「もう嫌だ」と思うのはどんなとき?
誰にでも「もう嫌だ」と、思うことはあるのではないでしょうか。仕事でミスが続いたり、人間関係がうまくいかなかったりすると、思わず「もう嫌だ」とつぶやいてしまうこともあるでしょう。
何をしてもうまくいかなければ、「もう嫌だ」と言いたくなる気持ちもわかります。「もう嫌だ」と思うことが多いのはどんなときか、詳しくみていきましょう。
仕事でミスが多い
仕事では、誰でもミスをしてしまうこともあります。仕事のミスは周りに迷惑をかけることもあり、できる限り避けたいものです。それでも、調子が悪いときはうまくいかず、同じミスを続けてしまうこともあるでしょう。
なんとか対処しようとしているのにミスが多くなると、「もう嫌だ」と投げやりな気持ちになります。「また同じミスをしてしまった」と、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
人間関係でトラブルがある
人間関係のトラブルは厄介です。気が合わない人とうまく付き合うのは大変で、職場で一緒に働かなければならないときはストレスも溜まるでしょう。
これまでうまくやっていたのに、些細なことで人間関係が悪くなることもあります。関係を修復しようとしてもうまくいかないと、「もう嫌だ」と投げやりになることもあるでしょう。
何をしてもうまくいかない
人生は順調に進むこともあれば、何をしてもうまくいかない場合もあります。思うように物事が運ばず、「もう嫌だ」と思うこともあるでしょう。
うまくいかないとネガティブな気持ちになり、なんでも悪いように考えがちです。そのような気持ちがまたネガティブなことを呼び、悪循環に陥ることもあります。
そうなると、さらに何をしてもうまくいかなくなります。気持ちを切り替えるため、気分転換をすることも大切です。
「もう嫌だ」と思いやすい人の特徴
「もう嫌だ」と思うことは多かれ少なかれ、誰にでもあることです。しかし、頻繁に「もう嫌だ」と思いやすい人もいます。それは、「もう嫌だ」と思うようなことを呼び込みやすい人です。
なんでも自分で抱え込んだり、真面目で完璧主義であったりすると「もう嫌だ」と思いやすい傾向があります。
「もう嫌だ」と思いやすい人の特徴をみていきましょう。
自分で抱え込みやすい
「もう嫌だ」と思いやすいのは、自分で何でも抱え込みやすい人です。仕事が多く1人では処理しきれないとき、周りに頼もうとしません。
その結果、自分でなんとかしようとして、「もう嫌だ」という状態になってしまいます。責任感が強く、自分で処理しなければならないと思ってしまうためです。
人に頼むのは、迷惑をかけることだと感じている場合もあります。しかし、すべてを自分1人ではこなせない場合もあります。周りにお願いをすれば、頼りにされたと喜んで対応する人もいるため、抱え込まずに誰かに頼ることは必要です。
真面目で完璧主義
真面目で完璧主義の人は、「もう嫌だ」と思いやすくなります。何事にも丁寧に対応しようとし、手を抜きません。そのため、必要以上に疲れてしまうのです。
ほかの人は適当に済ませていることでも、きちんと済ませなければ気が済まず、自分を追い込んでしまうこともあるでしょう。真面目なことは良いことですが、頑張りすぎると「もう嫌だ」と思うことも多くなります。
もう嫌だと思ったときの対処法
「もう嫌だ」と思ったときは無理をせず、休息をとったり軽い運動で体を動かしたりして気分転換を図りましょう。「もう嫌だ」という気持ちなのに頑張ろうとすると、体調まで崩してしまうこともあります。気持ちを切り替え、趣味に没頭してみるのもよいでしょう。
ここでは、「もう嫌だ」と思ったときに試したい対処法を3つご紹介します。
休息をとる
「もう嫌だ」と思うときは、頑張りすぎているときです。特に心が疲れていると何もかも嫌になり、気持ちがたかぶって「もう嫌だ」という気分になります。とにかく休息をとるようにして、何もせずに過ごす時間を作りましょう。
ゆっくり入浴して体を休めれば、副交感神経が優位になって気持ちもリラックスします。穏やかな音楽を聴くなどしてくつろいでください。心が落ち着き、「もう嫌だ」という感情はなくなってくるはずです。十分な睡眠をとれば、翌朝はリフレッシュしているでしょう。
軽い運動で体を動かす
「もう嫌だ」と思うのは、気持ちが追いつめられてマイナスの感情になっている状態です。気分を切り替え、軽い運動で体を動かすようにしましょう。その場でストレッチするのもよく、外に出てウォーキングするのもおすすめです。
空気を取り込みながら行う有酸素運動は、ストレスを緩和するとされています。体を動かすことでリフレッシュし、気分も晴れてくるでしょう。
外出するときは、できるだけ緑の多い公園などに行ってみるのも効果的です。樹木の癒し効果で、心身ともにリラックスできます。
趣味に没頭する
気持ちが追いつめられて「もう嫌だ」と思ったときは、好きな趣味に没頭して嫌なことを忘れましょう。抱え込みやすい人や責任感が強い人は、なかなか切り替えができないかもしれません。しかし、そのままでは何も解決せず、「もう嫌だ」という状態が続くだけです。
自分を解放し、好きなことに時間を使ってあげましょう。思う存分没頭したあとは気持ちがほぐれ、また頑張ろうと前向きな気持ちになっているはずです。
もう嫌だと思ったら気分転換を考えよう
「もう嫌だ」と思うのは、これ以上頑張らないでいいというサインかもしれません。休息したり軽い運動をしたりして、気持ちを切り替えましょう。
それでも気分が晴れないときは、趣味に没頭するのもおすすめです。自分が一番夢中になれることをして、嫌なことは忘れてください。気分転換をしたあとは、ポジティブな気持ちになっているに違いありません。
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