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2023.03.16

孫請けとは? 二次請け・ひ孫請けの意味や、メリット・デメリットも解説

孫請け(まごうけ)とは、下請けの仕事を、さらに他の会社が下請けすること。建設業界やIT業界でよくみられる言葉です。当記事では、孫請けの意味や、メリット・デメリットを紹介。一緒に、ひ孫請けや二次請けなどの意味も解説します。

発注者からの仕事を単独で請け負うこともありますが、建設業界やIT業界などでは、引き受けた仕事を他の会社や人に依頼することもあります。こうした多重下請け構造の中で発生するのが「孫請け」。当記事では、孫請けの意味やメリット・デメリットなどを紹介します。

孫請けとは?

建設業界やIT業界などに属していない場合、孫請けという言葉に馴染みがないかもしれません。最初に、孫請けの意味を詳しく解説していきます。

意味

孫請け(まごうけ)とは、下請けの仕事を、さらに他の会社が下請けすること。仕事を受注した会社が、自社のリソース不足や人員コスト削減などにより、仕事の一部もしくは全部を別の会社に依頼することがあります。この会社を「下請け」といいますが、この下請けがさらに別の会社に仕事を依頼することを「孫請け」というのです。

打ち合わせしている机上
(c)Shutterstock.com

そのほかの関連語は?

上記で、孫請けについて解説しましたが、仕事を受注する企業を順番に紹介していくとさらに理解しやすくなるでしょう。まず、発注者から仕事を直接受ける企業や人を「元請け」といいます。

その「元請け」が、引き受けた仕事をさらに別の企業に依頼することを「下請け」といい、さらにその下で仕事を請けるのが「孫請け」です。つまり、発注者→元請け→下請け→孫請けという流れになります。以下で、それぞれの言葉の意味を詳しく解説していきましょう。

一次請け(元請け)

発注者から直接仕事を受注する企業や人を、「一次請け企業」」「元請け」といいます。建設業界ではゼネコン、IT業界では大手IT企業が、元請けであることが多いです。元請けは、発注者と打ち合わせを行いながら、仕事内容や進め方などを具体的に詰めて、プロジェクトを一緒に進めていくこともあります。

二次請け(下請け)

元請けが、仕事の一部もしくは全部を別の企業に依頼する時、この受注先を「二次請け企業」「下請け」といいます。発注者との間に元請けが入っているため、発注者と直接やりとりする機会は少なくなりがち。後で詳しく説明しますが、発注者と直接やりとりすることが少ないため、業務に集中しやすいというメリットがあります。しかし、価格交渉をしづらいのが難点です。

三次請け(孫請け)

下請け企業が、さらに別の会社に仕事を発注した時、その受注先が「三次請け企業」「孫請け」になります。

孫までの家系図
(c)Shutterstock.com

四次請け(ひ孫請け)

孫請けの、さらに下で仕事を請け負うのが「四次請け企業」「ひ孫請け」です。プロジェクトの規模が大きければ大きいほど、それだけリソースが必要になります。そういった場合には、四次請けだけではなく五次請けになることもあるようです。

下請け(孫請け)のメリットは?

一次請けから二次請け、さらに三次請け… と、多重構造の発注形態。「下にいけばいくほど、不利益を被ることが多いのでは」と思うかもしれませんが、もちろん良い点もあります。ここでは、下請け(孫請け)のメリットを紹介しましょう。

1:営業コストを抑えられる

下請けのメリットは、営業コストを抑えられること。仕事をもらうために、CMやWebに広告を出したり、社員が営業をしに行ったりしますよね。このように、仕事を受注するには広告費や営業費が必要になるため、元請けは予算が豊富な大手企業であることがほとんど。

しかしこうした大手企業の下請けになり、良い関係性を築くことができれば、広告費などをかけずとも継続的に仕事をもらえることが多いです。営業にかかるコストを抑えられるのは、下請けの良い点でしょう。

2:企画や開発費を抑えられる

建設やシステムの企画、それに伴う新たな工法や技術の開発は、元請けが担うことが多いです。そのため、下請けは企画や開発費を抑えることが可能。また、元請けから工法や技術の指導を受けることもあるため、新たなノウハウを吸収することもできます。

3:作業に集中できる

発注者とのやりとりが少なくなるのもメリットの一つです。多重構造のトップである発注元の企業からは、細かな指示や要望を受けることも少なくありません。下請けであれば、こうした顧客折衝が少なく、作業に集中することができます。

下請け(孫請け)のデメリットは?

仕事をもらっている企業に、どうしても依存しがちな下請け(孫請け)。元請けと良好な関係を築けると、安定的に受注できることもありますが、もちろん元請けの経営状況などによっては急に依頼を打ち切られるリスクもあります。下請け(孫請け)のデメリットをみていきましょう。

パソコンの前で悩む女性
(c)Shutterstock.com

1:価格や条件交渉が難しい

下請けのデメリットは、取引条件や価格の交渉が難しいこと。元請けから仕事を受ける立場のため、条件や価格の交渉をしてしまうと、他の企業に仕事をとられてしまう場合があります。

2:単価が低くなりがち

元請けはマージンをとっているため、下請けの利益は少なくなりがち。孫請け、ひ孫請けになるほど、仕事の単価が低くなってしまいます。「単価が低いのに、実作業は多い」といったケースもあり、社員が疲弊してしまうこともあるようです。

3:急に打ち切られるリスクがある

元請けから継続的に仕事をもらえることもありますが、もちろん突然依頼が来なくなることも考えられます。仕事の受注を元請けに依存しているぶん、こうしたリスクを想定しながら関係構築をしたり、経営の計画を立てなければなりません。

下請け(孫請け)は違法になることがある?

建設業においては、実質的に関与することなく、下請けに仕事を丸投げすることを「一括下請負」といいます。法律では、「一括下請負」は禁止されているのです。なぜなら、仕事を依頼した企業から信頼を損なったり、手抜き工事の増加、労働条件が悪化したりする恐れがあるから。また、工事の責任の所在が曖昧になることも理由です。

これは、仕事を請け負わせる側だけではなく、請け負う側にも禁止されているので、下請け側も把握しておくようにしましょう。

最後に

今回は、建設業界やIT業界でよくみられる孫請けについて詳しく解説しました。ビジネスシーンで、「孫請け」や「元請け」などのワードが出てきた場合、「意味がわからず恥ずかしい思いをしてしまった…」とならないよう、当記事を参考にしてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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