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2024.09.05

秋といえばイメージするものは?行事や食べ物、花などの風物詩を紹介

秋といえばイメージする風物詩は数多く、食欲の秋や芸術の秋といった言葉でも表されています。9月や10月になると、各地で秋ならではのイベントも数多く催されます。本記事では、秋といえばイメージする人気の風物詩をご紹介します。

秋といえばイメージするものは?

秋は気候が穏やかになり、各地で紅葉狩りや運動会などの行事が行われます。味覚の秋ともいわれ、食べ物や果物も美味しい季節です。また、秋ならではの花もいろいろと咲き誇ります。

彼岸花

あなたは「秋」と言われて何をイメージしますか? 最近では長引く残暑から「暑い秋」「猛残暑」「夏が長すぎて短い」といった印象を持たれている人も多いかも。

ここでは秋といえばイメージする風物詩を、行事や食べ物・果物・花に分けてご紹介します。

紅葉狩りや運動会などの行事

秋といえばイメージする人気の行事は、次のとおりです。

1.紅葉狩り

2.運動会

3.十五夜のお月見

4.ハロウィン

5.七五三

多くの人が秋といえばイメージするのが、紅葉狩り。例年9月〜11月ごろに各地の野山に出かけ、赤や黄色に色づいた紅葉を鑑賞します。

また、気候が良くなる秋は運動会を開催する学校も多く、秋といえば運動会を思い出す人も多いのでは?

お月見

十五夜のお月見は、旧暦8月15日の満月の夜に行われる行事です。月見団子をお供えし、澄んだ秋の夜空に浮かぶ満月を眺めます。

近年は、ハロウィンも秋の行事として定着してきました。ヨーロッパでは二千年以上もの歴史があるお祭りです。毎年10月31日に行われ、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すためにさまざまな仮装をするのが特徴です。

七五三は、子どもの成長を祝う行事です。3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子が11月15日に神社などにお参りをします。近年では、 10月・11月の吉日や土日祝日などを利用する場合も増えています。

秋刀魚や栗などの食べ物

秋といえば、食べ物をイメージする人も多いのではないでしょうか。秋をイメージする人気の食べ物は、以下のとおりです。

1.秋刀魚

2.栗

3.松茸

4.さつまいも

5.銀杏

秋の味覚といえば、まず秋刀魚(さんま)を思い浮かべるという人は少なくありません。秋刀魚の旬は9月下旬から10月下旬ごろで、夏から秋にかけて本州近海を南下する時期がもっとも脂がのっています。

秋刀魚

栗や松茸、さつまいもなども秋を感じさせる食べ物です。銀杏はイチョウの種子で、秋になると黄色い絨毯のような落ち葉の周りに銀杏が落ちている光景をよくみかけます。

柿や梨などの果物

秋が旬の果物も豊富です。秋といえばイメージする人気の果物をみてみましょう。

1.柿

2.ブドウ

3.梨

4.りんご

5.桃

10月から11月に旬を迎える柿は「富有柿」や「次郎柿」など品種が豊富で、いろいろな食感や味が楽しめます。ブドウは巨峰をはじめ甲斐路やデラウェアなどさまざまな種類が店先に並び、近年は皮ごと味わえるシャインマスカットも人気です。

柿やぶどうなど秋の味覚

梨も豊富な種類があり、主に豊水や幸水といったみずみずしい味わいの赤梨や、鳥取県のブランドで爽やかな味わいの「二十世紀」が楽しめます。

桃は、最盛期よりも少し遅れて収穫時期が訪れる「晩生種」が9月下旬から10月の秋ごろに旬を迎えます。

りんごは秋から冬にかけて楽しめる果物で、収穫シーズンの秋はもぎたての美味しさを味わえる時期です。

コスモスやダリアなどの花

コスモス

秋は花も楽しめます。秋といえばイメージする人気の花は、以下のとおりです。

1.コスモス

2.ダリア

3.彼岸花

4.桔梗(ききょう)

5.金木犀

コスモスは和名を秋桜といい、秋を代表する花です。ピンクやオレンジ、白など可憐な色合いの花を咲かせます。ダリアは夏から秋にかけて咲く多年草で、豪華で美しい大輪からシンプルな一重咲きの花まで、さまざまな品種があります。

彼岸花はその名のとおり、お彼岸の時期(9月中旬ごろ)に花を咲かせる品種です。鮮やかな赤い色が印象的で、開花は1週間程度と短いのが特徴です。

桔梗は秋の七草のひとつで、日本で古くから親しまれています。星形で涼しげな青紫色の花と、紙風船のように膨らむ蕾が印象的です。

金木犀は、9月を過ぎるとオレンジ色の小さな花を咲かせます。アロマキャンドルなどにも使われる甘い香りが、秋の訪れを感じさせる花です。

〇〇の秋といえば?

秋は「〇〇の秋」という表現がよく使われます。〇〇に入る言葉、あなたはいくつ挙げることができますか?

絵画などの芸術を鑑賞したくなる人は「芸術の秋」、穏やかな季節にゆっくりと本を読んで過ごしたい人は「読書の秋」を連想するかもしれません。旬の食べ物を味わいたい人は、「実りの秋」になるのではないでしょうか。ここでは、「〇〇の秋」についてみていきましょう。

3つの「〇〇の秋」
  1. 芸術の秋
  2. 読書の秋
  3. 実りの秋

芸術の秋

「〇〇の秋」で多くの人が連想するのが、「芸術の秋」です。夏の暑さがおさまり、体も心もゆとりが生まれる秋は、ゆっくりと芸術を楽しむのに適しています。

「芸術の秋」という言葉が使われるようになったのは、1918年に発行された雑誌に「美術の秋」という記載があったことが由来とされています。また、秋は二科展や日展など大規模な展覧会が開催されるのも、「芸術の秋」が定着した理由のひとつです。

読書の秋

過ごしやすい秋は、読書にも適した季節です。毎年、書店でも「読書の秋」と称したキャンペーンが展開されています。

「読書の秋」という言葉は、古代中国の詩人である韓愈(かんゆ)が詠んだ「灯火(とうか)親しむべし」という詩が由来とされています。「秋の夜は長く、夜に明かりを灯して読書をするのにふさわしい」という意味です。

実りの秋

秋は穀物や果物などの収穫が多く、「実りの秋」を連想する人も多いでしょう。「食欲の秋」を思い浮かべる人も少なくありません。秋は作物への感謝と翌年の豊作を祈り、各地で秋祭りが開催されます。

その代表的なものが、伊勢神宮をはじめ各地で開催される「新嘗祭」です。神様に新穀(その年にとれた米などの穀物)をお供えし、新穀を得たことを感謝するお祭りです。

秋といえばイメージする言葉

秋ということで思い浮かべる言葉もあるでしょう。秋といえばイメージするものとして、次のような美しい言葉が存在します。

・秋晴れ(あきばれ)

・秋高し(あきたかし)

・秋麗(あきうらら)

・秋入梅(あきついり)

秋晴れは、秋に空気が澄んで晴れ渡っている空の様子を表す言葉です。秋高しは、そのような秋晴れの日に空が高くなったように見えることを表します。

秋麗は、秋晴れの心地よい気候でのどかな様子を表す言葉です。秋入梅は、秋雨前線に入って梅雨のように降り続く秋の雨を指します。

秋に向けた準備を始めよう

秋といえばイメージするものは、行事では紅葉や運動会、食べ物では秋刀魚や栗などが人気です。果物や花をイメージする人もたくさんいます。

そろそろ夏が終わって秋を迎える季節、秋といえば何をイメージするか考えながら、秋に向けた準備をしてみましょう。芸術の秋、読書の秋を楽しむのもおすすめです。

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