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2022.12.19

傷つきやすい人の特徴とは? 考え方の転換や生きづらさへの対応について解説

傷つきやすい人には、「感受性が豊か」「優しい」などの特徴があります。プラスな反面、相手の言動に過剰に反応し、ストレスに感じてしまうことも。また、傷つきやすい人には対人関係が苦手な人も少なくありません。この記事では、そんな生きづらさにどう対応するかについても考えていきます。

傷つきやすい人の特徴

人の言葉に傷つきやすい。相手からの視線が気になり不安な気持ちになってしまう。このようなことに悩むことはありませんか? この記事では、傷つきやすい人の特徴や傷つく原因にどう対処するかなどについても解説します。

さて、さっそく傷つきやすい人の特徴を見ていきましょう。傷つきやすい人には次のような性格があるといわれています。

1:感受性が豊か

傷つきやすい人は心が繊細であることが多く、敏感に反応しやすいもの。つまり、感受性が豊かともいえます。

2:優しい

敏感であるがゆえに、相手に気を使いがちなことも、傷つきやすい人の特徴です。相手の表情などをうかがいながら行動するため、「優しい」ともいえるでしょう。

黄色い花を渡す手
(c)Shutterstock.com

3:不安になりやすい

傷つきやすい人は、相手に悪く思われていないか気にします。ちょっとした言動でも、「自分を悪く思っているのではないか」と不安になるもの。敏感であるがゆえに、そのような状況が続くと、精神的な負担を感じるようになります。

パソコンの前で考える女性
(c)Shutterstock.com

傷つきやすい人には、上記のような特徴が見られます。傷つきやすい人の中には、「HSP(英語でHighly Sensitive Personの略)」のように、先天的に感受性が極めて高い人もいますが、全員がそうではありません。病気のために感受性が高いケースもあれば、そうでないケースもあります。傷つきやすい人ほど人を傷つける、自己中心的であるというのも、ケースバイケースです。

その価値観に絶対的な根拠があるのか

傷つきやすい人には、対人関係があまり得意ではない傾向が見られます。「人と仲良くしなければならない」「明るくなければならない」「よくしゃべらなければならない」といった価値観を強く意識しすぎるあまり、心を病む人がいるかもしれません。また、友達が作れないことに対して鈍感になりたくても、「友達をたくさん作ることはいいことだ」という価値観に自分を支配されている限り、気になってしまうものです。

しかし、そのような価値観に絶対的な根拠はありません。価値観の中には、その時の流行などに付随して、何となく「いいことである」と信じられているものも少なくないのです。哲学や宗教などのように長い歴史を持ち、普遍的に共有されてきたものに依拠する価値観ならまだしも、何となく「いいこと」と認識されるようになった価値観には大した根拠はありません。

机上に置かれた開かれた本
(c)Shutterstock.com

それに、日本社会で「こうでなければならない」と考えられていることが、外国では「どうでもいい」「間違っている」と見なされる場合もあります。時代や場所が変われば、価値観も変化するもの。つまり、価値観とは相対的なものなのです。

例えば、「コミュ障」という言葉がありますよね。人との会話がうまくいかない様子を指します。何となくネガティブなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。しかし、人とうまくやりとりできなくても、一人だけで作業をこなして生活できるなら問題ありません。むしろ、一人だけで仕事・生活ができる手段を確立することで、同じように対人関係に悩む人にとっては参考になるため、社会的に意義があるともとらえられます。

「生きづらさ」とどう向き合うか

傷つきやすい人は、おそらく「生きづらさ」というものを普段から意識しているのではないでしょうか。それへの対応については、人それぞれです。この記事では、その一部について紹介しましょう。

1:自分自身の価値観、考えを持つ

まずは、既存の支配的な価値観を徹底的に疑いましょう。「うまく他者とやりとりができなければならない」「仲良くしなければならない」といった類の価値観は、絶対的なものではありません。それらの考えにとらわれ続ける限り、現実の自分とのギャップは解消されず、悩み続けます。

そして、疑問を持つのと同時に、自分の軸となる価値観を持つ。「何が重要なのか」「何が正しいのか」と模索し、自分の考えを確立することで、世間の価値観にも左右されにくくなります。それによって、自分がとらわれていた価値観からも解放され、より楽に感じられるようになるでしょう。

2:適度に「仲間」を作る

適度に知り合いを作っておくのは大切なのではないでしょうか。必ずしも友達である必要はありませんし、毎日チャットでやりとりする必要もありません。たまに会って、1時間話すくらいの仲でもいいでしょう。

他人に自分の話を聞いてもらい、「うん、うん」とうなずいてもらうだけでも精神的に楽になります。肯定感も得られるでしょう。そして、つながりがあることで「自分は一人ではない」と思うことができます。

そもそも昨今は、近所付き合いのような中間的で緩い人間関係が希薄です。対人能力が高い人は会社でも多くの知り合いを作れますが、人と話すのが苦手な人はなかなか知り合いを作れず、孤立する可能性があります。人間関係が収入のように、能力によって左右されるようになっている側面は否定できません。

3:逃げる

打つ手がなくなれば、最後は「逃げるが勝ち」です。今いる会社がいづらくなったら、やめることも視野に入れていいのではないでしょうか。今ですと、インターネットとパソコンさえあれば、ライターのように一人だけでどこでも働ける仕事もあります。以前に比べ、フリーランスも盛んになりました。

自分にできる仕事が会社でしかできないならば、まったく違う仕事を探すという手もありますよ。最近ですと、伝統工芸や農業などで後継者不足に悩んでいるところも少なくありません。仕事は、サイトに掲載されているものだけではないのです。

また、なるべくお金に頼らない生活をするのも手です。会社で働くのは、生活費を稼ぐことが目的の一つ。お金を介さないで暮らせるならば、会社に勤める必要はありません。食料や生活必需品を得る道は、家庭菜園や野外採取、人から譲ってもらうなどとたくさんあります。それはそれで大変ですが、人間関係に悩まされることは減るのではないでしょうか。

最後に

以上、傷つきやすい人について見てきました。傷つきやすいということは、心が繊細ということでもあり、感受性が高いともいえます。

傷つきやすい人の中には、他人とうまくやっていくのが苦手という人が少なくありません。しかし、人とうまくやれないというのも一つの能力であり、一人だけで仕事をして生活する手段を確立していけばいいのではないでしょうか。それは、同じ境遇にいる人にとって生き方の参考になるので、社会的な意義があります。

そもそも「人とたくさん話さなければならない」とか「友達は多い方がいい」といった価値観に、哲学や宗教などに基づく確固とした根拠があるわけではありません。価値観は相対的なものです。

この記事が自分の現状を再認識し、新しい道を開くきっかけになれば幸いです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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