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2020.05.25

梅雨はなぜ「つゆ」と読む? 梅が使われる由来や意味も知っておきたい!

梅雨と何気なく使っている言葉でも、なぜ梅という漢字が使われているか知っていますか? この記事では、梅の漢字が使われている理由・由来を、言葉やビジネスマナーに詳しい鶴田初芽がお届けします。

鶴田初芽

「梅雨」ってなぜ梅の雨なの?

間も無く梅雨がやってきますね。そもそもなぜ“梅雨”(つゆ)というか知っていますか? 早速チェックしてみましょう。

「梅雨」はもともと「黴雨」だった?

(c)Shutterstock.com

梅雨時期である6月は梅の花はとっくに散っている時期… なぜ梅の雨と書くのでしょうか?

梅雨(ばいう)は中国から伝わった言葉です。もともとは雨が多く黴(かび)が生えやすい時期であることから、黴雨(ばいう)と呼ばれていたそうですが、黴の雨では、漢字を見ただけでジメジメどんよりしてしまいますよね。

そこで、同音であり、この時期に旬を迎える梅の字を黴に代えて梅雨となり、伝えられたという説があります。他にも、種類にもよりますが、早いもので5月下旬から、遅いものでも6月下旬には旬を迎える梅の熟す時期の雨ということで、梅雨と呼ばれており、そのまま伝えられたという説があります。

なぜ「つゆ」と読むの?

(c)Shutterstock.com

梅雨の由来はわかりましたが、なぜ、日本では“つゆ”と読むようになったのでしょうか?

雨が多い時期であることから『露にぬれて湿っぽい』という意味を持つ「露けし」からとったとする説と、梅が熟して潰れる時期であることや長雨により食べ物や衣服が傷んでしまう時期であることから「潰ゆ(ついゆ)」からとったとする説があります。どちらもこの季節の特徴を表した由来ですね。

いかがでしたか? 梅雨が梅の実の時期であり、雨にまつわる読み方をあてて「つゆ」となったことがわかりますね。ジメジメする季節ですが黴に負けず、梅のように爽やかに過ごしたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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鶴田初芽

都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!


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