【目次】
・秘密主義者の心理とは?
・秘密主義な人と上手に付き合うには?
秘密主義者の心理とは?
プライドが高い
プライドが高い人は、常に自分が優位に立っていたいという気持ちが強く、物事を勝ち負けで判断したがる傾向が。
そのため、自分の価値観や存在を小さく扱われたり、否定されたりするのを恐れている可能性があります。
自分をさらけ出せばその分、プライドを傷つけられる可能性が高まるので、そのリスクを避けるために人と距離をとり、プライドを守ろうとしているのかもしれません。
自信がなくコンプレックスがある
プライドが高い一方で、秘密主義の人は自分に自信がありません。
そもそも自分に自信がある人は、他人の評価をあまり気にしないので、ありのままの自分をさらけ出すことに抵抗がありません。
しかし、秘密主義者は自分をさらけ出すことで相手がどう思うのか、バカにされないかなど、不安に思う傾向があるようです。
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警戒心が強い
秘密主義な人は、警戒心が強く人付き合いに慎重な人が多いようです。人をすぐには信用しないので、なかなか心を開こうとしません。
自分のことをペラペラ話して、自分のイメージを崩したり、面倒なことになったりするのを避けたいのかもしれません。
人と適度な距離感でいたい
相手と程よい距離感を保ちたい人も、自分をあまりさらけ出そうとしません。
深い人間関係になりたくない、他人にそれほど興味がない、などの心理ゆえ、相手のことを詮索しない分自分のことも多くは語らないのかもしれません。
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孤独感を抱えている
元々人付き合いがあまり得意ではなく、自分の本音を周りに話せずに孤独感を感じている人も、自分を積極的にさらけ出すことはありません。
人との交流がだんだん億劫になってくると、「どうせ、私のことをわかってくれる人なんていない」と、どんどん心を閉ざし、結果的に秘密主義者のように見えてしまっているのかも。
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秘密主義な人と上手に付き合うには?
相手を否定しない
秘密主義な人は意外とハートが繊細。
自分をさらけ出してくれないからといって、いきなり否定したり責めたりすると、逆効果で余計に関係が崩れてしまいます。
他人との距離感に敏感な人が多いので、相手を尊重し向こうから心を開いてくれるタイミングを待ちましょう。
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無理に詮索しない
秘密主義者は、詮索されることが好きではありません。
それをわかっていながら無理に話を聞き出そうとしたり、自分の要求を通すのはNG。
相手が嫌がっていたり困っていたりしないか、表情を観察して、触れて欲しくないような話題は無理にふらないようにするのが得策でしょう。
こちらから心を開く
こちらが心を開かずに、相手の心を開こうとしてもそう簡単にはいきません。まずはこちらが心を開いて、相手とコミュニケーションをとっていくことが大切。
マナー講師の古岡めぐみさんによれば、たった一言の挨拶で、人間関係は大きく左右されるのだそう。
どんなコミュニケーションも始まりは挨拶から。「あなたに心を開いていますよ」「あなたと仲良くなりたいです」という想いは、挨拶の一瞬で相手に伝わるそうです。
古岡さん曰く、効果的なポイントは2つあるそうで、ひとつは「挨拶の後に一言加えること」。
例えば、「天気いいですね」「髪切りました?」「そのネクタイ素敵ですね」など、なんでもいいので付け加えると、相手の緊張がほぐれ、相手を褒めることで相手もあなたのいいところを探しはじめるのだそう。
もうひとつは「相手の名前を呼ぶこと」。
どんな人も、自分の名前はその人自身にとって、世界で一番響きのいい言葉だと言われているのだとか。「○○さん、おはようございます!」など、挨拶と一緒に相手の名前も呼ぶことで、相手は「自分の事を認めてくれている、大切にされている』と感じるそうなのです。
相手に心を開いてもらうためには、まずこうした一歩から距離を縮めていくと良いかもしれませんね。