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2023.07.12

7月の挨拶文は? 上旬・中旬・下旬別に時候の挨拶を紹介!

ビジネスシーンで使える7月の時候の挨拶を上旬・中旬・下旬別に紹介。また、プライベートなどのカジュアルな場面で使える挨拶文も紹介します。取引先への暑中見舞いやクラスのおたよりなど、幅広いシーンで活用できますので、ぜひチェックしてください!

取引先や目上の方、友人や知人への挨拶文には、時候の挨拶を入れるのが一般的です。時候の挨拶とは、季節を表す書き出しの言葉。この記事では、ビジネスシーンやプライベートで使える7月の時候の挨拶を紹介します。

挨拶文の基礎知識

最初に、挨拶文の基本的な書き方や構成をおさえておきましょう。

構成

挨拶文は基本的に、「前文」→「主文」→「末文」→「後付」で構成されます。それぞれの内容は以下の通りです。

・前文:頭語(「拝啓」など)→時候の挨拶→相手の健康や安否を気遣う言葉
・主文:文章の本題
・末文:相手の繁栄や健康を祈る言葉→結語(「敬具」など)
・後付:日付、差出人名、宛名

なお、頭語と結語は組み合わせが決まっています。「拝啓」は「敬具」、「謹啓」は「謹言」、「急啓」は「草々」とセットで使うようにしましょう。ただし頭語と結語は、ややかたい印象を与えますので、プライベートの挨拶文では省略しても構いません。

笑顔で仕事をする女性
(c)Shutterstock.com

時候の挨拶の種類

時候の挨拶には、「漢語調」と「口語調」の2種類があります。「漢語調」はかしこまった印象の言葉なので、仕事の取引先や目上の方向けの文書、学校関係の文書などに使うといいでしょう。「口語調」は、やわらかい印象の言葉なので、友達や知人など親しい間柄の人への手紙に適しています。また、幼稚園や保育園のおたよりや、小学校のクラスだよりなどにも、「口語調」を使う方が多いようです。

ビジネスシーンで使える7月の時候の挨拶【漢語調】

ここからは、時候の挨拶の例文を紹介。最初に、ビジネスシーンやかしこまった場面向けの書き出しの言葉をいくつか見ていきます。漢語調は「○○の候」など、簡潔な言葉で表されるのが特徴。なお、「○○の候」は「○○の折」「○○のみぎり」に言い換えてもOKですよ。

7月全般

・盛夏の候:「盛夏(せいか)の候」の「盛夏」とは、梅雨が明けて、夏が本番を迎える時期を表す言葉。「盛夏の候」は、7月上旬〜8月上旬頃に使えます。ただし、相手方の地域で梅雨が明けていない場合は、たとえ7月上旬でも「盛夏の候」は使わないようにしてくださいね。

・猛暑の候:「猛暑(もうしょ)の候」の「猛暑」とは、厳しい暑さを意味する言葉。夏真っ盛りの時期に最適な時候の挨拶です。7月上旬〜立秋前日の期間に使うといいでしょう。

7月上旬〜中旬

・小暑の候:7月上旬〜中旬には、「小暑(しょうしょ)の候」という時候の挨拶が使えます。そもそも「小暑」とは、二十四節気の一つで、梅雨が明けて暑さが本格化する時期のこと。「小暑」の時期にあわせて、七夕の7月7日〜7月22日頃に使うのが一般的です。

夏の青空と雲
(c)Shutterstock.com

7月下旬

・酷暑の候:「酷暑(こくしょ)の候」の「酷暑」とは、ひどく暑いことという意味です。厳しい暑さが続く7月下旬から立秋の前日まで使えます。

・大暑の候:「大暑(たいしょ)の候」は、暑中見舞いでよく使われる時候の挨拶です。「大暑の候」の「大暑」とは、1年の中で最も暑い頃を表します。こちらも、「酷暑の候」と同じく、立秋の前日まで使うことができますよ。

ビジネスシーンで使える7月の結びの挨拶【漢語調】

挨拶文の最後には、結びの挨拶を入れて締めくくります。結びの挨拶には、相手の健康を気遣う言葉や繁栄を祈る言葉を入れるのが一般的です。もしくは、「今後ともよろしくお願いします」といった言葉で締めくくってもOK。以下に、結びの挨拶の例文をいくつか紹介します。

・本格的な猛暑がやってまいりますので、体調を崩されませんようご留意ください。
・厳しい暑さが続きますが、ご自愛専一にご精励ください。
・猛暑のみぎり、ご自愛専一にてお願い申し上げます。
・皆様のご健康とご多幸を心より祈念しております。
・貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

プライベートで使える7月の時候の挨拶【口語調】

続いて、親しい間柄の人に向けて送る文書で使える時候の挨拶を紹介します。口語調は、親しみやすさを感じるカジュアルな表現なのが特徴です。

7月上旬

7月上旬は、梅雨の終わり頃。「梅雨」「長雨」など、雨に関する言葉を入れるといいでしょう。

・長雨の続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
・梅雨が続いておりますが、お元気ですか。
・梅雨明けが待ち遠しい折、お変わりなくお過ごしでしょうか。

7月中旬

梅雨が明けて、いよいよ夏が始まる7月中旬。「夏本番」「夏の到来」など、夏の訪れを感じさせる言葉を使ってみましょう。

・ようやく梅雨が明け、夏の到来を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
・夏本番を感じる気候が続いていますが、変わらずお元気でいらっしゃいますか。
・ひまわりの花が咲く季節になりました。いよいよ夏本番ですね。

晴天をひまわり
(c)Shutterstock.com

7月下旬

うだるような暑い日々が続く7月下旬。時候の挨拶には、厳しい暑さを表す言葉を入れてみてください。

・厳しい暑さが続く日々ですが、お元気ですか。
・燃えるように暑い毎日ですが、お元気でご活躍のことと存じます。
・うだるような暑さが続いていますが、皆さまお変わりございませんでしょうか。

プライベートで使える7月の結びの挨拶【口語調】

プライベートの場面でも、相手の健康を気遣う言葉、幸せや活躍を祈る言葉などで締めくくりましょう。もしくは、相手の嗜好や状況にあわせた言葉を選んでもOK。よく聞く定型文よりも、親しみやすさを感じてもらえるでしょう。

・梅雨が明け、いよいよ夏本番です。暑さが厳しくなりますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
・猛暑が続きますが、夏風邪などお召しになりませんようお身体に気をつけてください。
・帰省の際に、お会いできることを楽しみにしています。

最後に

7月の挨拶文について紹介しました。暑さが厳しい夏の挨拶文には、相手の体調や健康を気遣う言葉が添えられていると、あたたかな思いやりが感じられて受け取る側も嬉しいものです。ぜひ、取引先の方や親しい友人に挨拶文を送る時には、今回紹介した例文を参考にしてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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