【目次】
・【睡眠チェック】枕の選び方も確認
・【おすすめ枕】“寝姿勢”を整えて安眠をサポート
・【抱き枕】“横向き寝”に導いていびき防止
【睡眠チェック】枕の選び方も確認
【1】しっかり眠れていますか?
無意識のうちに睡眠不足で疲れをためていないか、眠りの状態をチェックしてみましょう。
教えてくれたのは… 梶本修身先生
(大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授。東京疲労・睡眠クリニック院長)
≪睡眠負債チェックテスト≫
・電車でよくうたた寝をする
・ベッドに入ると、すぐに眠りに落ちる
・寝ている間、いびきをかいている
・朝は目覚まし時計で起きている
・パジャマが寝汗でびっしょりになっている
・起きてから4時間後に眠気を感じる
・休みの日は昼まで寝ている
・最近、よく風邪をひく
・ケアレスミスが多い
・やる気が出ない
3つ以上当てはまった人は要注意です!
【2】枕選びのポイント
十分な睡眠をとっていても、朝起きたときに疲れがとれていない・肩こりがひどいという場合は、枕などの寝具が身体に合っていないことも考えられます。
睡眠中は副交感神経が働くため、全身の血管が拡張して血行が良くなります。そのため、肩こりは良質な睡眠をとることである程度は改善しますが、睡眠中に首や肩に負担がかかっていたり、余計な力が入っていると肩こりが改善しないばかりか、強いコリを感じることも。
枕は、頭の角度や背骨の姿勢が立っているときと同じになるものを選びましょう。また、枕を清潔に保つことも安眠や美容に大切です。
【おすすめ枕】“寝姿勢”を整えて安眠をサポート
【1】トゥルースリーパー|セブンスピロー
上半身にかかる圧力を分散し、睡眠時の負担を軽減。気にせず寝返りできるワイドサイズです。
≪理想の枕のポイント≫
・寝ている時の頭部の圧を分散させる
・頚椎傾斜角を15-18度にすること
・自律神経を整えること
頭から背中の7つの部位を包み込み、しっかり支えます。
頭から背中の隙間を埋める、人間工学に基づくボディフィットカーブ。
≪レビュー≫
「頭から首・肩にかけて隙間がなくなっているのがわかります。寝てみると硬さもちょうどよく、まるで柔らかく包まれているよう。背中部分とベッドとの段差も、実際に寝てみると全く感じません。
実際に数日使用してみました。就寝中に寝返りをうつことが多く、そのたびに痛みを感じていたのが、寝返りが少なくなったのか腰の痛みも軽減されています。そしてよく寝た~!! というのが素直な感想。使用して4日目には、冬の間中悩まされ続けた首の痛みが軽減したのを感じました」(ライターF)
【2】トゥルースリーパー|セブンスピロー ウルトラフィット
[1]で紹介した「セブンスピロー」に12本のスリットが入ってアップグレード!
横向き寝のフィット感がぐっと向上しました。
セブンスピロー同様、どんな体形の人が寝ても体にぴったりとフィットする低反発素材(スムース ヴィスコエラスティック)採用。
頭から背中まで7つの部位を支えながら体圧を分散し、睡眠時に体の一部分に負担がかかりすぎるのを防いでくれます。
寝苦しい夏に快眠環境を! 大人気「トゥルースリーパー」最新枕
【3】キュアレ|THE MAKURA
整体師が考案。寝るだけで体のバランスが整う“整体枕”です。
頚椎にかかる負担を軽減することにこだわり、素材や縫製方法を徹底研究。完成した構造は、特許(意匠登録)も取得済みです。
背中と頭の2点を支えることで、頚椎の緊張をとって呼吸を楽にします。
≪レビュー≫
「一週間ほど使用しましたが、寝起きに体が軽くなっているように感じました。いままでは起床時に首や肩・腰などに痛みを感じていたのですが、そのような痛みが減り、スッキリと起きることができています」(ライターK)
【4】nishikawa|医師がすすめる健康枕
医学博士監修。寝相や好みに合わせて、高さや形・硬さが選べるラインナップが嬉しい。
後頭部・首・肩の三点を支える「三点支持理論」に基づき開発。頚椎のS字カーブを正しくキープすることで、理想的な寝姿勢に導きます。肩がこりやすい人には『肩楽寝』のシリーズがおすすめ。
【5】ジムナストソフトフィール
中材の量を調整して、自分好みの高さにカスタマイズできるセルフオーダー枕です。
寝返りがもっともスムーズにでき、心地よく包み込んでくれる形。自然な寝姿勢を保ち、いびきの軽減も促します。
硬さの異なる2種の素材で心地よい弾力性。
おうちで洗濯できるのも嬉しいポイントです。
【抱き枕】“横向き寝”に導いていびき防止
【1】背中が蒸れて眠れないときに
(c)Shutterstock.com
特に、夏に起こる睡眠中の不快は「背中の蒸れ」。通気性のいい寝具を使用するほか、横向きに寝る対策として抱き枕を利用するのもおすすめです。
【2】いびきをどうにかしたい人に
「いびきは気道、つまり呼吸の通り道が狭まって酸素が不足するのを補おうと、自律神経がフル活動している状態。そのせいで睡眠の質を落とします。横向きの姿勢で寝るとだいぶ改善されるので、抱き枕を使うといいですよ。
背中が蒸れたりして寝汗をかくのは寝ながら運動をしているようなもの。せっかく睡眠中に疲れを回復しようとしていても、疲労感を増やす原因になりかねません」(梶本修身先生)
次に、横向きで眠りたい人におすすめの抱き枕を紹介します。
【3】ノルディック スリープ|コンフォート-U カバー付き
筋肉の痛みや緊張を緩和させる多機能性枕です。筋肉と関節を深くリラックスさせ、全身をサポート。形を自由に変えることもでき、どんな寝姿勢でも心地よく包み込まれます。
≪レビュー≫
「触ってみるととてもふっくらしているのに固すぎずちょうどいい触り心地。柔らかすぎず型崩れもしにくいので、しっかりとからだを受け止めてくれます。
そして何より便利なのは、寝るときの抱き枕としてだけでなく、上半身を起こしてのソファ代わりにも使える大きさとフィット感! 好みの形で使用することができます。
実際に使ってみましたがストレスもなく朝まで熟睡することができました♪ 丸洗いができるので、いつまでも綺麗な状態で使用することができるのも嬉しいです」(なでしこリポーターズ:寺尾さやさん)