自分のお腹、好きですか?
「この質問に、『はい、好きです!』と自信を持って答えられる人は少ないのではないでしょうか。
・ぜい肉がつきすぎている
・下っ腹が出ている
・お腹の肉が段になっている
など、お腹の悩みを抱えている人は多くいますよね。しかし、自分のお腹が好きではないのに、そのまま諦めている人が多いのも事実。
なぜでしょうか。それは、お腹の肉を減らすことがものすごく大変だと知っているからです」
こう語るのは、鍼灸師・整体師として、これまで29年、延べ20万人以上の患者さんの健康をサポートしてきた、星野 光一さん。
毎日の腹筋や運動、食事制限など、つらいことを長期間乗り越えてこそ、理想のお腹が手に入るのだとすれば、確かにそれをしようとはなかなか思えないですよね。
では、大変ではない方法があったとしたら……?
星野さんによると、それこそが“ズルい腹筋”なのだそう!
そこで星野さんの著書『1日1分!座ったままでOK!ズルい腹筋』から、理想のウエストを手に入れるための方法をご紹介。数回にわたってプチ連載形式でお届けします。
前回の記事はこちら>>やせるお風呂の入り方とは? 入浴前に〇〇する!
おやつは15時に食べるのがベスト!
よく「おやつは15時」と聞きますが、この時間におやつを食べることには、きちんと理由があります。
人間の体には、「BMAL1」(ビーマルワン)という体内時計を調整する時計遺伝子があります。
このBMAL1は、1日の中で量が増減するのですが、増加すると太りやすく、減少すると太りにくいということがわかっています。
BMAL1がいちばん減少する時間が、15時頃。そのため、この時間帯におやつを食べても太りにくいというわけです。
ちなみにBMAL1がもっとも増加するのが21時以降なので、遅い時間の食事は太りやすいのです。
15時におやつを食べたら太りにくいとはいえ、注意すべきことがあります。それは、朝と昼にしっかり食事を摂ること。
朝と昼の食事を食べずに空腹状態でおやつを食べると、血糖値が急上昇し、いくらBMAL1が減少していてもその効果はあまり期待できません。
そのため、朝食をしっかり摂って一度血糖値を上げてインスリンを分泌させることで、インスリンの効果を昼以降も継続させるセカンドミール効果を狙いましょう。
ただし、やはり食べすぎは禁物。
たとえば、ショートケーキやアイスクリームを毎日食べたり、ポテトチップスを一度に1袋食べてしまうのは、糖質の摂りすぎになってしまいます。
おやつは適度な量を心がけるようにしましょう。
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『1日1分!座ったままでOK!ズルい腹筋』(著者:星野 光一・監修:東 英子/あさ出版)
1日たった1分だけ! イスに座ったままでできる! 運動が苦手でも大丈夫! 10代~80代まで誰でもムリなく鍛えられる! ウソみたいにカンタンな腹筋運動で、理想のウエストが手に入ります! ほかにも、・背中がスッキリする・姿勢がよくなる・体力がつく・血流がよくなる・呼吸力がアップするなどの効果も! 体力に自信がない、運動が苦手、腹筋運動なんてできた試しがない……。そんな人にこそ試してほしい腹筋運動です!