いつも笑顔でハッピーな雰囲気をまとっている、明るい性格の人。場を明るくしたり、面白い話をして人を笑わせたりするので、周りに自然と人が集まってきます。そんな、明るい性格に憧れる人も多いでしょう。そこで今回は、明るい性格の意味から、明るい性格の人の特徴、明るい性格になる方法を紹介します。
明るい性格とは?
まずは、明るい性格という言葉の意味や、言い換え表現、英語表現を解説していきます。
意味
そもそも「明るい」とはどういう意味なのでしょうか。「明るい」とは、「朗らかな雰囲気であること」「陽気であること」を意味します。つまり、いつも楽しげで、ポジティブな人のことを明るい性格と言うのです。明るい性格の人がいるだけで、その場の雰囲気がパッと明るくなることも。また、落ち込んでいる時にも前向きな気持ちにさせてくれるので、周りから頼りにされることも多いでしょう。
類語や言い換え表現
「明るい性格」と似た意味を持つ言葉には、「明朗(めいろう)」「快活(かいかつ)」などがあります。「明朗」とは、「性格が明るく朗らかなこと」。「快活」とは、「朗らかで生き生きしていること」です。
四字熟語には「明朗快活」や「明朗闊達」などもあります。どちらも「明るく朗らかな性格」をあらわす言葉です。就活などで「明るい性格」を自分の長所として、自己PRにする人も多いでしょう。その際に「明るい性格」ではなく、ビジネスらしい言葉で表現したい場合には、これらの言葉を使ってみてください。
英語表現
「明るい性格」を英語で言いたい場合は、「a cheerful character」「a jovial character」「a bright personality」などを使ってみましょう。「cheerful」は「陽気な」「快活な」、「jovial」は「陽気な」「愉快な」、「bright」は「明るい」「快活な」などの意味を持つ英語です。
明るい性格の人の特徴とは?
続いて、明るい性格の人に共通している特徴を見ていきましょう。周りにいる明るい性格の人を思い浮かべてみると、「あるある!」と感じるかもしれません。
1:いつも笑顔
明るい性格の人は、いつも笑顔。友人や同僚とも冗談を言い合いながら大声で笑っていたりするのはもちろん、何気ない日常会話でもニッコリと明るい表情で話しています。常に笑顔なので、周りを明るくさせてくれる存在です。
2:ハキハキと話す
明るい性格の人で、ボソボソと小さな声で話す人ってあまりいないですよね。明るい性格の人は、ハキハキと喋り、声もよく通ることが多いです。また、相手の目を見てしっかり話すことも特徴。コミュニケーションが上手で、誰とでも分け隔てなく明るく接することができます。
3:ポジティブ思考
明るい性格の人は、失敗やミスをしても「良い経験だった」と前向きにとらえます。そして「次に活かすには?」とすぐに気持ちを切り替えることができるので、失敗をずるずると引きずることもありません。これは過去に「ネガティブな考えにとらわれていては、現状は何も変わらない」と学んだ経験があるから、というケースもあるようです。
4:悪口や愚痴を言わない
悪口や愚痴を言っていると、自分の気持ちも暗くなってしまった経験はありませんか? 明るい性格の人は、悪口や愚痴を言っていても「良いことはない」と思っているため、ネガティブなことを口にしない人が多いです。また、人を傷つけることがあるとわかっているから、というのも理由の一つでしょう。
明るい性格になるには?
自分の性格が暗い… と悩んでいる人は、明るい性格になりたいと思いますよね。そこで、ここでは明るい性格になるための方法をいくつか紹介します。できそうなものから、ぜひ試してみてくださいね。
1:否定的な言葉をやめる
暗い性格の人は、「でも」「だって」「どうせ自分にはできない」など否定的な言葉をよく発していることも。こうしたネガティブな言葉を発していると、気持ちも後ろ向きになってしまいます。そのため、まずは否定的な言葉を言うのをやめること。そして、周りの人の意見に対しても「そんな考え方もあるんだな」と一度受け止めるようにしてみてください。すると、ネガティブな思い込みが少しずつ和らいでいくでしょう。
2:明るい性格の人とつるむ
人は、周りの人の発言や考え方に意外と影響を受けているもの。明るい性格になりたいのであれば、明るい性格の人とつるむようにすると、自然とそのハッピーな言動が移ってくるかもしれません。
また、明るい性格の人の中には、過去に失敗や辛い経験をしたからこそ、前向きな考え方に変わったという人もいます。そうした人と接してみると、「自分も明るい性格になれるかも」と思えてくるでしょう。
3:笑顔で挨拶することを心がける
明るい性格に近づくには、自分から笑顔で挨拶をしてみるといいでしょう。会社やお店の人にも、「おはようございます」「こんにちは」と、ハキハキと挨拶をしてみてください。挨拶はコミュニケーションの基本ですし、挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいません。
また、明るく挨拶をするだけで、相手に「いつも笑顔で明るい人だな」という印象を持ってもらえます。明るい挨拶を続けていくことで習慣化し、ハッピーな雰囲気を身にまとえるようになるでしょう。
4:何事も前向きに考える
明るい性格の人を見習って、前向きな考え方を取り入れてみるといいでしょう。例えば、失敗や辛い出来事も単に落ち込むのではなく、「良い経験だった」と前向きに考えてみること。そして、「失敗から何を学べたのか」を考えてみましょう。
これを繰り返していると、ポジティブ思考が徐々に身についていくはず。さらに、失敗から学び、挑戦をし続ければ、自信を持てるようになるでしょう。
最後に
明るい性格の人と接していると、自分も自然と前向きになれたり、笑顔になれたりしますよね。明るい性格に憧れる人は、「明るい性格になれたらなぁ…」と思う反面、「今さら性格を変えることなんてできない」と思うかもしれません。しかし、明るい性格の人の行動や考え方を取り入れることで、明るい性格の人に近づくことはできます。
明るく前向きに生きられるように、当記事で紹介した明るい性格になる方法をぜひ実践してみてくださいね。
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