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2025.07.04

【お中元のお礼状】知っておきたいマナーと書き方、例文を紹介

お中元をいただいたときは、お礼状を出すことが一般的なマナーです。投函するタイミングなどの知っておきたいポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください。また、ビジネスの相手や親戚など、差し出す相手ごとの例文も紹介します。

お中元をいただいたときはお礼状が必要

(c)Adobe Stock

お中元をいただいたときは、お礼状を出すことがマナーです。電話でお礼を伝えるのも間違いではありませんが、手紙にしてお礼を伝えるとより丁寧な印象を与えることができるでしょう。

なお、お礼状では、贈ってくれたことに対するお礼の気持ちだけでなく、受け取った物に対する感想も伝えることができます。しかし、感想を伝えることよりも感謝を伝えることがお礼状の主な目的のため、食べ物などをもらったときに食べる前にお礼状を送っても失礼には当たりません。

お中元を贈った相手でもお礼状は必要

お中元を贈った相手からお中元を受け取った場合も、お礼状は必要です。

お中元は普段の感謝を伝え、季節の挨拶をするために贈ります。一方、お礼状は受け取ったお中元に対して「ありがたい」という気持ちを伝えるために送るものです。お中元とお礼状は明らかに目的が異なるので「相手にお中元を贈ったのだからお礼を言う必要はないだろう」と考えるのではなく、省略せずにお礼状を贈るようにしましょう。

【お中元のお礼状】知っておきたい5つのマナー

(c)Adobe Stock

お中元のお礼状にはいくつか押さえておきたいマナーがあります。そのなかでも特に知っておきたいマナーとしては次の5つが挙げられるでしょう。

1. 可能な限り早く投函する
2. 手紙でもハガキでもOK
3. 季節の挨拶も含める
4. 家族による代筆も可能
5. 次回以降はお中元を断るときもお礼状で伝える

それぞれのマナーについてわかりやすく解説します。

可能な限り早く投函する

お中元のお礼状は、可能な限り早く投函します。お中元を贈った側は「ちゃんと着いたかな?」と不安に思っている可能性があるので、早くお礼状を送って「確かに受け取ったよ」ということを伝えるほうが良いでしょう。

また、食べ物をいただいたときは「せっかくなら食べてから感想も伝えよう」と考える方もいます。しかし、食べた感想は後日会ったときでも伝えられるので、まずはいただいたことに対するお礼を少しでも早く伝えるようにしましょう。

手紙でもハガキでもOK

お礼状は、手紙でもハガキでも問題ありません。お礼だけでなく近況なども伝えたいときは、手紙も良いかもしれません。手紙であれば封筒の中に便箋以外も入れられるので、親族にお礼状を書くときは写真を同封して子どもの成長なども伝えることができるでしょう。

ただし、いずれの場合も、お礼の気持ちを真摯に伝えられるものを選ぶことが必要です。余った年賀状などは避けましょう。

親しい間柄であればメールでもOK

親しい間柄であれば、メールでお礼状を送ることもできます。メールに写真を添付すれば、家族の近況なども伝えられるでしょう。ただし、年に数回しかメールで連絡しない方へのお礼状は、やはり手紙などの紙が好ましいと考えられます。本当にありがたく思っていることが伝わるように、面倒に思わずに手紙やハガキで送りましょう。

季節の挨拶も含める

お中元のお礼状には、お礼の言葉だけでなく、季節の挨拶も含めるようにしましょう。そもそもお中元は季節の挨拶の意味がある贈り物なので、受け取った側も季節の挨拶をするほうが自然です。

また、コロナなどの時候の挨拶も含めることができます。重苦しくならないように配慮しつつ、その年ならではの話題も入れて文章を仕上げるといいですね。

家族による代筆も可能

お中元のお礼状は、できれば受け取った本人が書くようにしましょう。しかし、宛名に「○○様 ご家族」のように家族も含まれているときは、本人ではなく家族がお礼状を代筆しても失礼には当たりません。

また、宛名に「○○様 ご家族」と記載されていない場合でも、明らかに家族のことを考えた贈り物であれば、家族がお礼状を出すのも自然なことといえます。例えば、お菓子や食材などの家族みんなで食べるもの、洗剤やタオルなどの家庭内の消耗品などは、宛名の本人だけでなく家族も使って当然です。

本人が忙しくすぐにお礼状を出すことができないときは、家族が代筆してお礼の気持ちを伝えましょう。ただし、上司や取引先などの目上の人にお礼状を出すときは、代筆は失礼に当たるため、本人が書くようにしましょう。

次回以降はお中元を断るときもお礼状で伝える

会社や立場によっては、お中元などの個人的な贈り物を受け取ってはいけないと定められている場合があります。このようなときにはお中元を送り返すのではなく、次回以降はお断りするという形にしましょう。

お礼状のなかで「今後はお気遣いはなさいませんように」「今後はお気持ちだけ頂戴いたします」と伝えることができます。相手に対して失礼にならないように、文章を練りましょう。

【お中元のお礼状】相手別の例文を紹介

手紙を書く女性
(c)Adobe Stock

お中元のお礼状は、次の構成で書くと文章のまとまりが良くなります。

1. 挨拶の言葉
2. 時候の挨拶
3. 相手の近況を尋ねる言葉
4. お礼の言葉
5. 相手の健康を尋ねる言葉
6. 結びの言葉

また、相手によっても文章を工夫する必要があります。次の3つのケースに分けて例文を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

・ビジネス関連
・家族や親戚
・友人や知人

お中元のお礼状例文
  1. ビジネス関連
  2. 家族・親戚
  3. 友人・知人

ビジネス関連

取引先の会社からお中元を受け取ったときは、次のような言葉でお礼の気持ちを伝えましょう。


盛夏の候、貴社におかれましては、益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。
平素からご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度はお心のこもったお中元の品をありがとうございました。一同、感謝しております。
皆さまのご健勝をお祈りしております。


拝啓
貴社におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
本日は結構なお中元の品を賜り、有難く拝受しました。本当にありがとうございます。
また、今後とも変わらぬご交誼のほどをお願い申し上げます。


家族・親戚

家族や親戚からお中元を受け取ったときは、次のように少しカジュアルに気持ちを伝えることができます。


拝啓
毎日暑さの厳しい日が続いております。
この度はお中元の品を頂戴し、誠にありがとうございます。
さっそく家族そろっておいしくいただきました。お心遣いに大変感謝しております。
暑さはまだ続きます。どうぞご自愛くださいませ。


ようやく夏本番となりました。皆々様もお変わりなくお過ごしでしょうか。
この度は子どもたちも大好きなマンゴーを送っていただき、ありがとうございました。皆、喜んでおります。
厳しい暑さが続きますので、お身体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。


友人・知人

友人や知人にお礼状を送るときは、普段の関係性も踏まえて言葉を選びましょう。


本日、お中元を受け取りました。
いつも細やかなお心遣いとセンスの良さに驚かされます。本当にありがとうございました。
次にお会いできる機会を楽しみにしております。


猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
この度は、私の大好物をお贈りくださり、本当に嬉しく頂戴いたしました。
さっそく皆でいただこうと思っております。まずはお礼まで。


お中元をいただいたらお礼状で感謝を伝えよう

お中元をいただいたら、期間を空けずにすぐにお礼状で感謝を伝えましょう。また、感謝だけでなく相手への気遣いを言葉で表現することも大切です。文章を練り、受け取って嬉しいお礼状に仕上げましょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

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