Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. 働く
  3. 言葉
  4. 「真綿で首を絞める」は遠回しに相手を責めるさまを表…

WORK

2026.03.12

「真綿で首を絞める」は遠回しに相手を責めるさまを表す|その他の慣用句もまとめてチェック

「真綿で首を絞める」とは、遠回しにじわじわと相手を責めることです。本記事では「真綿で首を絞める」の正しい意味や使い方を紹介します。また、慣用句には体の一部を使ったものが多数あります。それらの使い方も、まとめてチェックしましょう。

「真綿で首を絞める」の意味と語源

「真綿で首を絞める」は、直接的に攻撃するのではなく、じわじわと圧力をかけて相手を追い詰める様子を表します。

「真綿」というやわらかな語感とは対照的に、確実に相手を追い詰める意味合いをもつ慣用句です。

語源は、真綿の繊維が細く切れにくい点にあるとされます。おもに、心理的な圧力や細かい注意、批判などを遠回しに行う状況を指すのが一般的です。

一度に確信を突くのではなく、徐々に責めたり、痛めつけたりするさまに適しているといえます。

真綿で首を締める
遠まわしにじわじわと責めたり痛めつけたりすることのたとえ。
[補説]「綿で首を絞める」とするのは誤り。

出典:小学館 デジタル大辞泉

「真綿で首を絞める」の使い方と例文

「真綿で首を絞める」は、文章や会話で相手を責めたり、プレッシャーをかけたりする際に用いられます。

以下のように強く直接的に責めるわけではなく、じわじわと圧力をかける際に使用できる慣用句です。

・上司は彼女のミスをその場で叱るのではなく、真綿で首を絞めるように、毎日のように細かい指摘を重ねた
・経営陣はライバル企業に対して、真綿で首を絞めるような戦略で市場シェアを奪った
・彼女は友人に対して、真綿で首を絞めるように小さな不満を伝え続けた
・先輩からの真綿で首を絞めるような指摘の積み重ねに、彼の気持ちはまいっているようだった

座り込んで落ち込んでいる人のイラスト
(c)AdobeStock

「真綿で首を絞める」のような体の一部を使った慣用句

そもそも慣用句とは、2つ以上の言葉が重なり、もとの言葉とは違う、決まった意味を指す語句のことです。

慣用句を使うと、喜怒哀楽のような感情や考えを端的に表現できます。ここでは「真綿で首を絞める」のような身体の一部を使った慣用句についてみていきましょう。

目から鱗(うろこ)が落ちる

「目から鱗が落ちる」は、理解していなかったことに気づいたり、今まで見えなかった真実が突然分かったりすることを意味します。

おもに、驚きや発見のニュアンスをともなう慣用句です。単に理解するのではなく、感覚的にハッと気付いた瞬間を表します。

目から鱗が「取れる」は誤用にあたるため、混同しないように気を付けましょう。

・上司の戦略説明を聞き、自分にはない発想に目から鱗が落ちる思いだった
・新しいマーケティング手法を知り、目から鱗が落ちる体験をした
・彼女の仕事への考え方は実に独創的で、目から鱗が落ちた

▼あわせて読みたい

「目から鱗が落ちる」とは聖書由来の言葉|意味や使い方を例文で紹介

目の色を変える

物事に強い関心を示したり、怒りや本気の感情が表れたりすることは「目の色を変える」と言い表します。普段とは違う真剣さや、緊張感をともなうのが特徴です。

日常生活では、おもに感情の高まりを表現する際に用いられます。

・資料提出の締め切りが明後日だと勘違いしていた彼女は、これでは間に合わないと目の色を変えて仕事に取り組んだ
・彼の不用意なひと言が逆鱗に触れたようで、上司は目の色を変えて怒っていた
・月刊誌に推しが掲載されていると知った彼女は、目の色を変えてコンビニまで出かけた

耳が痛い

「耳が痛い」は、自分の欠点や過ちを指摘され、聞くのがつらいと感じるさまを表す慣用句です。言われることはもっともだと理解しつつも、反論しにくい場面に適しているといえます。

・上司からのフィードバックは耳が痛い内容だったが、改善のヒントになった
・プレゼンの指摘は正直、耳が痛いものだったが、この反省を次へと活かしていこう
・同僚からの評価は耳が痛い部分もあったが、素直に受け止める姿勢も必要だと思う

▼あわせて読みたい

「地獄耳」とは人の秘密などをすぐ聞き込むこと|類語や使い方について解説

緑色のキャラクターのイラスト
(c)AdobeStock

耳にたこができる

同じ話や注意を何度も繰り返し聞かされ、うんざりしている様子は「耳にたこができる」と言い表します。

ここで言う「たこ」とは、生き物の「タコ」ではなく、皮膚がこすれることでできる「胼胝(たこ)」のことです。たとえば、長時間ペンを握ったり、歩いたりすると手の指や足の裏には胼胝ができることがあります。

「耳にたこができる」は、それほどまでに同じ話を聞かされ続けている、という状況をたとえたことわざです。

・同じ手順の確認を毎回され、耳にたこができる思いだった
・上司の繰り返しの指示で、耳にたこができた
・友達のぐちを長時間聞かされ、さすがに耳にたこができそうだった

口が酸っぱくなる

「口が酸っぱくなる」は、同じことを何度も言い続け、言う側が疲れている様子を指す慣用句です。相手に改善を促すものの、なかなか伝わらないもどかしさも表します。

・「当日は時間厳守」と、あれほど口を酸っぱくして言ったのに、彼はやはり遅れてやってきた
・新人教育では、挨拶と基本の大切さについて口が酸っぱくなるほど繰り返した
・同じミスを繰り返す同僚に「最終確認を忘れないで」と言わねばならず、口が酸っぱくなる思いだった

▼あわせて読みたい

「良薬は口に苦し」とはどんな意味? 語源や使い方、類語を解説

口が滑る

言うつもりのなかったことを、うっかり話してしまうことは「口が滑る」といいます。本音を漏らしたり失言したりなどの場面で使われることが多く、軽率さや不用意さを含む慣用句です。

・うっかり口が滑り、プロジェクトの詳細を外部に話してしまった
・会議中に口が滑り、クライアントに先行情報を伝えてしまった
・彼女のチーム内の評価について、口が滑り他部署に話してしまった

「真綿で首を絞める」を含む慣用句を正しく使おう

「真綿で首を絞める」は、遠回しにじわじわと相手を追い詰める状況で使う慣用句です。直接的な攻撃や批判などとは異なります。

同じように体の一部を使った慣用句には、「目から鱗が落ちる」や「耳が痛い」などがあります。慣用句を使えると、状況や感情を的確に表現したいときに便利です。

それぞれの意味や使い方を正しく理解し、文章や会話での表現の幅を広げていきましょう。

メイン・アイキャッチ画像:(c)Adobe Stock

▼あわせて読みたい

Today’s Access Ranking

ランキング

2026.03.12

人気のキーワード

PopularKeywords

編集部のおすすめ Recommended

Follow Us!

Oggiの公式SNSで最新情報をゲット!

メールマガジン登録はこちら

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

Feature

スマートフォンプレビュー

LINE公式アカウント 友だち募集中

働くすべての女性に向けて、
今すぐ役立つ「ファッション」「ビューティ」「ライフスタイル」
情報をお届けします。