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2021.11.03

「先勝」ってどんな日? 読み方、意味、避けたほうがいいこと・やってもいいことを解説!

「先勝」とは、どのような日かご存知ですか。「先勝」は、六曜の一つで、午前中であれば吉日とされています。「先勝」の日に行ってもいい行事はどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、「先勝」の意味、避けた方がいい行事や時間帯などについて紹介していきます。

【目次】
「先勝」とはどんな日?
「先勝」は「午後2時まで」が吉日
「先勝」の日の結婚式や入籍は避けたほうがいい?
「先勝」の日の納車は避けたほうがいい?
「先勝」の日のお葬式や法事は避けたほうがいい?
最後に

日にちの吉凶を占うために用いられる「六曜」。カレンダーの日付の下に、「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」の文字が記されているのを見たことがある人も多いのでは? この六曜は、14世紀ごろに中国から日本に伝えられた考え方といわれており、時代とともに名称や順序の変遷を経て今に至ります。

それぞれの日に意味があり、その日の吉凶に加え、時間帯による吉凶や「やってはいけないこと」が存在しています。大安や仏滅はなじみがある人も多いと思いますが、今回は、六曜の一つ「先勝」について説明しましょう。

「先勝」とはどんな日?

「先勝」の読み方、わかりますか? カレンダーで目にはしても、日常会話で使う人は少ないかもしれません。この機会に意味も含めて、一体どんな日なのか、しっかり理解しましょう!

読み方は?

先勝は、「せんしょう」または「せんかち」と読みます。どちらで読んでも間違いではありません。さらに同じ意味で「先勝ち(さきかち)」とする場合もあります。

(c)Shutterstock.com

その意味を解説

「先勝」の意味は、辞書によると「暦注の六曜の一。万事急ぐをよしとし、午前を吉、午後を凶とする日。先勝日。」とあります。(<小学館 デジタル大辞泉>より)。一般的に使われている意味は、文字通り「先んずれば必ず勝つ」ということなので、「何事も急ぐと良い日」と解釈されます。「先勝の日に何か大事なことをするのであれば、午前中にするべき」というのが日本での風習です。

「先勝」は「午後2時まで」が吉日

六曜が記されたカレンダーをよく見ると、全ての日に六曜が当てはめられて、並び順も基本的に決まっているのがわかります。「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番です。「先勝」の基準日は、1月、7月の1日です。その日に「先勝」を当てて、それ以降は順番に、友引・先負・仏滅・大安・赤口が配されてます。大安から数えると「先勝」は3番目に来る日となります。

(c)Shutterstock.com

また、基本の並び方より優先される決まり事として、旧暦1日ごとに必ず来る六曜があり、この順番通りにならない時があります。例えば、今回の取り上げる「先勝」は、旧暦1月1日と7月1日には必ず配置されます。先勝の前の六曜は通常なら、「赤口」ですが、旧暦1月1日は12月31日が赤口ではなかったとしても強制的に「先勝」になり、並びがリセットされます。

「先勝」は「午前中が吉」と言われる日ですが、「何時までが午前中」なのかが気になりますね。実は、一般的に六曜の午前中は「午後2時まで」とされています。さらに注意すべきなのが、「先勝」の日は午後2時を過ぎると「吉が凶に変わる」ととらえること。この午後2時からの凶は午後6時頃まで続くとされます。

「先勝」の日の午後、何か大事なことをする必要が場合、六曜に配慮したい人は午後6時を過ぎてから行うとよいかもしれません。

「先勝」の日の結婚式や入籍は避けたほうがいい?

(c)Shutterstock.com

「先まわりすると良い日」なので、「先勝」の午前中に、結婚式やお見合いなどのお祝いごとを行うのは良いとされています。「先勝」は、午前中であれば吉日なので、六曜を大事に考えている人は、この日を選ぶとよいですね。一般的にお祝いごとは「大安」または「友引」に行われることが多いのは、皆さんご存知の通りです。

しかし、大安や友引の日は結婚式場が混み合って予約ができないことや、手続きのために役所に行けない場合もありますね。婚姻届けの提出などの手続きは先勝の午前中に行ったり、結婚式や披露宴は午後2時までに開始すれば、気にしすぎる必要はないといえます。結婚式場や披露宴会場は大安の日よりも混雑しないので、式場に相談すると希望する条件が整いやすいかもしれませんよ。

「先勝」の日の納車は避けたほうがいい?

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お祝いごと以外でも「縁起担ぎ」をして、幸先の良さを大切にしたいこともありますね。例えば、新車の納車などは、自分や家族の安全を願ったり、事故などを避けるため、六曜を意識して日を選ぶ人もいることでしょう。ものごとの始まりの日として選ぶのは、大安や先勝などがふさわしいでしょう。納車の場合は事前に納車時間を打ち合わせて、先勝の日の午前中に行うことができます。

「先勝」の日のお葬式や法事は避けたほうがいい?

「先勝」の日に行うのは、お祝いごとだけではありません。お葬式など、突発的に発生する行事や、法事など事前にある程度日にちが決まっている仏事も行うことができます。六曜の考え方に基づくと、お葬式や法事は「先勝の午前中」であれば問題ありません。基本的に「先勝」は勝負事に関わることで意識すると良い日なので、葬儀は勝負事とは関係ないため問題はないとされています。

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法事やお葬式とは別の仏事に「お通夜」がありますね。お通夜はお葬式の前日や前々日から行うことが多く、時間をかけてお弔いをする行事です。多くの場合、夕方から始めて夜通し亡くなった方を想う仏事です。お通夜を「先勝」の日で選んでしまうと、夕方以降の凶日にお通夜が続くことになるので、好まれません。

さらに「先勝」の次は「友引」となっています。実は、「友引」にお葬式をすることが、陰陽道による考えや漢字の印象からも「友を引き連れる」という意味として広まりました。仏事を友引に行うのは縁起が悪いと言われているので、「友引」には葬儀をとり行わないことが多く、火葬場も休場が多いのです。

結果的に、「先勝」の日にお通夜をすると、おのずと葬儀が友引の日となってしまうので、「先勝」にお通夜お通夜を営むことが避けられています。

最後に

(c)Shutterstock.com

日々の暮らしの中で、六曜の考え方を上手に取り入れると慶事や仏事など、人生で大切なことに対しての準備や心構えを気持ちよくできそうですね。六曜を意識することで、前向きになる人もいるかもしれません。とはいえ、仕事や家庭の事情で、予定と六曜が合わないことも当然あるので、とらわれ過ぎる必要はありません。

一方で、自分自身は気にならなくても、知っておくことは大切です。特に、結婚式やお葬式など、人生の節目の慶事や仏事では、自分以外の人々への配慮が必要です。親族や参列者の中には、六曜をとても大事にしている方がいるかもしれないからです。自分の思いとは別に「常識がない」「故人を大切にしていない」と誤解されるようなことはぜひ避けたいものです。

長年、風習として伝えられてきた生活に根ざした決まり事は、念のために関係する人たちと相談して決めることを心がけてみるといいでしょう。人と人との関わりの中で、気持ちよく、生活する知恵の一つとして、この機会にぜひ六曜に触れてみてください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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