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「お口添え」ってどんな意味?
「お口添え」とは、お願いごとや交渉などがうまくいくように、傍から言葉を添えてとりなしてもらうことをいいます。
頭に「お」をつけて丁寧に表現する「お口添え」は、おもに目上の相手に対して使うことが可能です。「お口添えを賜りたく〜」や「お口添えいただきまして感謝しております」というように、とりなしてもらった際や、とりなしてもらったお礼を伝えたい際に活用できます。
くち‐ぞえ〔‐ぞへ〕【口添え】
[名](スル)傍らから言葉を添えてとりなすこと。「知人のために口添えする」
出典:小学館 デジタル大辞泉
「お口添え」を使う時の注意点
「お口添え」とは、自分より目上の人の取りなしや尽力のおかげで、物事がうまく進んだ、成功したことを意味する言葉です。そのため、「お口添え」をお願いする方の立場や影響力も考えて、その方の負担とならないようにしたいものですね。
また「自分の口添えのおかげで、その企画はうまくいった」という使い方をすると、まるで自分の自慢話のようであまりよい印象を与えないでしょう。使い方には注意したい言葉といえます。
「口利き」との違いは?
「お口添え」「口利き」どちらもよく似たニュアンスですが、どのような違いがあるかご存じですか?
両方とも、自分と相手以外の第三者が間を取り持つ、という点では同じ意味の言葉です。「お口添え」は、間をとり持つという補助的な意味があります。一方「口利き」は、間を取り持つ意外にも、世話をしたり、「交渉ごとなど仲裁のうまい人」という意味も含まれます。したがって「お口添え」よりも「口利き」の方が、積極的に間に入ってもらうニュアンスが強まるといえるでしょう。
「お口添え」を使った例文
では、「お口添え」を使った例文を早速みていきましょう。

「このたびは、お口添えをいただき、誠にありがとうございました」
目上の相手から、何らかのとりなしを受けてお礼を伝えたいときの代表的なフレーズです。ビジネスにおいてきちんとしたお礼をすることは、社会人として非常に大事なマナー。こういった表現がサラッと使えるようになると、上司との関係もよりよくなるかもしれません。
「このプロジェクトへの参加が可能となるようにお口添えをしてくださいますよう、何卒よろしくお願いいたします」
目上の相手から支援や協力を受けたい時に使える言い回しです。こちらもまた、支援や協力を依頼する際の代表的な例文といえます。
「先生のお口添えのおかげで、本を借りることができました。ありがとうございました」
“おかげさまで”は、感謝の心を表す言葉。取りなしのお世話になった人に対して幅広く使うことができます。
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「お口添え」の言い換え表現にはどんなものがある?
「お口添え」の言い換え表現を例文と一緒にいくつか紹介をしていきます。
「紹介する」
紹介は、人と人の間に立って、とりもちをすること。引き合わせたり仲立ちをすることをいいます。お口添えという言葉よりも一般的でしょう。
【例】
・「この本の著者の方に、ご紹介いただけませんでしょうか」
・「あなたからのご依頼であれば、喜んでご紹介をさせていただきます」
例文のように「ご」をつけると、相手により丁寧な印象を与えられます。
「仲介する」
人と人との間、なかだち、当事者の間に入って問題解決をはかったり、話がスムーズに進むよう取りまとめたりすることを指します。
【例】
・「彼女は前職の同僚で既知の間柄だったので、A社に彼女を仲介することになった」
・「同僚が友人のことを気になっているというので、仲介してデートの約束を取り付けた」
「介」には「助ける」という意味も。困りごとを助ける意味になります。
「橋渡しをする」
人と人の間の関係を取り持つ、近しい関係にする役目、複数をつなぐ役目を意味します。複数をつなぐ役目、間柄を取り持つ役目、近い関係になるための役目の例文を見てみましょう。
【例】
・「今度のプロジェクトでは、あなたには2つのチームの橋渡し役を担ってほしい」
・「彼とは面識がないので、あなたのお友達に橋渡しの支援をお願いできませんか? 」
・「互いに誤解をしてあの2人は仲違いをしていたが、彼女が橋渡し役となって仲直りをさせた」
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「お口添え」の英語表現って?

英語でも数通りの表現方法がありますので、状況に合わせて使えるようにしたいもの。それでは英語での表現方法を見てみましょう。
I’ll put in a good word for you.
直訳すると「あなたのために口添えをしておくわね」となります。ここでの「put in a good word」は、「推薦する」という意味もあります。
With the recommendation of my father‘s friend, I joined that project.
「父親の友人の口添えもあって、私はそのプロジェクトに参加をした」という意味です。この「recommend」は、少し堅苦しい言い方になってしまいますが、目上の人に対する尊敬の意を含みます。
Thank you very much for speaking up for our company.
「我が社のためにお口添えいただきありがとうございます」が日本語訳。ここでの「speaking up for…」は味方になることを意味しています。
最後に
「お口添え」を使いこなせるようになると、目上の方へお願いしたいときや援助を受けたお礼を伝えたいときなど、品のあるコミュニケーションがとれるようになるでしょう。依頼やお礼を伝える場面は、ビジネスシーンにおいて頻繁にあります。こうした言葉を使うことで、相手からの信頼も高まり、今後の仕事もスムーズに進めやすくなるかもしれません。ぜひ押さえておきましょう。
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