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LIFESTYLE

2022.06.02

盆踊りの起源は念仏踊り! 踊り方や人気の曲、三大踊りについて紹介

盆踊りの起源は仏教の念仏踊りです。しかし、単に宗教行事ではなく娯楽としての側面もあり、現在も日本各地で親しまれています。踊り方の基本や全国的によく使われる曲、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

盆踊りの起源は念仏踊り

(c)Shutterstock.com

盆踊りは、その名のとおり、お盆の時期に踊る踊りです。あの世から帰ってきたご先祖様を十分にもてなした後、またあの世に送り出すときに盆踊りを踊ります。

そもそもお盆のときに踊りを踊るようになったのは、念仏踊りが由来です。念仏踊りとは念仏を唱えながら踊るもので、同じく仏教行事であるお盆と結びつき、盆踊りが誕生したといわれています。

娯楽としての側面もあった盆踊り

現在では、盆踊りは仏教行事というよりは娯楽の側面が大きいです。町内で盆踊り大会を実施し、夏の夜を楽しむ方も多いでしょう。

盆踊りが娯楽の一つになったのは、古い歴史があるとされています。江戸時代の盆踊りも、仏教行事というよりは男女が出会う娯楽の一つとして認識されていたようです。

お盆は旧暦では満月の日にあたるため、電気のない江戸時代でも夜が明るく、遅くまで楽しく踊ることができたのでしょう。

民芸運動をきっかけに再度人気が高まった

盆踊りが誕生したとされる室町時代から現代まで、いつでも盆踊りは人気があったのではありません。江戸時代や明治時代には、盆踊りをする習慣がない地域もあったと考えられます。

盆踊りが現在のように日本各地で見られるようになったのは大正時代以降です。大正時代には日常生活から美を発見する民芸運動が各地で起こり、祭りの行事として盆踊りも注目されるようになりました。

また、レコードが普及したことでより気軽に踊れるようになったことも、盆踊りの盛り上がりに一役買ったとされています。

盆踊りの踊り方

(c)Shutterstock.com

盆踊りは日本全国に普及したことからもわかるように、誰もが踊れる簡単な動きが特徴です。ぜひ踊り方をマスターし、盆踊りを踊ってみましょう。

ただし、盆踊りは地域や曲によっても踊り方が異なるため、すべての踊りをマスターすることはできません。基本となる歩き方とポーズを解説するので、ぜひ覚えて、曲や地域に合わせてアレンジしてください。

基本はナンバ歩き

盆踊りの基本はナンバ歩きです。ナンバ歩きとは右足と右手、左足と左手を同時に出す歩き方で、盆踊り以外にも日本舞踊や歌舞伎などの動きに使われています。

まずは少し腰をお通して、ナンバ歩きをしてみましょう。ナンバ歩きに慣れると、盆踊りの動きがより自然でスムーズになります。

なお、観光やイベントとして盆踊りをしている場合を除き、地域の盆踊り大会は誰もが参加できることが特徴です。曲の途中からでも参加できますが、輪や列に入るときは前後の人に「失礼します」と声掛けするようにしましょう。

山・月・波・柳の4ポーズをマスターする

多くの曲では、手拍子から入ります。手をずらさずに真っすぐに打ちましょう。手拍子以外は山と月、波、柳の4つのポーズを覚えておきます。それぞれのポーズの作り方を見ていきましょう。

<山のポーズ>
左手と左足を後ろに下げ、右の手のひらを額にかざします。その次に右手と右足を後ろに下げ、左の手のひらを額にかざしましょう。遠くにある富士山を眺めている気持ちで手をかざすと、よりポーズが様になります。

<月のポーズ>
一歩踏み出し、両腕を丸く挙げて大きな丸を作りましょう。満月をイメージして、きれいな正円を作ります。

<波のポーズ>
左足と左手を同時に出し、左手の上に右手を重ねます。次に右足と右手を同時に出し、右手の上に左手を重ねましょう。川や人などの波をイメージしたポーズなので、流れるようにスムーズに動かすことがポイントです。

<柳のポーズ>
左手を額にかざして、右手で左の肘を支えます。そのとき、右足は左足のくるぶしに触れるように動かしましょう。その後、右手を額にかざして、左手で右の肘を支え、左足は右足のくるぶしに触れるように動かします。

盆踊りの定番曲

(c)Shutterstock.com

地域によって盆踊りの曲は異なりますが、いくつか定番の曲もあります。日本全国の盆踊りでよく踊られる曲としては、次の3つが挙げられるでしょう。

・炭坑節
・東京音頭
・八木節

それぞれの歌詞の内容や踊りのコツについてご紹介します。いずれも人気かつ定番の曲ばかりなので、曲にまつわるエピソードなども覚えておきましょう。

炭坑節

「月が出た出た、月が出た」のフレーズを、聞いたことがあるかもしれません。これは炭坑節と呼ばれる歌で、もともとは福岡県田川市で歌われていた民謡であり、労働歌でもありました。満月の頃のイベントにも合う歌詞のため、盆踊りの曲として使われたと考えられます。

炭坑節は曲に合わせて太鼓をたたくことが多いです。最初は表拍で途中で裏拍に変わるため、少し踊りにくくなることがあります。

東京音頭

東京音頭は、もともとは日比谷公園の盆踊り大会で踊られていた丸の内音頭がベースとなった曲です。そのため、上野や銀座、隅田などの日比谷の近くの地名や川名が歌詞に織り込まれています。

また、東京音頭は鹿児島おはら節の曲も一部引用していることが特徴です。現在では東京を代表する音頭として知られ、東京に本拠地がある野球やサッカーなどの応援歌にも使われています。

八木節

全国の盆踊りで踊られる八木節は、もともとは群馬県と栃木県で広く知られた音頭です。両県では小学校などの運動会でも踊ることがあるため、老若男女を問わず多くの方が踊れるといわれています。

八木節の由来は、江戸時代の終わりごろに栃木県の八木宿に働きに来ていた女性がふるさとを懐かしんで歌った歌です。その歌を八木や群馬県の木崎で働いていた馬方が聞きつけ、真似をして歌うようになり、盆踊りの歌としても使われるようになりました。

八木節は歌詞が幾通りもあることが特徴です。7・7調で言葉を並べれば簡単に歌詞が作れるので、歴史上の有名人や観光名所などを入れて、自由にアレンジして楽しめます。

三大盆踊り

(c)Shutterstock.com

盆踊りは日本全国で見られますが、中でも有名な盆踊りを「三大盆踊り」と呼ぶことがあります。三大盆踊りは、次の3つを指すことが一般的です。

・阿波踊り
・郡上(ぐじょう)踊り
・西馬音内(にしもない)踊り

それぞれどのような由来のある踊りでいつ実施されるのか、また、どのような特徴があるのかわかりやすく解説します。

阿波踊り

阿波踊りは徳島県徳島市の盆踊りです。歴史は400年以上あり、踊り手だけでも10万人を数えるといわれています。通常、8月12日~15日の4日間開催され、徳島県内だけでなく全国からも観光客が押し寄せます。

阿波踊りといえば、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」のフレーズが有名です。とはいえ、どの団体も整列して踊っているので、外部の方は見る阿呆に徹しましょう。

郡上(ぐじょう)踊り

郡上(ぐじょう)踊りは、岐阜県郡上市の盆踊りです。こちらも阿波踊りと同じく400年以上の歴史があり、郡上八幡の城下町で踊り継がれてきました。

郡上踊りは7月の中旬から9月の上旬にかけて長期間開催されますが、そのなかでも8月13日~16日の徹夜踊りは見どころです。誰でも参加できるので、観光客も一緒に踊って楽しめます。

西馬音内(にしもない)盆踊り

西馬音内(にしもない)盆踊りは秋田県羽後町の盆踊りです。700年以上の歴史を有する踊りといわれ、毎年8月16日~18日に開催されます。

西馬音内盆踊りは、彦三頭巾(ひこさずきん)と呼ばれる目の部分に穴の開いた頭巾を被って踊ることが特徴です。また、重要無形民俗文化財にも指定されています。

誰でも参加できるのも盆踊りの魅力

ほとんどの盆踊りは、誰でも参加できます。ぜひ踊り方をマスターして町内の盆踊りに参加してみましょう。

旅先で盆踊りを見たときは、参加できるのか尋ねてから踊るといいかもしれません。また、どのような由来なのか知っておくと、より楽しめるでしょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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