体重を落としても、ゆがんだ骨格のままでは意味はない!
「多くの人が理想とするスタイル、『メリハリボディ』。オデコに体重計を貼り付けて歩くわけではないのですから、体重が重い軽いではなく、『見た目が勝負!』であることは、すでにお気づきのはず。
でもわかっているはずなのに、『体重を落とさなきゃ!』と、一念発起してジョギングや散歩をはじめてみたものの、ピンとこない―。
ちょっと待ってください! その前にやるべきことがあります。それは、『骨格改造=骨格バランスを整える』ことです」
ーーーそう語るのは、からだデザイン研究所 代表/まくら体操セラピー 創始者のいちい葉子さん。
たとえば、基礎がゆがんでいる家に、高級な家具やファブリックを置いたところで、見栄えがしないどころか、住みにくいことこの上ないですよね。
実はカラダも同じこと。
ゆがんでしまった骨格で、一生懸命ジョギングや散歩をしても、体重が落ちたところで、ゆがんだカタチをキープする筋肉がついてしまい、理想の体型(メリハリボディ)は手に入らないのだそう。
理想的な女性のボディラインを作るうえで最も重要なポイントは、骨盤と背骨の動きのよさ。
「まくら体操」は、整体の理論に基づいた人体の力学に着目し、その力の流れができるように骨格を整え、腰と首のアーチを作り、骨盤と背骨の可動をよくしていくメソッド。
そこで、いちいさんの著書『まくら体操ダイエット』より、まくら体操のやり方やメリットなどを計4回にわたる連載形式でご紹介!
前回の記事>>理想的なボディラインを手に入れる! 今すぐ始めたい【まくら体操】のコツとは?
バスタオルを巻くだけ! お手軽バスタオルまくらの作り方
1. バスタオルを3枚用意す
2. 3枚とも3分の1の大きさにたたむ(フェイスタオルを3枚重ねたくらい)
3. まず1枚をくるくると巻く(芯になるので1枚目は硬めに巻くとよい)
4. 3分の1に折ったバスタオルの上に3.を重ねて、大きなロールケーキ状に巻く
5. 3枚目も同じく4.を重ねて巻く
※フェイスタオル9枚でも代用可能
※ゴムひもなどでとめてもOK
「まくら体操」STEP1(基本編)ー腰の体操ー
1. まくらを差し込む
2. ひざを90度くらいの角度に立て、両脚をぴったりつける
3. 中心軸を作るように力を集める
おしりの穴をぎゅ~っと締める。内股を締める。脚元を、外側から力を流すように内側に締める
4. 上半身を整える
3.の状態をキープしながら、胸を開き、背中(背骨)をできるだけ床につけるようにする
5. 顔の位置をキメる
あごを天井方向にすっと引き上げる
6. 1.~5.のポジショニングがしっかりできたら、 内ももで反対の内ももを押すように、腰幅くらいの振り幅で左右に振る
* * *
「まくら体操」は、今回ご紹介した「腰の体操」と「首の体操」をセットで行うのが基本。首の体操のやり方は、書籍でチェックしてみて。
『まくら体操ダイエット』(いちい葉子著/あさ出版)
体重を落としても、ゆがんだ骨格のままでは意味はない! いくらやせようが「理想の体型(メリハリ♡ボディ)」は手に入らない!
「まくら体操」は、整体の理論に基づいたダイエットメソッド。やり方は、簡単! 腰と首の下にバスタオルで作ったまくらを置いて仰向けになって、脚や頭をフリフリするだけ! しかも、まずは1日5分からでOK!
やせづらいといわれる、50代・60代で10㎏~20㎏やせる人も珍しくありません! 口コミが口コミをよび、20年にわたって3万人カラダはもちろん、人生をも変えてきた奇跡のメソッドが、この1冊で手に入る! さあ、どっさり脂肪を脱ぎ捨てよう!