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2022.12.30

浪費家とは? その特徴や浪費家から抜け出すための手段を解説

浪費家とは、「お金をどんどん使う人。無駄遣いが多い人」を意味します。浪費家の特徴としては、細かい支出が多く、なかなか貯金ができないことが挙げられますね。浪費家から抜け出し、お金を貯められるようにするには、どうすればいいのでしょうか? この記事では、その方法についても説明します。

浪費家とは?

買い物好きで、いつも買いすぎてしまっていませんか? 自分はあまり買い物をしなくても、パートナーに浪費癖があって、困っている人もいるかもしれませんね。なかなか貯金できないことで悩んでいたら、浪費家の可能性あり。この記事では、浪費家の意味や特徴、浪費家から抜け出すための方法や浪費家の英語表現について、説明していきましょう。

浪費家とは、「お金をやたらどんどん使う人。時間や労力を無益なことに費やす人。無駄遣いが多い人」とされています。「浪費」という言葉自体は、「時間を浪費する」のように時間に対しても用いられますが、「浪費家」については「お金を浪費する」という意味で使われるようですね。

ちなみに、浪費家の言い換え表現としては、「金遣いが荒い人」「無駄遣いが多い人」などがあります。

札束をもってOKマークをする女性
(c)Shutterstock.com

浪費家の特徴は?

さて、浪費家に該当するような人には、どのような特徴があるのでしょうか? 主な特徴について、チェックしていきましょう!

1:細かい支出が多い

お金が貯まらない人の特徴としては、細かい支出が多いことが挙げられます。一杯100円のコーヒーでも毎日購入すれば、支出は増えていきます。まさに「塵も積もれば山となる」ですよね。

仮に、上記のコーヒーを365日毎日、購入するとしましょう。1年間で3万6500円。10年間で36万5000円。なかなかの金額になりますね…。これが、100円ではなく、300円や800円とかだったら、もっと支出は増えるというわけです。

「大した金額じゃないから大丈夫」と思っていると、毎日の積み重ねで、ものすごい金額だった…。なんてことになりかねません。

ホットコーヒーの蓋をあける手
(c)Shutterstock.com

2:すぐに実行に移さない

浪費癖のある人は、実行をためらい、貯金を断念することがあります。ファイナンシャルプランナーなどからの提案をすぐ実行に移せず、先延ばしにしてしまうケースがあるとか。

3:危機感が薄い

浪費してしまう人の特徴として、危機感がないケースがあります。生活に支障が出始めた時に初めて、「どんな末路になるのか、何とかしなければ」と危機感を持つようになります。

浪費家から抜け出すには?

では、浪費家から抜け出して、貯金していくにはどうすればいいのでしょうか? 対策について、確認していきましょう。

1:毎月の支出を把握、可視化する

普段から、「大した金額じゃない」と安心して、余分な買い物をしているかもしれません。そこで、家計簿などで日々の支出を可視化してはどうでしょうか? 不要な支出などが見えやすくなります。最近は家計簿アプリも充実しているので、便利になりましたね。

支出がすぐに通帳に記載されるようにするのも手です。例えば、クレジットカードだと、決済後しばらくしてから引き落とされるので、記載されるまでに時差が生じますよね。一方、デビットカードは、決済と同時に口座から引き落とされるので、すぐに支出記録がつきます。また、引き落とされる残高以上の買い物ができないのも特徴です。

2:固定費の再検討

固定費は、定期的に必ず支払いが発生するもの。例としては、通信費・家賃・サブスクリプションサービスなどがありますよね。基本的に、値段が変動することがないので、うまく見直せば大きく支出を減らせるかもしれません。本当に必要なものなのかどうか、また安いものに変更できないかなど、定期的によく吟味するといいでしょう。

3:お金を介さず(または安く)、物を入手する

単純ではありますが、物をもらう・安いものを買うことも、一つの手段です。お金を使わずに入手できれば、支出は0円になります。

生活用品などについては、フリーマーケットで買う・知人からもらうという方法がありますよ。一つのものを、友人や家族間でシェアするというやり方もありますね。不用品を無料で譲る人たちが集うインターネットサービスもあり、そこでは多くの家具や洋服などが無料で取引されています。

嗜好品としての飲み物などについては、自分で作ることもできますよ。お茶ですと、みかんの皮・ミント・ドクダミ・レモンバームなどから作ることができるんです。また、タンポポの根を天日干し・焙煎することで、代用コーヒーが作れるとか。

物ではありませんが、0円で物事を楽しむという方法もありますね。都内だと、無料で入れる美術館や博物館はたくさんあります。新宿にある都庁の展望台も、無料で東京の夜景を満喫できますよ。無料で夜景を楽しめる場所は、新宿以外に千代田区や港区、世田谷区にもあります。

また、無料で入れる足湯や温泉もたくさんあります! お金をかけずに楽しめる場所を、一度探してみてはどうでしょうか。

4:買う前に「必要なのか」考える

あまり必要がない商品でも、ついつい買ってしまうことがあるかもしれません。例えば、バーゲンセールで安くなった洋服を買おうとした時、「これは本当に必要なのか?」と自分に問うことは大事でしょう。あるいは、「買わずに、誰かから譲ってもらえないか?」と考えるのもありです。

5:浪費を喚起する情報を遠ざける

私たちの身の回りには(特に都会には)、おいしい食べ物・おしゃれな洋服・楽しいエンターテインメントなど、お金を使う動機になるものがたくさんあります。また、テレビやインターネットなどでも、企業の広告を見て「買ってみたい」「行ってみたい」と思うのもよくあることです。最近だと、SNSなどで自分の体験を投稿する人も多く、私たちは浪費を喚起する情報に囲まれています。

フランスの思想家ルネ・ジラールによると、「人間の欲望は生得的なものではなく、他者の欲望の模倣によって形作られる」とのこと。他人が楽しそうにしているのを見て、「自分もしてみたい」と思うのでしょう。

実際、「ほしい」という感情がなければ、お金を使う機会は減ります。浪費する要因となる情報を、意識的に遠ざけてみてはどうでしょうか。

瞑想する女性
(c)Shutterstock.com

浪費家の英語表現について

英語にも、浪費家を表す表現はありますよ。見ていきましょう。

1:spender

「spend」は「お金を遣う、費やす」という意味です。それに「er(する人)」がついて、「お金を費やす人」いう表現になるわけですね。

文章では、「a lavish spender」「a big spender」(いずれも、金遣いが荒い人の意味)のように使われるケースが多いようです。

2:spendthrift

「金遣いが荒い人」「散財家」という意味。名詞だけではなく、形容詞として「金遣いの荒い」という意味もあります。

3:prodigal

形容詞としての「prodigal」には「放蕩な、身を持ち崩した」という意味があります。名詞として用いられる時の意味は、「放蕩者、浪費家」です。

最後に

以上、浪費家について見てきました。男女問わず、浪費家の人はいます。ちょっとした支出の積み重ねが、大きな支出となっていくことは、覚えておきたいもの。普段から、お金の流れを可視化し、無駄な出費は減らしたいものですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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