夕方に生放送がある日の1日の過ごし方は？
Vol.25 で終日テレワークの日のスケジュールをご紹介しましたが、今回はレギュラーで担当している夕方の報道番組『news every.』がある日の過ごし方をご紹介します。
▲この日は他社の方との打ち合わせもあったのでジャケットスタイルで通勤！
朝食は「しっかり」派！
まず、家でしっかり朝食を食べるのは大切にしています。食事をとることで体が覚醒する気がします。ふるさと納税で美味しいお米が届いたので、最近は前の晩から炊飯器をセットして、ご飯の炊けた音で目が覚めるのが幸せです。
▲この日は、きのこご飯とお味噌汁にしました。炊き込みご飯や、ふりかけなど、お米をより楽しめるようなレシピを検索しています。こちらは料理研究家リュウジさんの「至高のきのこご飯」です。
10 時ごろ出社
フリーアドレス制のアナウンス部は、午前中は人が多いので座る場所が見当たらないこともしばしば。この日は隅の席があいていたので、PC を広げてメールの確認などを行いました。
10 時半 every.出演アナウンサーの打ち合わせ
4月からメンバーが一部変わったので、リモートではありますが全員集合し、番組内で共有したいこと、確認すべきことを見直します。災害や突発的な事件が起きた時にどんな伝え方をするか、周りの人間がどうサポートするか、どう呼びかければ一人でも命を救えるのか…。地域によって異なりますが、『news every.」は週5日、夕方の3時間 10 分を「守る」責任があるので、日々、みんなで考えています。
この会議では日本中にある系列各局のお天気カメラ一覧など、地震・大雨・噴火などの際に使う様々な資料の更新を手分けして行うことを決めました。
12 時 ファッション事業「Audire」の打ち合わせ
日本テレビアナウンサーによるファッション事業「Audire」。事業を行うにあたってパートナーシップを締結したアパレル企業の方々と、新しく世に出すブラウスを試着しながら、シルエットや、首元のデザインなど細かく話し合いました。
袖ひとつとってもカフスの長さや、袖自体のふくらみ方など、組み合わせは無限にあります。その中で、どんなものが今求められているのか…。
▲実際にサンプルを手直ししながら、様々な角度から意見を出し合いました。
あくまでも私は着る側の一人として、「肩にボリュームがありすぎると、いかつく見えてしまいそう」なんて意見を述べてみました。
そうするとプロは「それなら肩のラインを 1cm 内側にしましょうか」なんて言ってくださるのですが、なかなか完成図は思い描けず…。
やはり服のプロの視点は奥深いですし、普段何気なく手に取っている服がたくさんの人のこだわりで出来ていることを感じます。どんな洋服ができあがるのか私も楽しみです！
13～14 時 昼休み
フレックスタイム制なので昼休みは自由にとれます。会社の周りにランチを食べに行ったり、お弁当を買ってきたり、社内の売店でパンを買ったりとお昼は様々です。
ただ、あまり食べすぎてお腹いっぱいの状態で every.に臨むと、どうにも集中しきれないことがあるので、量や、消化の良さそうなものにするなどと気を付けています。
この日はコンビニで買ったサラダ、サンドイッチとコーヒーをいただきながら、ニュースをチェック。
14 時 『news every.』に向けてヘア＆メイク
ヘア＆メイク後は、リハーサル、打ち合わせと続き、気がつくと放送開始、そして3時間 10 分の生放送はあっというまに終わってしまいます。
20時までに退社
その後、放送中に気になったことなどをスタッフと共有したら、業務終了。メールの返信などやり残しがあっても、パッと集中して終わらせ、20 時までには会社を出る！と決めています。そうしないと、夕ご飯の時間が遅くなってしまうのです…。
帰宅後は、当日の放送を観ながらひとり反省会→翌日に生かす！
この日は帰宅して、すぐ食べられるように買っておいた、鮭の西京焼きを焼いて、またまたお味噌汁と一緒にいただきました。
夜はつい、先ほどまでの放送をチェックしてしまいます。自分のプレゼンは伝わっただろうか…、滑舌の甘いところはなかったか…。反省をして、翌日に生かします。デイリーの仕事は、気になったことをすぐ修正、実践できるのが好きなところです。
日本テレビアナウンサー 徳島えりか
1988年9月生まれ、東京都出身。O型。慶応義塾大学 法学部政治学科卒業後の2011年4月、日本テレビに入社。現在は、『シューイチ』『news every.』を担当。
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