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2024.06.28

会社への「帰属意識」が低いかも… 帰属意識を持って働くポイントを紹介

「帰属意識」とは、「特定の企業や組織に所属しているという意識や感覚」のこと。帰属意識が高い人もいれば、低い人もいるのはなぜなのでしょうか? その原因と今の職場で生き生きと働けるポイントをまとめました。

会社のイベントに誘われると断ってしまう、仕事がつまらなくて早く帰りたい… そんなふうに思ってしまうことってありませんか? 会社のためにとバリバリ働いて成果を出している同僚を見て、「なぜそこまで頑張れるんだろう?」と疑問に思う人はもしかしたら「帰属意識」が低いのかもしれません。

多様な働き方が増えてきている今、必ずしも「帰属意識」が高くある必要はないかもしれませんが、できることなら今の職場に愛着を持って楽しく働きたいですよね。本記事では、「帰属意識」が高い人・低い人の特徴や低くなる原因、前向きに働けるようになるヒントを紹介します。

「帰属意識」の意味

「帰属意識(きぞくいしき)」とは、特定の企業や組織に所属しているという意識や感覚のこと。「私はこの会社の一員だ」「チームの仲間として参加している」といった気持ちで、集団生活を行っていることを表します。企業だけではなく、教育機関やスポーツ団体、自治体などさまざまな組織に対して用いられます。

帰属意識の中に含まれる感情としては、所属している組織への愛着や親しみ、共感、信頼感など。これらの感情を強く持っているかそうでないかで、仕事のパフォーマンスや協調性などが大きく変わってくるでしょう。

(c) Adobe Stock

「帰属意識」が高い人・低い人の特徴

「帰属意識」の意味を確認したところで、「もしかしたら、私、帰属意識が低いかも?」、もしくは「今のチームに愛着があるし、帰属意識を持って働いているな」と思った人もいるはず。ここでは、それぞれの考え方や行動の特徴をチェックしていきましょう。

「帰属意識」が高い人

帰属意識が高い人は、会社に親しみや関心を持ち、長く働きたい、会社に貢献したいと思っています。会社のビジョンに共感し、どうしたら我が社の商品をPRできるか、もっと多くの人に知ってもらえるかを、自分のこととして考えて行動します。

また、チーム内でのコミュニケーションを積極的にとり、仲間と同じ認識を持って物事を進めたいという意識が強いことも特徴です。会議では積極的に意見を述べたり、任務を遂行するために他の人の協力を仰ぐことも。また、もし妊娠、出産で休職したとしても、子育てが落ち着いたら同じ会社に復帰することもあるでしょう。

「帰属意識」が低い人

一方、「帰属意識」が低い人は、組織に対する愛着があまり感じられず、仕事に対して協力的でない傾向があります。仕事の内容への関心も薄いため、大変な仕事を引き受けることを面倒に感じたり、仕事がつまらなくて辞めたいと考えている人もいるでしょう。また、大切な会議で遅刻をして、周囲の士気を下げてしまうこともしばしば。

必要最低限のコミュニケーションしかとらないせいか、会社に馴染めず、連絡不足などで仕事にも影響を及ぼしてしまうことがあるようです。

「帰属意識」が低くなる原因とは?

これまであった終身雇用制度が崩れつつあり、転職や多様な働き方が増えてきた昨今、働く人の「帰属意識」が低くなっているという見方もあります。ここでは、「帰属意識」が低くなる主な原因を3つみていきましょう。

(c) Adobe Stock

1:終身雇用制度が崩壊してきている

かつては、一つの会社で定年まで勤め上げるという「終身雇用制度」が一般的でした。そのため、上司や部下の仲間意識が強く、飲み会や社員旅行などのイベントを頻繁に行い、「帰属意識」を高め合っていたという背景があります。

しかし、不況や企業の業績悪化、時代の変化とともに、終身雇用制度が崩れつつあるのが現状です。今やダブルワークや転職が当たり前の時代となり、長く勤めてくれる優秀な従業員を確保することが難しくなっています。

2:会社の待遇や評価が適切ではない

いくら会社のビジョンに共感して貢献したいという思いがあっても、仕事に見合うだけの報酬や手当が得られない場合、従業員のモチベーションが下がってしまうことがあるでしょう。また、一生懸命働いても評価されない、スキルアップの制度がないなど、会社からの支援を感じられないと、「帰属意識」が低くなってしまうことも考えられます。

3:働き方の変化

近年、テレワークやリモートワークなど働き方が多様化しています。会社に出勤せずに、家で仕事をしたり、会議はZOOMで行うなど、時間や場所に縛られずに働く機会が増えてきました。また、会社に所属せずにフリーランスで働く人や、大学卒業後も就職せずに起業するというケースもみられます。

このような背景から、必ずしも一つの会社で定年まで働く必要はないと考える人が増え、会社への「帰属意識」を高めるのは難しくなってきているのです。

「帰属意識」を持って働くにはどうしたらいい?

職場の環境に馴染むことができず、周囲にも相談できないことに悩んでいる人もいるのでは? 「帰属意識」を持って働けるポイントをまとめました。

(c) Adobe Stock

1:職場の人とできるだけコミュニケーションをとる

会社に馴染めず、疎外感を持っている場合は、なるべく同僚や上司などと会話をする機会を作ってみてください。「自分だけ仲間はずれ」だと思っているのは思い込みで、話しかけたら意外と好意的に話をしてくれたということもあるもの。特に忙しい部署やリモートワークが多い会社では、人と人のつながりが希薄な職場もあるため、自分から歩み寄ることを意識してみてください。

2:ビジョンに共感できる会社を選ぶ

「帰属意識」が持てないのは、会社のビジョンやサービスなどに共感できないことも一因かもしれません。例えば、自然素材を使った洋服や雑貨が好きなのに、化学的な素材を使ったアイテムを販売するのは、どこか疑問を感じることがあるでしょう。

自分と同じ価値観を共有できる会社を選ぶことで、仕事への誇りややりがいが生まれ、前向きに働くことができるようになるかもしれませんよ。

3:同じ目的や価値観を持つ仲間を見つける

「帰属意識」を高めるには、同じ目的や価値観を持つ仲間とともに働くことがいい刺激になることもあります。「将来自分で企画した製品をPRしたい」「女性向けのアイテムを販売したい」など、夢や目標を持っているメンバーと行動をともにすることで、モチベーションがアップしそうですよね。

気になる人に「なんでこのプロジェクトに参加したの?」などと勇気を持って聞いてみることで、同じ目標を持つ人と出会えるきっかけになるかもしれませんよ。

最後に

「帰属意識」が高い人、低い人の特徴を紹介しましたが、あなたはどちらに当てはまりましたか? 今の仕事にモヤモヤするのは、待遇や制度面で十分なサポートが受けられなかったり、会社のビジョンが曖昧なことも原因の一つかもしれません。同じ価値観や目的を持った会社や仲間に出会って、仕事にやりがいが感じられるといいですね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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