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2023.07.03

アイディアマンとは? その人の特徴や意外と嫌われる理由、言い換えを解説!

アイディアマンとは、すぐれたアイディアを思いつく人を言います。誰も考えつかないようなアイディアを次から次へと考え出すなんて、羨ましい才能ですね。周囲から一目置かれる場合もありますが、一方で、少し疎まれることも。本記事ではアイディアマンになる方法やその人の特徴などを解説します。

会議やミーティングで、いつも斬新な考えや企画を思いつく人、周りにいませんか? 「どうしてそんな発想が出てくるんだろう」と、不思議に思いますよね。本記事では、そんなアイディアマンになれるヒントや共通する特徴を紹介します。

アイディアマンとは?

アイディアマンとは、次々と良いアイディアを出す人、すぐれたアイディアを考えつく人を言います。英語ではそのまま「idea man」、もしくは「ideas man」と表現。

新しい企画や独創的な発想を次々と提案でき、ビジネスにおいては、重要なキーパーソンとなりますね。上司からも期待され、同僚や後輩からも頼りになる存在と言えます。

誰も意見を言わず、どんよりとした企画会議において、「ちょっと提案したい企画があります」「こんな風に改善すればいいのでは」と、意見を出す人が一人でもいると、その場の空気が変わることでしょう。

人と違った発想や考え方を持つため、周りから理解されにくいこともありますが、皆と同じような発想では差別化ができません。行動力も備えていることが多く、仕事もスピード感を持って進めていくことができます。会社にとってはなくてはならない人材と言えるでしょう。

アイディアマンになるには?

「自分にはそんな才能はない」。そう諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。ここではアイディアマンになるためのヒントを、3つお伝えします。

1:広い視野を持つ

身近なことや興味のあることにだけ目を向けていては、誰も発想しないような考えを思いつくことはできません。常に新しいことや珍しいものにアンテナを張り、視野を広くしておきましょう。

嫌いなことや興味のないものに目を向けてみると、意外とひらめきのスイッチが入るかもしれませんね。

2:思ったことは口に出す

思いついたことや気づいたことを、口に出して言語化することも効果があるようです。考えたり悩んだりしているのは、何もしていないのと同じことと言えます。

思ったことを言葉に出してみると、頭の中が整理できた気分になりませんか? このように、アウトプットすることで、また新たな発想が生まれてくる、という好循環を呼ぶことでしょう。

同僚と会議
(c)Shutterstock.com

3:自分を大事にする

アイディアマンは、他人と同じかそれ以上に自分のことを大事にすると言えます。自分自身が満たされていないと、すぐれたアイディアも思いつきません。ネガティブな感情で心がいっぱいの時、いいアイディアが思いつくでしょうか。

食事や睡眠、運動にも気をつけ、人間関係も良好で、自分をいい状態(=ウェルビーイング)に保ちます。

アイディアマンの特徴は?

アイディアマンには共通の特徴があるようです。3つ紹介します。1つでも当てはまったら、素質があるのではないでしょうか。

1:楽観的である

アイディアマンは「物事はうまくゆく」と考え、失敗についてあまり気にしないと言えます。起こりうる可能性をいい方向に捉え、「成功する」と信じることが多いようです。

例えうまくいかなかったとしても、「いいフィードバックを得ることができた」と次のアイディアに前向きに活かすでしょう。

2:観察力が高い

観察力とは、物事をよく見て、推察する力のことを言います。観察力が高いと、小さな変化にも気づくことができ、そこからさまざまな見立てをつけることができます。

また、人が見逃してしまうような観点もくみ取ることができるでしょう。好奇心も旺盛で、いろんなことに興味を持つので、情報収集力にも長けていると言えます。

3:チャレンジ精神がある

アイディアマンは、どんなことに対してもポジティブに挑戦する姿勢を持っていると言えます。課題や問題に対して、積極的に関わり、解決することにやりがいを感じている場合も。

複数の案件を抱えていて、余裕がない場合でも、むしろそれがやる気の原動力になっていることも多いようです。

大きな像を背負う女性
(c)Shutterstock.com

嫌われるアイディアマンとは?

組織になくてはならない存在のアイディアマンですが、時には疎まれることもあるようです。ここでは2つ紹介します。一緒に見ていきましょう。

1:規則やルールが苦手

他人にはないひらめきやアイディアを生み出すことは得意ですが、規則やルールに従うのは苦手な場合が多いようです。「こうしなければならない」といった、決まり事を厳密に守っていては、豊かな発想は湧いてこないのかもしれませんね。

年配の上司や真面目な同僚や部下からは、「扱いづらい」「関わりたくない」、と疎まれることもあるようです。

2:周りを混乱させる

その独創的な発想から、周りがついていけず、混乱することもしばしば起こるようです。即断即決で動くこともあるので、ある意味、無計画な場合も見受けられます。

行動を起こしながら、失敗とチャレンジを繰り返すことも多いので、慎重な人や前もって準備をして行動する人からは、信用されない場合も…。

アイディアマンの類似表現

アイディアマンと似たような意味を持つ言葉をいくつかピックアップします。これを機に覚えておきましょう。

1:才気煥発(さいきかんぱつ)

才気は、よく気がつき、巧みに物事を処理する知的能力のこと。煥発は、火が燃え出るように輝き現れることです。よって、才気煥発は、すぐれた能力が輝くように溢れている様子を言います。才気煥発な人は、問題解決力も高いようなので、アイディアマンに通ずるところがありますね。

2:機知に富む(きちにとむ)

機知は、その場に応じて、とっさに適切な応対や発言ができるような鋭い才知のことを言います。その場の状況を察して、発言でき、臨機応変に対応する。機知に富んでいる人は、正にアイディアマンと言えるのではないでしょうか。

笑顔でスマホを触る女性
(c)Shutterstock.com

最後に

ビジネスにおいて、組織やチームにアイディアマンが一人いると、滞っていた問題や課題が加速して動き、解決に導いてくれそうですね。関わっているメンバーもその才能に引っ張られ、成長できそうな気がします。

一方で、その発想と意思決定の速さから、周りがついていけず、振り回されてしまう場合もあるようです。お互いを認め合い、尊重できる職場環境を一緒に作っていくことが大事ですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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