1:この花は何の野菜? 栄養満点♡ でも種やサヤには毒性があるアノ食材!
まずは、ネバネバした食感の野菜の花。5000年以上も前から存在していた食材です。
この花は何の野菜?
◆正解は「モロヘイヤ」の花
正解は、モロヘイヤの花でした! アオイ科の野菜で、黄色の花を咲かせます。
β-カロテンがほうれん草の2倍以上も含まれる、モロヘイヤ。皮膚や粘膜の健康をキープ、抗酸化作用が期待でき、美容効果も抜群ですが、モロヘイヤの種や莢(サヤ)には、めまいや嘔吐・下痢の中毒症状を起こす毒性があります。
葉と茎の部分を食べても問題ありませんが、家庭菜園でモロヘイヤを育てたときには、花が咲いた後は収穫しない、収穫した若葉や茎の中に種子や莢を混同させないようにしましょう。
2:この花は何の野菜? 見た目と違いすぎて驚く色鮮やかな食べ物
続いては、緑黄色野菜の代表的な野菜の花です。
この花は何の野菜?
◆正解は「にんじん」の花
正解は、にんじんの花でした! セリ科のにんじんは、秋の終わりから冬にかけて旬を迎えます。
にんじんは、食物繊維、β-カロテン、カリウムなどが含まれ、食卓に彩りを添えてくれるだけでなく、栄養も豊富です。
3:この花は何の野菜? セレブにも人気の美と健康に役立つアノ食材
続いては、独特の苦味がありながら、栄養価がとても高い野菜の花です。
この花は何の野菜?
◆正解は「ケール」の花
正解はケールの花でした。アブラナ科のケールは、緑黄色野菜の王様とも呼ばれ、青汁の材料としても有名。寒さや暑さにも強く、降雪地帯を除き、路地栽培ができる野菜です。
海外セレブたちも美と健康のために、サラダやスムージーにして取り入れている、スーパーフード「ケール」。栄養価は高く、健康的な肌づくり、アンチエイジング、貧血予防、骨の健康維持、目の健康に働きかけ、むくみ対策、便秘改善など期待できます。
4:これは何の野菜の花? 成長すると名前が変わる食べ物!
出世魚のように、野菜にも成長すると名前が変わる“出世野菜”のような食材があります。
次の問題は、そんな野菜のひとつです。
この花は何の野菜?
◆正解は「豆苗」の花
豆苗→サヤエンドウ→スナップエンドウ→エンドウ豆(グリーンピース)と育ち、「豆苗」は若い葉と茎を食べ、「サヤエンドウ」「スナップエンドウ」は若いサヤごと食べ、「エンドウ豆(グリーンピース)」は未成熟の実を食べます。
豆苗は女性に嬉しい栄養素が豊富。なんと50gで成人女性が1食で摂りたいビタミンA、ビタミンC、葉酸を7割以上、特にビタミンKは十分に摂取できます。加熱するとビタミンCや葉酸が失われやすくなるので、スープや味噌汁に入れたり、短時間で炒めたりすると栄養を損なわずに食べられます。
5:この花は何の野菜? 答えは誰でも知ってるアノ食材
5問目は私たちに身近な食材! 「萵苣」と呼ばれる野菜の花です。
この花は何の野菜?
◆正解は「レタス」の花
キク科のレタスは、玉レタス、サニーレタス、ロメインレタス、フリルレタス、サンチュ、サラダ菜と種類がたくさんあり、食べ比べも楽しい野菜。
レタスの原産地は、中国、インドから地中海地域とされ、紀元前2500年ごろの古代エジプトの文書に記載されているとか。
また、レタスは約95%が水分。期待できる栄養価は高くはありませんが、鉄などのミネラル、ビタミンA・C・E、カリウム、食物繊維をバランスよく含んでいる食材です。
6:この花は何の野菜? 花言葉が「不死」の食べ物
続いては、花言葉が「不死」の野菜の花。疲労回復や免疫力アップが期待できる野菜です。
この花は何の野菜?
◆正解は「玉ねぎ」の花
正解は、玉ねぎの花でした。白い小さな花が集まったようなものを咲かせるヒガンバナ科の野菜です。
江戸時代に長崎へ伝来した、玉ねぎ。硫化アリルやケルセチン、食物繊維、カリウムが含まれ、血液をサラサラにしてくれる効果や疲労回復、むくみ解消、免疫力アップ、動脈硬化予防などに役立ちます。
7:この花は何の野菜? 答えは… 秋に旬を迎える栄養満点な食材
最後の問題は、家庭菜園でつくることができる野菜。
この花は何の野菜?
◆正解は、「チンゲン菜」の花です!
正解は、チンゲン菜の花でした。チンゲン菜はアブラナ科の食べ物で、旬は、春(3月〜5月)と晩秋(11月〜12月初めごろ)。
チンゲン菜は、ビタミンA・C・E、β-カロテン、鉄、カルシウムを豊富に含み、肌の老化や免疫力向上に役立ちます。油との相性もよいため、炒めたり、茹でたりすると、ビタミンAやカロテンも増加。整腸作用もあり、便秘解消、メンタルを安定させる働きも期待できます。