【目次】
・「金銭感覚」とは?
・「金銭感覚」がおかしい人の特徴は?
・恋人や友達は大丈夫?「金銭感覚」が合わない人の見分け方
・「金銭感覚」が合わない人と付き合う、メリットやデメリットは?
・これで大丈夫!「金銭感覚」の改善法
・最後に
友達や恋人と買い物や遊びにでかけたとき、「金銭感覚が合わないな…」なんて思うことはありませんか?
「金銭感覚」は明確な基準がないものの、「金銭感覚」が合わない人というのは、どうしても存在します。特に「金銭感覚」がおかしい人と一緒にいると、人間関係だけでなく生活に影響が出ることも…。
今回は、「金銭感覚」の違いの見分け方や、正しい「金銭感覚」の身につけ方について紹介です。
「金銭感覚」とは?
そもそも「金銭感覚」とは、一体何を指す言葉なのでしょうか? 使い方も併せて確認してみましょう。
「金銭感覚」の意味
「金銭感覚」とは、お金に対する考え方のことを指す言葉です。ある金額に対して、多いか少ないかという感じ方や、お金の使い方、使い道なども「金銭感覚」に含まれます。
「金銭感覚」の使い方
「金銭感覚」は、主に他人との価値観を推し量る際に使われる言葉です。そのため、「金銭感覚が合う・合わない」や「金銭感覚のズレを感じる」のように、他人と自分を比較したり、人の感覚について評価するときなどに使われます。
「金銭感覚」がおかしい人の特徴は?
「金銭感覚」が一般的な感覚とずれていると、「金銭感覚がおかしい」と言われ、人から避けられてしまうことも。そうならないためにも、「金銭感覚」がおかしい人の特徴を確認しておきましょう。
1:高価なものを躊躇せず買う
「金銭感覚」がおかしい人は、自分の欲望のままにお金を使います。そのため、「欲しい」と思ったら、お金のことを考えず、すぐに買ってしまうことも。買ってもあまり活用できないものであっても、躊躇なく買ってしまう人は注意しましょう。
2:給料をすぐに使う
給料は基本的に、1ヶ月分を一度にまとめてもらうのが主流です。1ヶ月に一度の給料は、計画的に使う必要があります。それにも関わらず、すぐ使ってしまうのも、「金銭感覚」がおかしい人の特徴のひとつです。
まとまった金額があると、つい気が大きくなって使ってしまい、結果的に次の給料前にお金が足りず困ったりすることがあります。
3:お金を全く使わない
お金を使わなさすぎる人の中には、「将来に対する不安が強く、使うべきところにもお金を使えない」という人もいれば、「そもそも、お金の使い方がわからない」という人も。
「金銭感覚がおかしい人は、湯水のようにお金を使う」というイメージが強いですが、実はお金を使わなさすぎる人も、「金銭感覚」がおかしいといえます。
恋人や友達は大丈夫?「金銭感覚」が合わない人の見分け方
「金銭感覚」が合わない人よりも、「金銭感覚」が合う人と付き合いたい…。そう思っている方も多いのではないでしょうか?
日常で遭遇するシチュエーションの中で、自分にとって「金銭感覚」が合わない人の見分け方を、チェックしておくのがオススメです。
1:プレゼントの値段が異様に高い/安い
プレゼントは、「金銭感覚」の違いが出やすいポイントです。同じ金額であっても、「こんなに高いものを?」と思う人、「せっかくのプレゼントなのにケチ」と思う人に分かれます。プレゼントの値段に関する感覚は、特に恋人関係では重要になりますよ。
2:金額だけで価値を判断する
例えば、特別な日に、「普段行く居酒屋ではなく、クラフトビール専門店など、普段行かないような店に行きたい」と恋人に言われたとしましょう。メニューを見たときに、金額だけを見て高いと思うか、金額の背景を考えて妥当な金額と思うかにより、「金銭感覚」の違いが出ます。
金額だけで判断する人と、金額の背景も含めて判断する人が一緒に行動していると、お金を使う場面で度々違いを感じるため、ストレスがたまりかねません。
3:見栄を張りたがる
女性だとブランド品を買い揃えていたり、男性だといつでも何かをおごったりする人は、この傾向があります。
見栄を張りたがる人は、些細なことにもお金を使おうとするため、一緒にいると金銭的な負担・精神的な負担がかかることも少なくありません。特に恋人にするには少し不安ですよね。
「金銭感覚」が合わない人と付き合う、メリットやデメリットは?
「金銭感覚」が合わない人と付き合い続けるのには、メリットもデメリットも存在します。どんなメリット・デメリットがあるかをチェックし、「金銭感覚」が合わない人とも付き合うかどうか決めるのもオススメです。
「金銭感覚」が合わない人と付き合うメリット
「金銭感覚」が合わない人と付き合うメリットは、新しい価値観を得られることです。これは「金銭感覚」だけでなく、他の価値観が合わない人と付き合う際にも得られるメリットですよ。
また、先述の通り「金銭感覚」がおかしい人は、他の人の「金銭感覚」を参考に、自分の「金銭感覚」を改善する手掛かりになることもあります。「金銭感覚」が合わないからと人を避けるのではなく、「新しい価値観を得られるかも」と考えて付き合うのも、ありかもしれませんね。
「金銭感覚」が合わない人と付き合うデメリット
「金銭感覚」が合わない人のデメリットは、何といっても金銭的・精神的負担がかかることです。特に恋人間で「金銭感覚」が合わないというのは、実は別れの原因に大きく影響を与えます。
夫婦であれば離婚や喧嘩の原因になるので、恋人・夫婦の場合は、「金銭感覚」が合う人を選ぶ方が得策かもしれません。
これで大丈夫!「金銭感覚」の改善法
最後に、「金銭感覚」の改善法について紹介です。「もしかすると、自分は金銭感覚がおかしいかもしれない…」と思った方は、ぜひ試してみてくださいね。
1:予算を決める
趣味にお金を使ってしまう人は、ひと月で趣味にかける予算を決めるようにするのがオススメです。「お小遣い制」のような感覚で使える金額に制限をかけると、欲しいものの中でも優先順位を明確にできるため、優先度の低いものを買わなくなるというメリットがありますよ。
2:お金に頼らない趣味を見つける
買い物やコレクションなど、何かを集めることが生きがいになっていると、いつまでも「金銭感覚」を変えることはできません。まずは、自分にとってお金を使わなくても楽しめるものが何か、探してみるのがオススメです。
3:買うべきものをメモする
つい無駄なものを買ってしまうという方は、買い物の前に、“必ず買うものリスト”を作成するようにしましょう。その日に必要なものだけを買うようにすることで、「あった方が良いかもしれない」と無駄に買うことを防げます。
最後に
「金銭感覚」は、日常の様々なシチュエーションで浮き彫りになります。そのため、自分や周りの人の「金銭感覚」は、あなたの生活や人間関係に影響を及ぼすことも…。
正しい「金銭感覚」と、相手の「金銭感覚」を見分ける方法を身につけることで、金銭的にも精神的にも、余裕のある生活が送れるようになるかもしれませんよ。
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