この花は何の野菜? 家庭菜園でつくることができるアノ食材
家庭菜園でつくることができる野菜はたくさんありますが、みなさんは何かつくっているものはありますか?
今回は、プランター菜園ができる野菜の花を紹介します。
この花は何の野菜か知っていますか?
正解は、「チンゲン菜」の花です!
正解は、チンゲン菜の花でした! チンゲン菜はアブラナ科の食べ物で、美味しい時期は、春(3月〜5月)と晩秋(11月〜12月初めごろ)。
日本の主な生産地は、茨城県、静岡県、愛知県などで、この3県で国内生産量の約半数を生産しています。
漢字では「青梗菜」と書き、発音は、チンゲンツァイ。チンゲン菜は中国がルーツだということがわかりますね。
◆チンゲン菜の歴史
上記の通り、チンゲン菜は中国中南部が原産地。現在でも中国で盛んに栽培され、中国における青菜の栽培量の約6割を占めているのだとか。中国ではそれほど親しまれているのですね。
日本へは、1972年に日中国交回復により中国ブームが起き、種子が伝来。1年に8〜10回ほど収穫できるとして、すぐに普及していったのだそう。
◆チンゲン菜の栄養
シャキッとした歯応えが魅力のチンゲン菜。気になる栄養は?
チンゲン菜は、ビタミンA・C・E、β-カロテン、鉄、カルシウムを豊富に含み、肌の老化や免疫力向上に役立ちます。油との相性もよいため、炒めたり、茹でたりすると、ビタミンAやカロテンも増加。整腸作用もあり、便秘解消、メンタルを安定させる働きも期待できます。
◆チンゲン菜の選び方
美味しいチンゲン菜の選び方はこちら!
・葉が緑で鮮やかなもの
・葉の厚みがあるもの
・軸の部分が短く、比較的葉が密集しているもの
・根本がふっくらしているもの
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チンゲン菜の花から種類・栄養・選び方まで紹介しました。チンゲン菜は味にクセが少なく、火を通すとより鮮やかになるため、見た目も楽しい食材。炒め物や餡かけなど、さまざまな調理に応用できるので、毎日の食卓の味方です。今度の買い出しに選んでみてください。