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BEAUTY

2023.11.12

軽視できない【バターのカロリー】! 身体に悪いって本当? マーガリンとの比較も

知っておきたいけれど、知らないほうが幸せかもしれないバターのカロリー。高カロリーであることは容易に想像できますが、その「高カロリー」とは一体どれくらいのレベルなのでしょうか…? バターのカロリーや脂質量、マーガリンやその他油脂類との比較について見てみましょう。

バターのカロリーと脂質量はどのくらい?

バター100gあたりのカロリー&脂質量

バター100gあたりのカロリーと脂質量は以下。

カロリー 脂質量
バター(100g) 720kcal 83.0g

 

バター10gあたりのカロリー&脂質量

バター10gあたりのカロリーと脂質量も見ていきましょう。10gとはスーパーでよく見かける「切れてるバター」のひと切れ分です。

カロリー 脂質量
バター(10g) 72kcal 8.3g

 

バター大さじ1と小さじ1のカロリー&脂質量

バター大さじ1と小さじ1のカロリーと脂質量もチェックします。大さじ1を12g、小さじ1を4gとします。

カロリー 脂質量
バター(大さじ1) 86kcal 10.0g
バター(小さじ1) 29kcal 3.3g

 

バター
(c)Adobe Stock

種類別で見るバターのカロリー

紹介してきたバターのカロリーと脂質量は「無塩バター」のもの。ここでは「有塩バター」と「発酵バター」のカロリー・脂質量も見ていきます。

100gあたりのカロリー・脂質量

カロリー 脂質量
無塩バター(100g) 720kcal 83.0g
有塩バター(100g) 700kcal 81.0g
発酵バター(100g) 713kcal 80.0g

 

10gあたりのカロリー・脂質量

カロリー 脂質量
無塩バター(10g) 72kcal 8.3g
有塩バター(10g) 70kcal 8.1g
発酵バター(10g) 71kcal 8.0g

 

大さじ1あたりのカロリー・脂質量

カロリー 脂質量
無塩バター(大さじ1) 86kcal 10.0g
有塩バター(大さじ1) 84kcal 9.7g
発酵バター(大さじ1) 86kcal 9.6g

 

小さじ1あたりのカロリー・脂質量

カロリー 脂質量
無塩バター(小さじ1) 29kcal 3.3g
有塩バター(小さじ1) 28kcal 3.2g
発酵バター(小さじ1) 29kcal 3.2g

 

バターとマーガリンのカロリー比較

バターの代用でマーガリンを使う方も多いのではないでしょうか? バターとマーガリン、どちらのほうが低カロリー・低脂質なのか、100gあたりの数値で比べていきます。

カロリー 脂質量
無塩バター 720kcal 83.0g
有塩バター 700kcal 81.0g
発酵バター 713kcal 80.0g
無塩マーガリン 715kcal 83.1g
有塩マーガリン 715kcal 83.1g

 

マーガリン
(c)Adobe Stock

比べてみると、バターもマーガリンもそれほど大きな差はありません。

バターとその他油脂類のカロリー比較

マーガリン以外に、その他油脂類のカロリーも比べてみます。果たして同じ“油”に違いはあるのでしょうか(すべて100gあたりで比較)。

カロリー
無塩バター 720kcal
有塩バター 700kcal
発酵バター 713kcal
無塩マーガリン 715kcal
有塩マーガリン 715kcal
オリーブオイル 894kcal
ごま油 890kcal
大豆油 885kcal
えごま油 897kcal
あまに油 897kcal
なたね油 887kcal
ショートニング 889kcal

 

こうして見ると、バターやマーガリンのほうがその他油に比べ低カロリーであることがわかります。

バターは身体に悪いって本当?

バターとその他油脂類のカロリーを比較してきましたが、油の中でバターはそれほど高カロリーでないことがわかりました。

とはいえ、バターは油です。脂質は私たちが生きていく上で必須の栄養素なので完全にカットするのはNGですが、ダイエット中や脂質が原因で引き起こされる疾患を抱えている人、またはその恐れがある人は摂取を控えたい栄養素です。

バターは悪玉コレステロールを増加させる飽和脂肪酸を多く含んでいます。食パンにひと切れ塗る程度の、一般的な食生活内では身体に悪影響はないとされていますし、完全に断ち切る必要もありません。しかし、飽和脂肪酸の過剰摂取は病気のリスクを高めるので控えるのが無難。

それでも、マーガリンを食べるよりはバターのほうが身体にいいのでは? と思う方は多いかもしれませんが、バターかマーガリンか論争に決着をつけるのは簡単ではありません。

従来のマーガリンには動脈硬化や心臓疾患のリスクが高まる「トランス脂肪酸」が多く含まれていましたが、現在では多くのメーカーが製造方法を変更し、トランス脂肪酸含有量の低いマーガリンを販売しています。

製品にもよりますが、バターのほうがトランス脂肪酸を多く含んでいる場合が多いのです。

じゃあマーガリンで代用しよう! と思うかもしれませんが、バターとの比較を見ていただいた通り、マーガリンも高カロリー&高脂質です。摂取のしすぎは体に毒。

どちらを食べようが「食べ過ぎれば太る」「適量なら太らない」のです。食べるのなら多くても1日大さじ1までを目安にしましょう。

トーストにバター
(c)Adobe Stock

バターは高カロリー! 食べ過ぎに注意

バターのカロリー、脂質量について紹介しました。想像通りバターは高カロリー・高脂質でしたね。栄養がまったくないものではないので完全に断ち切らなくてもOKですが、ダイエット中は意識的に減らすことをおすすめします。使うなら摂取量をいつもの半分に、油が必要ならバターではなく、健康効果が期待できるオリーブオイルのような不飽和脂肪酸を摂取しましょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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りの

栄養士・運動実践指導者・ダイビングインストラクターとしてフォットネス業界に10年勤務。趣味は筋トレと海外旅行(渡航国数50カ国以上)。現在はWebライターとして世界中でノマドライフを満喫中。著書『拝啓、世界であわてふためく女子たちへ』。

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