【目次】
・そもそも「ハーブティー」とは?
・ハーブティーの主な種類
・ハーブティーに期待されている効果
・ハーブティーを選ぶときのポイント
・ハーブティーの美味しい入れ方
・【目的別】おすすめの人気ハーブテティー
そもそも「ハーブティー」とは?
“西洋の漢方”と言われている
ハーブティーとは一般的に、薬や香料になる“有用植物”であるハーブの茎や葉を乾燥させて作られたお茶のことを言います。古くから病気の治療や消毒などに使用されてきたそうで、“西洋の漢方”と呼ばれることもあります。
妊娠中でも小さな子供でも楽しめる
ハーブティーはカフェインを含まないものが数多くあります。そのため、妊娠中の方や小さなお子さんでも楽しめます。
ただし、カモミールティーやレモングラスティーなど、妊娠中は注意した方がいいと言われるハーブティーもあります。摂取するときはあらかじめ妊婦に問題ないハーブかどうかをチェックしてみることをおすすめします。
ハーブティーの主な種類
ラベンダー
“ハーブの女王”とも呼ばれる香り豊かなラベンダー。鎮静作用が期待できると言われていて、直接飲む以外にも香りを嗅ぐことでリラックス効果を得ることが可能。また片頭痛や生理不順などにも効果が期待できます。
カモミール
リラックス効果に加え、安眠効果や花粉症の改善、消化促進などの効果が期待できると言われています。スッと鼻を抜ける香り。
ペパーミント
爽やかな味わいが特徴的なペパーミントティーは、目覚めの一杯におすすめだと言われています。清涼感のある香りでリフレッシュ効果が期待できます。
ラズベリーリーフ
揺らぎやすい女性ホルモンのバランスを整えたり、子宮の状態を健やかに維持したりしてくれると言われています。欧米では妊活中の女性が愛飲するそう。
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ルイボス
原料であるルイボスの木は根が地下深くまで伸び、ミネラルや酵素など大地の恵みをたっぷりと吸い上げているため、栄養素が豊富に含まれています。ポリフェノールなど女性に必要な美容成分も豊富で、花粉症、アトピー、肌荒れ、乾燥肌、むくみ解消などに効果が期待できます。
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ハーブティーに期待されている効果
【1】リラックス効果・安眠効果
ハーブティーはリラックス効果が期待できると言われています。心落ち着かせたい時やぐっすり寝たい時は、香りのいいハーブティーがおすすめ。
中でもカモミールティーはリラックス効果が高いハーブとして有名。ただし苦みと渋みがあるので、同じく安眠効果があるリンデンをブレンドして飲むのがおすすめです。
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【2】女性ホルモンのバランスを整える
ハーブティーには、ホルモンバランスを整えてくれる効果も見込めるという。アロマのように香りを楽しめるハーブティーには、子宮・卵子に良い種類が多くラインナップされています。
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【3】便秘改善
ハーブティーの中には、消化を促進してくれる効果が期待できるものもあります。体の巡りをよくしてくれるので、ストレスからくる便秘を緩和。また、食欲不振のときなどにも効果的なハーブティーもあります。
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【4】美容効果
ハーブティーにはビタミンやミネラルが豊富なものも多く、そのため美容や美肌にも効果を見込めます。また砂糖を入れなければカロリーもないため、ヘルシーでダイエットに活用する人も多いです。
ハーブティーを選ぶときのポイント
【1】効果や香り、味で選ぶ
ハーブティーは種類が豊富なため、効果や香り・味もさまざまです。「どのような効果を期待したいか」「どのような香り・味が好みなのか」を考えて選ぶようにすると◎。
例えば“リラックス効果”を期待するならカモミール、“健康維持”ならルイボス、“美容効果”を期待するならローズヒップ、“爽やかな味”を求めるならレモングラスがおすすめ。
【2】ティーバッグか茶葉で選ぶ
ハーブティーは主に“ティーバッグ”と“茶葉”に分けられること多いです。
ティーバッグはお湯を注ぐだけで飲むことができ、価格もリーズナブル。茶葉はティーバッグに比べ価格が高く、手間もかかる傾向があります。
そのため、手軽に楽しみたい時はティーバッグ、味や香りにこだわりたい時は茶葉を選ぶのがおすすめです。また休日や時間に余裕がある時は茶葉、仕事中や忙しい時はティーバッグ、というように使い分けるのもGOOD。
ハーブティーの美味しい入れ方
100度のお湯で入れる
ハーブティーは100℃のお湯で入れるのが、美味しく飲むためのポイント。
マテや花びらが入っているものは、75~85℃を目安に冷ますと優しい味わいに。熱湯で蒸らすことでハーブの味わいがより深く楽しめますよ。
え、緑茶、紅茶、ほうじ茶…同じ温度で淹れてない!? 実は、最適な温度があるんです♡
水出しハーブティーもおすすめ
最近ではティーバッグに水を注ぐだけで簡単にできる、水出しハーブティーも人気です。
1. ティーバッグ1個を冷却用ポットに入れ、水500mlを注ぐ
2. 8~10時間ほど冷蔵庫に置き、ティーバッグを取り出して完成
手軽に作ることができるので、おうちカフェ気分を味わい時におすすめです。またオフィスでリラックスしたい時は、マイボトルに作っておいた水出しハーブティーを入れて持ち歩くのもいいですね
おうちでカフェ気分を♪ 美味しく簡単【Afternoon Tea】水出しアイスティー♡
【目的別】おすすめの人気ハーブテティー
【スッキリ目覚めたい】グランプロ|ブレンドハーブティー
寒い朝でもスッキリ目覚めたい方におすすめなのが、“グランドプロ“のブレンドハーブティー。
▲(左) グランホワイト ハーブティー、(右)コラーゲン フェイシャル ハーブティー
いくつかのハーブをブレンドして作られたハーブティーで、インナーケアにも◎。
「ピーチフレーバーの〝コラーゲン フェイシャル ハーブティー〟と、ストロベリーフレーバーの〝グランホワイト ハーブティー〟が最近の定番。ピーチフレーバーには、プアールやハイビスカス、ストロベリーフレーバーには、ルイボスやローズヒップなど、インナーケアに効果のあるハーブや茶葉を豊富にブレンド。リラックス効果と美容効果を感じられて、なんだかお得♪ 心も体も温まるハーブティーでほっと一息ついて、マイペースに規則正しい生活を続けています」(Oggi専属読者モデル・片田亜莉紗さん)
朝活に美容成分入りハーブティー♡ Oggi専属読者モデル片田亜莉紗のモーニングルーティーン
【胃の調子を整えたい】natoha|黒人参茶 RELAX
コーヒーや紅茶に飽きてきた人におすすめなのが、胃に優しいハーブティー。
▲黒人参茶 RELAX
目の栄養素とも言われるアントシアニンを豊富に含んだ黒人参とレモングラス、アロエを原材料にしたハーブティー。黒人参は、一般的な人参に比べると約13倍もの抗酸化力があると言われています。レモングラスの香りで気分転換してみて。
話題のゴールデンラテって? その正体は…? 続くおこもり生活の癒し4<エディターズコラム>
【ぐっすり眠りたい】ティー・ツリー・コミュニケーションズ|クロモジのリラクゼーションブレンド
寝る前に飲みたいのがこちらのハーブティー。
▲(真ん中)クロモジのリラクゼーションブレンド
リラックス効果が高いと言われる香り成分“リナロール”配合。胃腸にも優しく心身ともにほっと落ち着かせてくれるクロモジをベースに、香りの良いローズマリーや爽やかなペパーミントなどをバランスよくブレンド。
【体の中からリフレッシュしたい】ティー・ツリー・コミュニケーションズ|ヨモギとはちみつブレンド
体の中からリフレッシュしたいときにおすすめなのが、こちらのハーブティー。
▲ヨモギとはちみつブレンド
日本で古くから食や健康、美容など様々な文化で親しまれてきた和ハーブであるヨモギと、潤い効果が期待できるはちみつ、さらに黒豆やシナモン、クコの実が加えられた女性のため“巡り”ハーブティー。日本で馴染みのあるハーブがプラスされているので親しみやすい味です。
美容好きがこぞって喜ぶ♡ コスパ最高デトックスティー<手土産姉ちゃん>
【食事と楽しみたい】バーゲンダル|有機グリーンルイボスティ
緑茶のような味わいで、食事シーンにぴったり。
▲バーゲンダル有機グリーンルイボスティ
やわらかな甘みとすっきりとした飲み口が特徴の、非発酵ルイボスティー。緑茶のような味わいだから食事に合わせやすく、お湯に浸したままでも渋みが出ないので、マイボトルに入れて持ち歩くのもおすすめ。