緊急事態宣言の解除後、久々の出社ですべきことを解説
緊急事態宣言が解除されました。緊急事態宣言が解除されたことで、徐々に営業が再開されていきます。それでは、久々に出社をしたらまずは何をすべきでしょうか?
1:職場に出社した場合はしっかり挨拶を
緊急事態宣言下では休業となった会社もありますが、テレワークなどを駆使して出社せずに勤務を継続していた方もいらっしゃると思います。
緊急事態宣言が解除されたことに伴い、従来通り職場に出勤することとなるケースもあると思いますし、引き続きテレワークでの勤務となるケースもあると思います。どちらのケースにせよ、緊急事態宣言解除後、出社した際には周囲への感謝のご挨拶を忘れないようにしましょう。
全社的に休業していた場合や全員がテレワークをおこなっていた場合を除くと、お休みをしていた場合のみならず、テレワークがつつがなくできた背景には、職場に出社していた方々のご協力があった可能性があります。
問い合わせなどをはじめ、急に対応しなければならない事案などは、やはり同じ場所にいる方が振りやすくなりますよね。それまでだったら自分が担っていただろう業務を他の方が担ってくれていたからこそ、お休みやテレワークができていたという側面を忘れないようにしたいですね。
2:業務状況の確認をする
テレワークをされていた方は、業務の状況を上司を含めチームのみなさんと共有するようにしましょう。同じ職場にいれば、今は業務に追われていそうだな、など状況がわかる場面もありますが、テレワーク中の業務状況はなかなか見えづらいもの。
また、テレワークではアウトプットが評価に繋がることが多いことから、オーバーワークになってしまっていることもあると思います。逆にルーティン業務以外は回ってこなくなり、余裕があったというケースもあるかもしれません。
テレワーク中も様々な情報共有をされてきたと思いますが、今後のテレワークを円滑に回すためにも、出社した際にはテレワーク時の対応状況を業務内容だけでなく繁閑を含めてしっかり共有しておきましょう。
3:お取引先とのコンタクトを
緊急事態宣言下では、お取引先などのお客さまとの連絡や訪問もままならなかったことと思います。緊急事態宣言が解除されたことを受け、お取引先へのご挨拶のご連絡をメールや電話でおこないましょう。
今後、いつからどういった形態での勤務となるのかを含め、連絡の取り方や案件の進捗状況などを共有しておくことが信頼関係をより強固なものにします。
特にバタバタと休業に入ってしまった、などという場合には、もちろん先方もこの状況をご存知ではありますが、一言お詫びを添えるといいですね。ホームページ等で勤務状況などを開示している会社であっても、こちらから状況を共有することで、安心感が生まれますよ。
いかがだったでしょうか。本格的に日常に戻るまでには、まだ少し時間がかかると思いますが、ひとまず緊急事態宣言が解除されたことは大きな一歩ですね。どんな環境下であっても、引き続き円滑に業務がおこなえるようにしていきましょう!
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鶴田初芽
都内在住のOLライター。マナーインストラクターであり、実用マナー検定準一級や敬語力検定準一級など、ビジネスにおけるマナーや、マネーに関する資格(2級ファイナンシャル・プランニング技能士、金融コンプライアンスオフィサー、マイナンバー保護オフィサー)などを保有。丁寧な暮らしに憧れ、断捨離修行中!