駄がない、手落ちがないという意味があります。「そつなくこなす」とは、どのような仕事や作業でも、無駄なく正確に処理し、テキパキと対応できることを表すわけですね。

基本的には、ほめている

「そつなくこなす」は、基本的にはほめ言葉として使います。相手が感心したように「あなたはそつがないね」と言ってくれたら、それはきっとほめ言葉のはず。純粋に喜んでいいでしょう。

一方で、「そつなくこなす」をよくない意味で使う人もいます。その場合は、「最低限しか仕事をしない」「言われたこと以外はやらない」のようなニュアンスのことが多いでしょう。

目上の人には使わないのがベター

「そつなくこなす」は、人をほめる言葉ですが、目上の方や上司、先輩には使わないことをおすすめします。たとえば、先輩が後輩に「そつなくできたね」と声をかけても問題ありませんが、目下の人に「そつがない」と言われても、ほめられた気がしないでしょう。

また、言い方によっては、上から目線で評価された、批判されたと受け取られることも。「そつなくこなす」をほめ言葉で使う際は、気持ちを込めて伝えることを意識しましょう。

にこちゃんマークを差し出す
(c)Shutterstock.com

そつなくこなす人、どんな特徴がある?

仕事をする上で、業務をそつなくこなす人がいてくれたら、周りはとても楽ですよね。自分もそのような人になりたいと思う人もいるでしょう。

ここからは、仕事などをそつなくこなす人の特徴を紹介します。特徴を把握し、自分でもできそうと思うことがあれば、取り入れてみてください。

1:先読み力があり、頭の回転が早い

仕事をそつなくこなす人は、先読み力があり、頭の回転が早いという特徴があります。常に一歩先を見据え行動するため、リスク管理にも長けている人が多いでしょう。

動きながら考えるため、アイデアを実行に移すのも早め。数字やデータに強く、論理的な考え方をするため、発言内容に一貫性があります。

2:着実に成果を出せる

自分の役割や、周囲に期待されている役回りを的確に把握しているのも、仕事をそつなくこなす人の特徴です。目標の設定も明確かつ着実のため、コツコツと努力を重ねながら前進し、成果につなげるでしょう。

また、業務のポイントを把握しているため、ミスが少ないのも特徴。ミスをしたとしても、すぐに対応してリカバリーできるため、周りからの信頼は厚いでしょう。

3:時間やタスクを上手に管理できる

仕事をそつなくこなす人は、時間やタスクの管理が得意です。納期や期限などもしっかりと把握しており、遅れることはありません。期限ギリギリで提出したり、納期を忘れていたりということは滅多にないはずです。

また、業務の重要度や緊急度を把握して整理することができるため、効率的に仕事を進めることができます。優先順位も明確で、高いものから確実に終わらせていくでしょう。

4:俯瞰して全体像を把握できる

常に一歩引いて俯瞰し、業務の全体像を把握しているのも、仕事をそつなくこなす人の特徴です。自分だけの利益を考えるのではなく、全体的にうまくいくよう考えて動くため、業務全体の進捗状況をしっかりと把握しているということも。

チームの中で困っている人がいたら、さりげなくフォローしたり、サポートしたりするのも得意です。

5:高いコミュニケーション力

高いコミュニケーション力を持つのも、仕事をそつなくこなす人の特徴でしょう。業務は自分ひとりでできないことを知っていますから、周りと協力しながら円滑に物事を進めていきます。

また、コミュニケーションの重要性も理解しているため、自ら積極的に良好な関係を築けるのも特徴。自分をアピールするのではなく、チーム全体の士気が上がるよう行動します。

立ち話でもりあがる
(c)Shutterstock.com

そつがない人が注意すべきこととは?

そつなくこなす人は周りからの信頼が厚く、順風満帆のように思われがちです。しかし、そういう人だからこそ、注意しなければならないことも。次のことにあてはまることがないか、チェックしてみてください。

1:業務が集中しやすい・頼まれごとが増える

仕事というものは、仕事をできる人のところに集まります。そつなくこなす人は、何でもできると思われがちなため、業務が集中しやすかったり、頼まれごとが増えたりするかもしれません。

周りから頼られると、自分を認めてくれたようでうれしく思いますが、断りにくいもの。また、業務過多が原因で自分を追い詰めたり、それがミスにつながったりするのは避けたいところです。

余裕のない時や、キャパオーバーになりそうな時は、素直にそれを伝えましょう。上司や周りと相談し、無理し過ぎないようにしてください。

2:八方美人だと思われることも

どんなタイプの人ともうまく交流できるのも、仕事をそつなくこなす人の強みです。苦手なタイプがいたとしても、それを感じさせません。

しかし、それが行き過ぎると、八方美人と思われることも。相手と良好な関係を築くことを優先するあまり、自分の意見を伝えないということは避けることをおすすめします。

人を頼るのが下手

仕事をそつなくこなす人は、人を頼るのが苦手な傾向にあります。頼りたいと思っていても、相手に迷惑なのではないかと考えてしまい、結局自分が無理をするということはありませんか?

仕事をそつなくこなす人に頼られたら、それがうれしいと思う人は意外と多いです。人はみんな、誰かの役に立ちたいと望むもの。誰かを頼ることで、業務が円滑に進むこともあります。

歯車をあわせる
(c)Shutterstock.com

最後に

「そつなくこなす」は、よくない意味で使う人もいますが、基本的にはほめ言葉です。仕事をそつなくこなすのは、誰にでもできることではありません。だからこそ、無理をせず、周りに頼ることも必要です。周りに頼られ過ぎてキャパオーバーにならないようにしながら、さらに強みを伸ばしてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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