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2020.07.25

「微力ながら」とはどんな意味? ビジネスでの使い方の例文・類語・注意点もご紹介

「微力ながら〜」と謙遜した気持ちを表すとき、ビジネスの場面でよく使われます。しかし、的確に使わなければ、不自然に捉えられてしまうことも。へりくだって使う敬語の使い方にはポイントがあります。本記事では、「微力ながら」の正しい意味や使い方、類語などを解説します。

【目次】
「微力ながら」の意味とは? ビジネスで喜ばれることも
「微力ながら」の使い方で注意したいこと
「微力ながら」の使い方を例文でチェック
「微力ながら」の類語や言い換えとは?
「微力ながら」の英語表現とは?
最後に

「微力ながら」の意味とは? ビジネスで喜ばれることも

(c)Shutterstock.com

謙遜して言ったつもりの言葉だったのに、相手がそうは受け取ってくれなかったらどうしますか? 「微力ながら」を、安易に使ってしまうと、「微力ならば、邪魔になるので必要ない」と迷惑がられることにもなりかねません。

そんな事にならないように「微力ながら」を適切な使い方ができるように、この記事では、「微力ながら」の意味やビジネスでの具体的な利用例などについて詳しく説明いたします!

◆微力ながらの意味

「微力ながら」の意味ですが、「微力」と「ながら」に分離して説明したいと思います。「微力」は、「わずかな力」、「力の乏しい、力が及ばない」という意味があります。「ながら」は、「ですが」、「ではありますが」という意味です。

「微力ながら」の意味としては… 「とぼしい力ではありますが」、「仕事の能力は乏しいけれども」、「期待どおりの仕事はできないかもしれませんが」、「能力はありませんが」などのニュアンスを伝えたい場合にぴったりの言葉です。

「微力ながら」という言葉は、自分をへりくだって相手に敬意を表す言葉であるため、主に上司や取引先とのコミュニケーションをとる場合に使う言葉になります。

◆上司や取引先など相手を立てる時に使う

「微力ながら」の意味を理解したところで、誰に向けて、どのような場面で、使うのかを説明いたします。まず、「微力ながら…」と、自分自身の力量を過小表現するわけですから、部下や目下の人には使わないことはお分かりになるでしょう。

自分より立場的に上の方、つまり取引先、上司などに対して「微力ながら」と申し出るかたちになります。そのことで、相手を敬い立てることになりますよ。そして、自分自身の力量を謙遜することで、あなたが謙虚で献身的な人間であることをアピールすることにもなります。

「微力ながら」の使い方で注意したいこと

(c)Shutterstock.com

自分自身の力量を謙遜し、控え目で謙虚な姿勢を打ち出せる表現ですが、注意しなければならない点がいくつかあります。謙遜したつもりが、本当に自分を貶める事になるとも限りませんので、しっかり押さえておいてください。

注意その1:親切の押し売りに使うのは誤り

自分より立場的に上の人によく思って欲しいからといって、自ら支援や援助を申し出る場合や、頼まれていない仕事に口を挟むのに「微力ながら」を使うのは適切ではありません。

注意その2:自ら使わず返答として使う

自分から支援や援助を申し出た場合に「微力ながら」を使うのは、相手に対して失礼になります。あくまでも、先方からあなたの能力を見込んで、依頼や相談があった時に「微力ながら」と返答として使うのが適切です。くれぐれも、お忘れなく。

注意その3:あなたの実力は?

目上の人や取引先から依頼や相談があったとしても、自分の力量が十分でないのに「微力ながら」と引き受けるのは、あまり適切なこととは言えませんね。言葉として適切でも、人として適切な対応とは言えないように思います。

注意その4:自己アピールや履歴書には使わない

キャリアアップのために転職活動をすることもあるでしょう。そんな時に作成しなければならないのが、履歴書や職務経歴書などの応募資料です。

その応募資料の中で、触れる事になる自己アピールに「微力ながら」を用いた「微力ながら、地域のボランティア活動には積極的に参加しています」というような表現は不適切になります。ご注意くださいね。

注意その5:嫌味と捉えられることが、人や状況によってはある

仕事能力が高く、豊富な実績のある人が、「微力ながら」というと少々嫌味な感じと捉えられることもあります。このような場合には、「お手伝いいたします」などと言うのがいいですね。相手やその場の状況によって使うようにしましょう。

「微力ながら」の使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「微力ながら」の使い方を具体的にご紹介いたします。

1:微力ながらお役に立てれば

控え目ながら、手伝いをしたい、あなたのお役に立ちたいという気持ちを示したいときに、最適な表現だと言えます。「微力ながらお役に立てれば」とすることで「お役には立てないかもしれないが」「あなたの仕事の手助けができれば」と解釈することができます。具体的な使用例をご紹介しますので、参考にしてください。

・微力ながらお役にたてれば幸いです。

・微力ながらお役にたちたいと思っております。

2:微力ながら、尽力したく

謙虚さを表す表現である「微力ながら」に、「尽力したく」と表現することで敬意を増すことができます。「尽力」には「相手のために力を尽くす」という意味がありますので、「微力ながら」には相性の良い表現と言えるでしょう。具体的な使用例をご紹介します。

・私でよければ、微力ながら尽力いたす所存です。

・社長、私も微力ながら会社のために尽力いたします。

3:微力ながら精一杯

「微力ながら精一杯」は、相手への敬意を表しつつ全力で尽くしたいという意思を示すことができます。「精一杯」をつけることで、意気込みややる気を見せることができますので、ビジネスシーンでご活用ください。「微力ながら精一杯」を使った例文をご紹介します。

・微力ながら精一杯ご支援申し上げます。

・微力ながら精一杯やったのですが、ご期待に応えることができず申し訳なく思っております。

「微力ながら」の類語や言い換えとは?

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1:僭越ながら

僭越は(せんえつ)と読みます。「地位や立場をわきまえず、でしゃばること、出過ぎた真似をすること」という意味になります。「僭越ながら」と言うことで、失礼を承知で、出過ぎたことをいたしますが、というニュアンスを伝えることができます。

「僭越ながら」は「微力ながら」とは異なり、相手から依頼や相談がない場合でも使用することができますよ。「田中と申します。僭越ながら意見を述べさせていただきます」のように使います。

2:憚りながら

憚りながら(はばかりながら)と読みます。「遠慮すべきことかもしれませんが」、「恐れながら」という意味になります。「憚りながら」も、へりくだった表現として使われますよ。主に、立場的に自分より上の人への忠告や進言する時などに使用されるフレーズです。「憚りながらご忠告申し上げます」のように使われます。

3:及ばずながら

及ばずながら(およばずながら)と読みます。「微力ながら」と同じく「十分な力添えはできないが」、「できないかもしれないが」と謙遜して言う表現になります。意味合いとしては、「微力ながら」に非常に近いと言えます。使い方としては「及ばずながら協力させていただきます」と表現します。

「微力ながら」の英語表現とは?

(c)Shutterstock.com

「微力ながら」は、表現としていかにも日本的な表現ですが、英語で「微力ながら」を表現したい時はどうすれば良いのでしょうか? 幾つかご紹介しておきましょう。

1:I don’t have many skills, but〜

「能力が十分にあるとは言えませんが」というニュアンスを伝えたい時に使える表現です。この表現は、「自信はないけれど頼まれたので」というようなシチュエーションに使う方が良いかと思います。

文例:I don’t have many IT skills, but、I would like to support your business.(ITスキルは十分ではありませんが、あなたの仕事を支援してあげたいです)

2:I will do my best to make a success of〜

「○○を成功させるためにベストを尽くします」と前向きに協力を申し出たい時に、使える表現です。ビジネス英語としては、ポジティブな表現を使用する方が良いでしょう。

文例:I will do my best to make a success of this project.(微力ながら、このプロジェクトを成功させるために頑張ります)

3:I don’t know how much I can do, but〜

普段の会話として「どれくらいできるか分からないけど」と断った上で依頼を受ける時に使えるフレーズです。

文例:I don’t know how much I can do, but I wanna do anything for you.(どれくらいできるか分からないけど、君のために何でもするよ)

最後に

(c)Shutterstock.com

ビジネスパーソンであるからには、「微力ながら」と言える機会が多ければ多いほど、「職業人としての価値が高い」と言えるのではないでしょうか?

目上の人やお客様から、その力量やスキルを認められ支援や援助の依頼があるわけですから、仕事への“やり甲斐”を感じることができるでしょう。仕事力を磨き、周囲の人から頼られ「微力ながら」と言える人材になりたいものですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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